旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

横浜市神奈川区

福助湯(横浜市神奈川区西寺尾)

福助湯(横浜市神奈川区西寺尾)不定休とする銭湯は意外と多いと思うが、福助湯の訪問も三度目の正直となった。大口駅東口よりバス通りに出たら北へ。東海道貨物線のガードの先に立つ大きな煙突が目印。足場を組んでいたから一瞬ドキッとしたが、隣地で住宅を新築するようだ。玄関先には屋号にちなんで福助のタイル絵もあるが、傘立てに隠れてしまっているのは残念。こうした銭湯は実に多いが、雨の日以外は見せるようにしたらいかがかと。ちなみに建物の右手にコインランドリーを併設。左手に隣接しているのは空き店舗。

福助湯(横浜市神奈川区西寺尾)脱衣所に定休日が記されてあったが、毎月8の日を基本としているのか10日おき。番台には品の良いおばあさん。テーブルに椅子4脚のセット、女性の脱衣所との境壁にはテレビ。そして男女とも1帖ずつ浴室側にガラス張りの空間があって、そこには植栽が茂っている。熱帯植物園みたいな演出か。

土曜日の16時頃に訪ねたが、常連客ばかり10人ほどで賑わっていた。洗い場のカランは女湯との境壁に6、5-5の島、外壁側に5+立ちシャワー1の順に並んでいる。島列はシャワーが付いていないので、10人もいれば実質満員といったところ。湯船は奥に2つ並んでいて、大きい方はバイブラ湯、小さいほうは座湯ジャグジー(2人分)。背景は茶色のレンガ調タイルだが、山をイメージしているのか何とも言いがたい。

装飾が素晴らしいわけでもなく、設備が充実しているわけでもないが、普通の銭湯だからこそ地元の常連に愛されているというわけか。大口界隈もだいぶ銭湯が減ってしまい、大口通りの鷲の湯や馬場の喜久の湯といった駐車場を備えた大型銭湯が人気だが、昔ながらの銭湯にもぜひ立ち寄ってほしい。

福助湯(神奈川県浴場組合)
福助湯(横浜市浴場組合)

福助湯
住所/横浜市神奈川区西寺尾2-2-6 [地図
電話/045-421-4826
交通/JR横浜線大口駅東口より徒歩8分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/15:00〜23:00、不定休

井川湯(横浜市神奈川区子安通)

井川湯(横浜市神奈川区子安通)湯船の種類がたくさんある銭湯もよいが、堂々たる宮造りの銭湯もよい。しかし、庶民的な風呂屋の風情を味わいたいならば、路地裏にひっそりと佇む銭湯を訪ねるとよいだろう。井川湯は京急子安駅より徒歩4分。駅の南側を東西に通る第一京浜(国道15号線)より、細い路地を入っていく。この近辺はかつて漁師町だったらしく、船宿も数軒が営業中。民家が密集し、通り端には井戸もある。『さぁ、ヨコハマ銭湯へ行こう!』(横浜市浴場協同組合)によると、井川湯の創業は明治後期とのこと。横浜市内の現役の銭湯としては、五本の指に入る歴史の古さだ。

井川湯(横浜市神奈川区子安通)井川湯(横浜市神奈川区子安通)井川湯(横浜市神奈川区子安通)

玄関先には富士山と鯉のタイル絵。井川湯に限ったことではないが、どうして傘立てで隠してしまうのか。しかしながら、早くも期待が高まる。こういう銭湯って実は素晴らしいペンキ絵だったりするのだ。やはりと言うべきか、玄関の戸を開けて目に飛び込んできたのは赤富士の堂々たる姿。逸る気持ちを抑えて番台で料金を支払う。こじんまりとした銭湯なので、脱衣所は片側の壁面、しかもその半分だけにしかロッカーはなく、もう半分は常連さんの洗面道具の棚になっている。常連さんと思しき先客が2〜3人いたが、みんなカゴを使っているようだ。

井川湯(横浜市神奈川区子安通)浴室は手前に洗い場、奥に湯船という配置だが、いかんせんこじんまりとした銭湯なのでカランは左右に6つずつあるのみ。知る限りだと小田原の田浦湯(⇒記事)と双璧をなす、神奈川県ワンツーの規模。女湯との間仕切り壁にはタイル絵が3枚。三保の松原、二宮尊徳、忍野八海か。湯船は深湯と浅湯の2つに仕切られており、びっくりするくらいお湯が熱い。温度計は48℃を指しているが、おそらく45〜46℃といった感じ。湯船のすぐ上には「お客来い来い」で縁起のよい鯉のタイル絵。そしてこれまた縁起がよいと言われている赤富士のペンキ絵。昨年9月に中島盛夫師によって描かれたもの(⇒詳細)。大胆な構図と色彩によって強烈なインパクトを放っている。

井川湯(横浜市神奈川区子安通)客は数人しかいなかったが、みな近所の常連さん。おじさんの1人にいたっては、上半身裸のまま洗面器を小脇に抱えて帰っていった。交通量の多い第一京浜からわずかに入っただけなのに、横浜の下町風景を深く実感できるとは! たいていの人は銭湯イコール唐破風・宮造りの外観を想像するかもしれないが、井川湯はよい意味で期待を裏切る典型。暖簾をくぐって、ひさびさに「ヒット!」と感じた銭湯だった。

井川湯(神奈川県浴場組合)
井川湯(横浜市浴場組合)

井川湯
住所/横浜市神奈川区子安通1-165 [地図
電話/045-461-5750
交通/京急子安駅より徒歩4分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/15:00〜22:00、不定休(月3回)

親松の湯(横浜市神奈川区六角橋)

親松の湯(横浜市神奈川区六角橋)横浜六角橋の仲見世通り商店街は、戦後のバラック市に端を発し、いまでも狭い通りに個人商店が密集している。今年8月某日に発生した火災では16棟を焼いたといい、早期の再建が望まれるところ。そして下町風情は永久に残してほしいものだ。そんな六角橋の町には2軒の銭湯がある。白楽駅寄りには以前ご紹介した千代田湯(⇒記事)。そして商店街の反対側、六角橋交差点の近く(三浦藤沢信金の角を入る)に親松の湯。猫企画さんを訪問したあとに立ち寄ってみた。

親松の湯(横浜市神奈川区六角橋)親松と書いて「しんまつ」と読むらしい。屋号の由来は聞かなかったが、店の前には立派な松の木が一本、斜めに生えている。建物は路地に面しているが、電飾看板は大通りからもよく目立つ。ちなみに看板には「ラドン浴泉」「バスタイムセンター」の文字。玄関先を洋風に、そしてフロントへと改装しているが、脱衣所から見上げれば格式のある折上格天井で、かなり大きな絵画も飾られている(戸部の記念湯(⇒記事)に似た感じ)。『さあ、ヨコハマ銭湯へ行こう!』によると、先代が描いた100号の油絵「裏金時」とのこと。脱衣所は1間ほど、浴室は半間ほど建て増ししているようだ。脱衣所はこじんまりとしているが池のある庭に面している。

浴室は手前に洗い場、脱衣所に突き出す格好でサウナ、奥に湯船が並んでいる。カランは間仕切り側に4つと立ちシャワー2つ、島が6-6と6-5、壁側に5つ(この列のみシャワーなし)。また壁側には小さな水風呂もある。3つ並んだ湯船のうち、間仕切り側はサッシで完全に仕切った空間に2帖ほどの湯船。俗に言う「カプセル風呂」で、ガリウム石温浴泉(これが「ラドン浴泉」というわけか)の日替わり湯。この日は「はちみつ」。やや緑がかってはいるが、全体としては黄色く、しかも甘いにおいが漂っていた。そして真ん中は寝湯のバイブラ湯が2人分。そしてもう1つはコーナーに石を並べて岩風呂に見立てている。この湯船がいちばん大きいけれど、ジャグジーは1基だけ。また、真ん中の湯船とともに袋詰めした備長炭を浮かべている。いずれの湯船もぬるめの湯加減がいい感じだ。

かつて市電の終点だった六角橋は、横浜の旧市街地だと言えるだろう。現在2軒だけ残る銭湯はどちらも下町情緒を感じさせる。近所にある神奈川大学の学生にも積極的に利用してほしいなぁと思う。

親松の湯(神奈川県浴場組合)
親松の湯(横浜市浴場協同組合)

親松の湯
住所/横浜市神奈川区六角橋2-15-5 [地図
電話/045-491-8196
交通/東急東横線白楽駅より徒歩9分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
     サウナ別途100円
時間/14:30〜24:00、毎週水曜日定休
カテゴリー
タグ絞り込み検索
コメント
月別アーカイブ
記事検索
プロフィール
ツイッター
まぼろしチャンネルで連載中!
まぼろしチャンネル

昭和レトロ総合サイト「まぼろしチャンネル」で温泉レポート連載中。全国から選りすぐったディープで、どローカルな温泉をご紹介します。「いかす温泉天国」(5ch)をよろしく!
当ブログ掲載の情報について
当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

神奈川県浴場組合ホームページ
ベイスターズニュース
面白かったら↓をクリック!

にほんブログ村 旅行ブログ 日帰り温泉・スーパー銭湯へ
にほんブログ村 野球ブログ 横浜ベイスターズへ
blogram投票ボタン


人気ブログランキングへ
アクセス数(PV)
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
メッセージはこちらからどうぞ