府中市内には現在5軒の銭湯が営業中。いずれも郊外型の佇まいだが、今回は府中駅に最も近い桜湯へ。大正ロマンをテーマに、2020年1月リニューアルオープン。その際に「府中湯楽館」の名が添えられた。真っ白なエントランスは銭湯のイメージとはかけ離れており、あやうく徒歩でも素通りするところだった。フロントから脱衣所までの間には漫画本がずらりと並んでおり、腰掛けて読みふける若者の姿も。初訪問で戸惑うが、近所にあったら通いたくなる銭湯だ。
ロッカーの扉には金魚のデザインをあしらい、洗い場では立川湯屋敷梅の湯の桶を使用。ここは梅の湯の姉妹店で、休業していた銭湯を主人自らリニューアル。浴室自体はコンパクトで、洗い場は10人分ほど。もともとあった1列分には椅子5脚を置いて、主にサウナ客の休憩スペースとしている。
サウナは別途300円。ベンチは上下2段、遠赤外線ヒーター、テレビなし。温度計は100℃を指しているわりに穏やかだし、水風呂もまたしかり。それでもサウナ客が多い理由は、おそらく椅子5脚だろう。サウナに入る回数が増えるし、浴室での滞在時間も長くなる。
看板にもある通り、湯船は2つ。替わり湯はバドガシュタインの天然鉱石風呂。バイブラやジャグジーなどがひとまとめになったマッサージバス。浴室に大正ロマンは感じられなかったが、普段使いにはちょうどいい銭湯だ。駅から近いので仕事や買い物帰りに便利だし、若い客層でも利用しやすい気軽さがあった。
・府中湯楽館 桜湯(東京銭湯マップ)
府中湯楽館 桜湯
住所/東京都府中市宮町1-23-3 [地図]
電話/042-361-2173
交通/京王線府中駅より徒歩3分
料金/大人480円、中人180円、小人80円
サウナは別途300円
時間/16:00〜23:00、年中無休
ロッカーの扉には金魚のデザインをあしらい、洗い場では立川湯屋敷梅の湯の桶を使用。ここは梅の湯の姉妹店で、休業していた銭湯を主人自らリニューアル。浴室自体はコンパクトで、洗い場は10人分ほど。もともとあった1列分には椅子5脚を置いて、主にサウナ客の休憩スペースとしている。
サウナは別途300円。ベンチは上下2段、遠赤外線ヒーター、テレビなし。温度計は100℃を指しているわりに穏やかだし、水風呂もまたしかり。それでもサウナ客が多い理由は、おそらく椅子5脚だろう。サウナに入る回数が増えるし、浴室での滞在時間も長くなる。
看板にもある通り、湯船は2つ。替わり湯はバドガシュタインの天然鉱石風呂。バイブラやジャグジーなどがひとまとめになったマッサージバス。浴室に大正ロマンは感じられなかったが、普段使いにはちょうどいい銭湯だ。駅から近いので仕事や買い物帰りに便利だし、若い客層でも利用しやすい気軽さがあった。
・府中湯楽館 桜湯(東京銭湯マップ)
府中湯楽館 桜湯
住所/東京都府中市宮町1-23-3 [地図]
電話/042-361-2173
交通/京王線府中駅より徒歩3分
料金/大人480円、中人180円、小人80円
サウナは別途300円
時間/16:00〜23:00、年中無休