旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

足立区

THE SPA西新井(東京都足立区西新井栄町)

THE SPA西新井(東京都足立区西新井栄町)最近はサウナ室で行われる「ロウリュ」を目当てに温浴施設を訪ねることが多いが、今回向かったのは足立区は西新井。その名もズバリ「THE SPA西新井」。東武伊勢崎線の西新井駅より徒歩3分の好立地にあって、スポーツクラブを併設。世田谷区の「THE SPA成城」の姉妹店として、平成20年にオープンした。

THE SPA西新井(東京都足立区西新井栄町)サイゼリアなどがテナントとして入居するするビルの3〜4階が温泉施設、5〜6階が系列のフィットネスクラブ。エントランスには券売機もあるが、今回は「温泉ぴあ」の半額クーポンの利用であるため、入館料金を含め飲食などは退館時の精算。フロントではリストバンドを受け取る。

浴室内には温泉浴槽と5種類のジャグジー(女湯はシルキーバス)、ドライサウナと水風呂。都内に湧く温泉といえば「黒湯」をイメージするが、こちらは無色透明。しかも塩分を多く含んでおり、海水にも似た肌ざわりや匂いを実感できる。その塩分量たるやテレビ番組のランキングで紹介されたという。露天風呂は岩風呂(正確に言うと縁に岩をいくつか並べただけ)に加え、男湯が寝ころび湯、女湯がつぼ湯。いずれの湯船でも温泉を使用しているが、岩風呂のお湯はうっすら茶褐色。地下1,500mから湧出しているという。

都内の温泉・塩分ランキング
1位:葛飾区「古代の湯」32.277mg/kg
2位:豊島区「染井温泉SAKURA」31.528mg/kg
3位:足立区「THE SPA西新井」29.039mg/kg
※ナトリウムイオン(9855mg)、カリウムイオン(134.0mg)、
 塩素イオン(19050mg)、硫酸イオン(0.3mg)の合計
(朝日放送系「みんなの家庭の医学」)


こちらの施設のもうひとつの売りが、サウナ室で行われているロウリュ。毎週水曜日〜金曜日は20:00、土日は18:00に行っている。口コミサイト「@nifty温泉」の突レポには、スーツ姿の熱波師が登場すると紹介されていたが、これはイベント開催時。この日は定刻より少し遅れてTシャツ姿の熱波師3名がやってきた。タワー式の室内には常連客を中心に20人ほどが詰め掛け、すでに熱気むんむん。熱波師のトリオ漫才のようなトークが繰り広げられたあと、ようやくロウリュを開始。

ところで、このサウナは遠赤外線式のため、どうやってロウリュを行うのかと思いきや、バケツの中には焼けた石が入っており、そこにアロマオイルを投入。いわゆる「バケツ熱波」だった。発生する蒸気は少ないが、立ち上ったらすぐさま熱波師がタオルで煽ぎ、室内の空気を回旋。そのあと1段目の客より30発、2段目の客には50発というふうにハードルが上がっていく。「パネッパパネッパ…」の掛け声に応えるように、最後は「パネスゲー」で終了。サウナ室は異空間と化していた。

THE SPA西新井(東京都足立区西新井栄町)

レストランは3階、休憩室やマッサージ、岩盤浴(別途:30分600円)は4階にある。個別のテレビ付きリクライニングチェアの「リラックスラウンジ」、畳敷き大広間の「お休み処」、壁面に珊瑚を使用した中低温の「サンゴオンドルルーム」は、いずれも無料で利用できる。長時間ゆったり寛ぐことを目的とするならば、都内に数ある温浴施設の中でも屈指のコストパフォーマンスだと言えるだろう。特色ある温泉、ロウリュ、リラックス空間の3つの柱を軸とし、連日開催のイベントで確実な集客を図っている。



THE SPA西新井
源泉/大師の湯(ナトリウム−塩化物強塩温泉)
住所/東京都足立区西新井栄町1-17-10 [地図
電話/03-5888-1526
交通/東武伊勢崎線・大師線西新井駅より徒歩
     ※駐車場112台分あり(2時間まで無料)
料金/(平日)大人1,000円、小人500円
     (休日)大人1,200円、小人600円
     ※小人は3歳〜小学生
     ※全国のセントラルスポーツ会員は入館料50%OFF
時間/10:00〜23:30、年中無休

(追記-2017/1/24)
昨年12月より深夜営業を開始。営業時間は11:00〜翌9:00に。
23:30以降に滞在の場合は、深夜料金として別途2,160円を加算。
ただし、2:00〜6:30までの間は浴室清掃のため入浴不可。

現在の入館料
(平日)大人1,020円、小人510円
(休日)大人1,230円、小人610円
(朝風呂6:30〜9:00)大人540円、小人270円

梅の湯(東京都足立区千住旭町)

梅の湯(東京都足立区千住旭町)古くは日光街道の宿場町として、現在は常磐線や東武電車など5路線が乗り入れるターミナル駅。北千住は足立区きっての繁華街だが、駅徒歩圏にはまだまだ多くの銭湯が残っている。そもそも「銭湯といえば足立」という小冊子が配布されているほど、下町情緒にあふれている地域なのだ。そして北千住駅よりいちばん近い銭湯が、東口(電大口)の梅の湯。なんと徒歩1分という好立地だが、クラシカルな佇まいは健在。千鳥破風+唐破風の屋根には懸魚の装飾、屋号染め抜きの暖簾、玄関口には鯉の滝登りを描いたタイル絵。昭和30年の建築だという。

梅の湯(東京都足立区千住旭町)番台だけは改修されており、玄関のほうを向いていた。脱衣所の監視はカーブミラーにて。身長計や体重計のほかに、ぶら下がり健康器も。浴室に入って目を引くのは、湯船の上に描かれた大きなペンキ絵。男湯には富士山が描かれている。中島盛夫師によって昨年5月に描き替えられたもの。

洗い場は窓側より7つ、中央島列が6-6(シャワーなし)、間仕切壁側に6つのカラン+立ちシャワー2つ。湯船は深湯と浅湯の2つが並んでおり、どちらも同じくらいの大きさ。深湯には腰掛けのジャグジーが、浅湯にもジャグジーが1基。さらには「岩盤泉」と称するセラミックタイルが座面と背中に当たるようにして、計3つ設置されている。天然鉱石を粉末細粒にし、焼成したもので、銭湯ではたまに見かけるもの。いわゆる「ガリウム温浴泉」でもあるから、ラジウム温泉全面推しとも言える。

「遠赤外線鉱泉浴場」なる看板もあって、長々とした能書きによれば、活水炉過器を使用することで血行促進などに効果があるとか…。ともかく、下町ならではの熱めのお湯でぽかぽか。しかも湯冷めしないで電車に乗れるという、素晴らしい銭湯だった。

梅の湯(東京都浴場組合)
銭湯といえば足立(足立区浴場組合)

梅の湯
住所/東京都足立区千住旭町41-11 [地図
電話/03-3881-6310
交通/北千住駅東口(電大口)より徒歩1分
   (JR常磐線、東武伊勢崎線、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線・千代田線)
料金/大人450円、中人180円、小人80円
時間/16:00〜24:00、不定休

湯処じんのび(東京都足立区西新井)

銭湯といえば足立」という小冊子を、足立区の銭湯で配布しているらしい。その名もズバリな名前だが、東京都組合が発行する「1010」のほかに、独自の情報媒体に取り組むとあっては非常に活動熱心な地域だと言える。銭湯の数は年々減少しているが、それでもなお足立区には多くの銭湯が残っている。我が家から電車を乗り継ぎ2時間の道のりは正直言って遠いが、「銭湯といえば足立」というからには一度は足立区を訪れなくてはならない。そうしたところ結構人さんから「じんのびを攻めてほしい」とのお達しが…。じんのびとは…?と「東京銭湯お遍路MAP」を見ると、「銭湯って寺子屋である」というPRの文章が。なんだかよくわからないまま大師前駅に降り立った。

湯処じんのび(東京都足立区西新井)湯処じんのび(東京都足立区西新井)湯処じんのび(東京都足立区西新井)

駅前にはかの有名な西新井大師。広大な境内地を突っ切り(回り道をしても良いが)、北西方向へと歩いていく。商店街は北へ。そしてコジマ電機の手前の角を西へ。住宅地の一画、西中第一公園に隣接して建つビル銭湯が「湯処じんのび」だ。ちょうど女子高生がエレベーターで降りてきたので「いまどきの娘も銭湯を訪れるのか…」と思ったら、何のことはない、3階にはカラオケルームがあるのだ。ちなみに演歌限定だが歌のレッスンも行っているようだ。講師は「コロンビアレコード じんのび雄」。おやじさん、プロ歌手なのか!

湯処じんのび(東京都足立区西新井)券売機でチケットを購入し、フロントに提出する。おやじさんが座っていらしたので「じんのびって何ですか?」と聞いてみたら、能登半島の方言で「ゆっくり、のんびり、くつろぎ」といった意味なんだとか。「じんのびしていってねー」と声を掛けてもらい、脱衣所へ。フロントの両側に暖簾が下がり、男女別となっているが、「東の湯」「西の湯」として1週間ごとに入れ替わる(火曜日が初日)。ちなみに訪れた日は男湯が「東の湯」だった。何が違うのかはよくわからないけれど。

脱衣所が狭いのか客が多いのか、周囲に気を遣いながら服を脱ぐ。ロッカーは100円返却式。洗面台には「じんのび12周年を記念してドライヤーを無料にしました」とある。建て替えを機に「湯処じんのび」の屋号にしたのだろうけど、それ以前は何と言っていたんだろう?帰り際に聞こうと思っていたが、すっかり忘れてしまった。

浴室には9つの湯船とサウナがある。数だけで言えばスーパー銭湯並みの充実ぶりだ。いちおう書き記しておくと、
 .汽Ε福癖姪嗄繕癲
 二股温泉風呂
 メルヘン・バス
 せ曲睇呂
 ノ篆緝呂
 Ε螢エスト・バス
 電気風呂
 ┻に風呂
 超音波風呂
 露天風呂
このうち「メルヘン・バス」と「散歩風呂」については商標登録を取得済なのがすごい。前者は幼児用の浅い湯船で、象のジョウロを置き、壁には日本地図が貼ってある。後者はいわゆる歩行浴で狭い通路を周回し、底に埋め込まれた小石で足ツボを刺激する。二股温泉風呂とは、北海道長万部の二股ラジウム温泉直送の湯の花、原石を使用した湯船。リクエスト・バスは電気風呂を兼ねており、この日は麦茶のような色をした薬湯だった。「忘我湯」と名付けられた露天風呂は、塀に囲まれ開放感に乏しい。オリジナルの黄色い桶には「星空を見上げて…」などと書いてあったが、天井もほとんど覆われてしまっているのだ。いまになってネットの情報を見ていると、「西の湯」は若干つくりが違っているようだ。露天風呂を大きくとり、かつひと回り大きな散歩風呂を併設しているらしい。しかも階段を上って3階にあるらしい。

この程度の規模や設備ならば神奈川県内でも珍しくはないが、湯処じんのびの特徴といえば「銭湯って寺子屋である」という理念に尽きる。公共の場でのマナーを身につけないまま育つ子が少なくない、という声はよく聞く話。これは入浴にも通じる話で、地域や他人との関わりにより、叱られて褒められて子は育つ。これまさに寺子屋というわけ。「赤ちゃんの入浴作法」「認知症予防の七箇条」「マナーの悪い人はレッドカード」などなど、脱衣所や浴室のあちこちに注意書きが貼ってある。脱衣所へと出る扉には「ペンギン上がりはみんなの迷惑」。

フロントのわきには畳敷きの休憩所がある。親子づれで「じんのび」と過ごす光景もちらほら。銭湯って単に入浴だけをする空間ではないことを改めて思い知らされる。「銭湯にして銭湯に非ず銭湯に非ずして銭湯なり」とはよく言ったもんだ。個性派の銭湯として有名な存在らしい。

湯処じんのび(東京都浴場組合)
湯処じんのび(銭湯といえば足立)

湯処じんのび
住所/東京都足立区西新井6-43-4 [地図
電話/03-3890-8417
交通/日暮里・舎人ライナー西新井大師西駅より徒歩9分
     東武大師線大師前駅より徒歩11分
料金/大人450円、中人180円、小人80円
     サウナは別途料金。大人800円、小学生500円(いずれも入浴料込み)
時間/14:00〜25:00(日曜日は12:00〜25:00)
     毎週月曜日定休
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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