旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

渋谷区

改良湯(東京都渋谷区東) ※2018/12/21リニューアルオープン

改良湯(東京都渋谷区東) 渋谷と恵比寿のほぼ中間、明治通りのさわやか信用金庫の角を入る。たいていの銭湯ならば、高い煙突や電飾看板が目印。しかし、改良湯は「恵比寿と鯨」をテーマとした巨大な壁画。恵比寿では毎年鯨祭りが行われているのだとか。銭湯の魅力は、地元に根ざしていること。真っ黒で写真映えしない外観も、住宅地の環境に配慮しているのか。

改良湯は1916年(大正5年)創業の老舗。とはいえ、これまでの印象はごく普通の銭湯でしかなかったが、昨年12月21日にリニューアルオープン。いまをときめく銭湯建築家、今井健太郎事務所が手掛けた。『渋谷CROSSING』をコンセプトに掲げ、地域交流の場として活用されることを想定しているという。

改良湯(東京都渋谷区東)浴室もモノトーンを基調としたシックな空間。間接照明の薄暗さや青いスポットライトは、単におしゃれだけでなく、心を落ち着かせるのだろう。渋谷という土地柄のわりに、静かで穏やかな空気感。湯船は中温風呂(ジャグジー)と人工炭酸泉。水風呂では壁に水紋がゆらゆらと反射する。軟水処理化で客の満足度を向上させ、シャンプーやボディソープも完備。サウナ利用ならフェイスタオルとバスタオルのレンタルも付くので、手ぶらで訪ねることができる。

改良湯(東京都渋谷区東)サウナ室は2段6人掛けとコンパクト。隣接する水風呂は1坪ほどの大きさだから、仮に60cmでもサウナ室側に確保すれば、ベンチをもう1段設けることが可能だったはず(天井高ギリギリになってしまうが)。小さな遠赤ヒーターで100℃超。なんというジャンルなのかわからないが、室内を流れるBGMがおしゃれすぎて、さすが渋谷。訪ねる客の年齢層に合わせているのだろうか。(浴室の写真は改良湯公式サイトより転載)

改良湯(東京都渋谷区東)

最新型の銭湯として箱は完成したが、中身は自由に変わっていきそうな予感。サウナのBGMしかりだが、浴室内や券売機あたりの照明が薄暗く、高齢者には不安感はないだろうか。渋谷らしく若い世代の集客を盛り上げ、渋谷から銭湯の楽しさを発信してもらいたいが、時間帯ごとに趣を変えるなどして幅広い世代が集まる場であってほしい。

改良湯(東京銭湯マップ)

改良湯
住所/東京都渋谷区東2-19-9 [地図]
電話/03-3400-5782
交通/渋谷駅新南口より徒歩9分・東口より徒歩12分
     恵比寿駅より徒歩10分
料金/大人460円、中学生300円、小学生180円、未就学児80円
     サウナは別途350円(フェイスタオル・バスタオル付き)
時間/15:00〜24:30(日祝は13:00〜23:00)、毎週土曜日定休

改良湯(東京都渋谷区東)改良湯(東京都渋谷区東)
リニューアル前の改良湯(2014/4/23撮影)

BathHaus(東京都渋谷区西原) ※2018/12/16オープン

BathHaus(東京都渋谷区西原)毎日のように目にするコワーキング、あるいはコワーキングスペースという単語。社内に居場所がないのか、それとも会社に属していないのか、カフェで仕事することがお洒落だと思っているのか。ひと昔前なら喫茶店で喧しくもケータイ通話で済ませていた仕事が、いまはカフェで静かにキーボードをカシャカシャと。都内だけでなく、地方都市にもコワーキングスペースがオープンしているようだし、世の中の働き方はどんどん進化している。

BathHaus(東京都渋谷区西原)昨年12月16日には、「チル・アンド・ワーク」をコンセプトにしたハイパー銭湯、その名も「BathHaus(バスハウス)」がオープンした。代々木八幡駅から歩いて10分程度。その道すがらには代々木八幡宮もあって、低層マンションの建ち並ぶ住宅地。ここを目指して訪ねる感はあるけれど、オーナーはこの建物に一目惚れしたのだろう。スケルトン渡しの状態からクラウドファンディングなどで資金調達し、約1年でオープンにこぎつけた(その道のりはnoteにて)。

BathHaus(東京都渋谷区西原)支払いに現金を使用できないことも話題となったが、クレジットカードや交通系IC、電子決済(〇〇Pay)など選択肢は多い。電卓のような小さな端末に、カードをピッとタッチする。個人的にもキャッシュレス化が進んでいることを実感しているし、店舗側は売上集計や現金管理の手間を省くことができる。カウンターの裏手に暖簾が2枚ぶら下がっており、その奥はロッカー6個と洗面台1つの脱衣所。シンプルイズベスト。

BathHaus(東京都渋谷区西原)CHILLという単語からチラーやチルドを連想したが、スラングで「くつろぐ、まったりする」という意味があるらしい。仕事をしたあと、または気分転換のくつろぎがお風呂というわけ。タイルとヒノキの湯船は週替わり。ずいぶん浅めだと思ったが、そのかわり43℃に沸かしており、肩までしっかりと温まるか半身浴するか。湯船は2〜3人、洗い場も3人分しかなく、知らない人と一緒のときに無言を通すか、それとも話しかけるか。男性は前者、女性は後者という気がする。

BathHaus(東京都渋谷区西原)単なるコワーキングスペースなら、テナントビルの一室を借りれば済んだ話なのに、銭湯を作ってしまったがために公衆浴場業の営業許可が要るし、濾過機や給排水管も組まなければならない。クラフトビールなどを提供することによる、飲食店の営業許可もしかり。営業規模の大小は関係ないのだし、これを法的にも資金的にもクリアしたオーナーの本気を感じた。(浴室とコワーキングスペースの写真はツイッターより転載)

BathHaus(東京都渋谷区西原)入浴料700円については、個々の価値観の問題かと。ついでに言えばクラフトビールや、地下にあるコワーキングスペースの利用料金も。時間を買うという発想に置き換えたり、(目標額を達成しなかったクラウドファンディングに)応援したい気持ちを上乗せすれば、べらぼうにも思えない。

ホリエモンが『東京銭湯 -TOKYO SENTO-』で2年前に予言していたことが現実となりつつある。そして、お湯に浸かるだけでなく、滞在できる複合的空間を時代が求めている。これすなわちハイパー銭湯。その理想に共感した人で賑わえば、良き事かなと。近所ならしょちゅう通って常連になりたい店だし、コーヒーがあればなお良いかも。

BathHaus
住所/東京都渋谷区西原1-50-8 [地図]
電話/−
交通/小田急線代々木八幡駅・地下鉄千代田線代々木公園駅より徒歩10分
料金/大人700円、子供400円
時間/銭湯とバーは9:00〜22:00(土日は21:00まで)、毎週火曜日定休

ドシー恵比寿(東京都渋谷区恵比寿) ※2017/12/16オープン

ドシー恵比寿(東京都渋谷区恵比寿)都内におけるカプセルホテルのオープンは珍しくないが、サウナもあって、セルフロウリュ可能とあれば話題沸騰。しかし水風呂は無く、ウォームピラーだという。ツイッターでは早くも賛否両論が飛び交っており、どんなものか想像がつかないから行くしかない。恵比寿駅東口より歩いてすぐ。こじんまりとしたビルの2階にフロントがある。

ドシー恵比寿(東京都渋谷区恵比寿)さっそくサウナ仲間とばったり。感想を聞いたら「イマイチ…」。そして「いまなら貸切ですよ」と。フロントで料金を支払い、タオルの入ったバッグを受け取る。男性は3階へ。

壁はベニヤ合板、床はコンクリート(モルタル)仕上げ。極端なまでに金をかけない姿勢は潔いが、施工途中の現場を訪ねているかのよう。よく見ればマジックで床に何やら書いてある。職人さんもまさか仕上材を貼らないとは思っていなかっただろう。下駄箱がないので靴は邪魔にならないところに置き、ロッカーは奥行きがないから満足に物が入らない。

ドシー恵比寿(東京都渋谷区恵比寿)シャワーブースの先にサウナ室。その前にウォームピラーが並ぶ。石積みのストーブをはさんで両側にベンチが2段。温度計は98ドシーを指していた。バケットにはミント水が入っており、小さなラドル1杯をかけ、砂時計(15分計)をひっくり返してください、と。やけに乾いているので1杯では足りず、蒸気も立たず、3杯くらいからじわじわと湿度と熱気が感じられる。天井が低いせいか、それ以上かけると痛さが増す。

ドシー恵比寿(東京都渋谷区恵比寿)そして、水風呂代わりのウォームピラーである。15℃、20℃、25℃、30℃、常温の5つが並んでおり、要するに打たせ水。ボタンに触れると水が30秒間流れ落ちる仕組み。腰掛けて使うにも身体全体を冷やすにはまどろっこしくて、シャワーブースに移動。こちらは幅広のシャワーヘッドもあるし、もちろん温度調整もできる。節水の罪悪感もあるけれど、こちらの方が効率がいい。

ドシー恵比寿(東京都渋谷区恵比寿)セルフロウリュ好きにはお勧めしたいが、サウナと水風呂でととのいたい愛好家には物足りない店だろう。しかし、ととのい目的ではなくサウナでさくっと気分転換と考えたらどうか。たとえばリーズナブルにカプセルホテルに泊まった客が、シャワーのついでにサウナに入る。ちなみにここは「ホテルシエスタ」というカプセル&ビジネスホテルだったようで、もともとあったカプセルベッドを使用しているらしい。経費をかけずに新機軸で話題をさらっていく、ナインアワーズの新たな試み。来年は五反田に2号店を予定しているという。

ドシー恵比寿
住所/東京都渋谷区恵比寿1-8-1 [地図]
電話/03-3449-5255
交通/JR山手線・埼京線・地下鉄日比谷線 恵比寿駅東口より徒歩1分
料金/サウナ1,000円(1時間)、以降1時間ごとに500円
     仮眠1,500円(1時間)、以降1時間ごと500円
時間/サウナ13:00〜翌9:00、仮眠13:00〜21:00
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神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
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