旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
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新宿区

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町) ※2021/9/25プレオープン

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)歌舞伎町のど真ん中にあった「メンズサウナこり・こり」が閉店したのは昨年11月。テルマー湯とAKスパは別格として、新宿の大衆店といえば新宿区役所前カプセルの独壇場。そこにきて突如舞い込んできたのがこりこりの復活。新しい運営会社となり、SOLA SPAという店名で9/25にプレオープン(10/15グランドオープン)。スパソラニ牧の原モア温泉につづく4号店で、ある程度は予想していたがまずはオープンしてから、という戦略なのだろうか。

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)ピンクの看板を目印に、階段を地下へと降りていく。フロントはこりこり時代よりも広々と感じるし、土曜日の夜なのにまだまだ客足が鈍いのは想像できた。タオルと館内着は別料金で、館内着でないと休憩スペースは利用できないのかと訊くと、正直それはグレーゾーンだと。レストラン営業は消防署の届け出が済んでいないらしく、提供できるのは3品のみ(おそらく火気を伴わない品)。22時頃までは注文できると曖昧な返答。

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)もともと休憩室だったスペースはがらーんとしており、こりこりって実は広かったんだなぁと。運営会社にとっての本業であるボディケアをここに置きたいようだ。もともとVIPルームだったスペースを休憩室として開放しており、半分がリクライニングシート、もう半分は畳敷き。自販機はジュースとアイスが1台ずつで、しかも現金のみ。そもそもマジックテープ仕様のロッカーキー自体が久しぶり。

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)そして、地下2階にまずはレストラン。バーカウンターがあるからそうなのだろう。どう見ても営業している雰囲気ではないが、なぜかここだけディスコティック。気合いを入れるポイントがおかしい。そして気づいたが、もともとが男性専用施設だったところを、女性客も利用できるようになった。とはいえ限られたスペースの転用により、女性はパウダールーム、ロッカールーム、浴室を別々に設けており、おそらく女性浴室はさほど広くないのでは。男性客でさえまだ少ないのに、女性客にいたっては皆無。

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)男性はロッカールームと浴室が隣り合わせで、浴室入口にも収納棚あり。湯船の配置はもちろん、浴室内の動線はこりこり時代と変わらず。右回りにコの字の突き当たりにサウナがあって、現在利用できるのは高温サウナのみ。既存のガスの遠赤外線ヒーターに加え、小型の電気ヒーターを新たに設置。天井から電気を引っ張ってくるとか、ベンチにヒーター直置きとか驚くし、セルフロウリュで水をかけてもジューとも言わない。テレビも12分計も普通の時計も動かず、ただの置物と化していた。

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)サウナと水風呂の間には、椅子がずらりと10脚以上。置けば良いという話ではなく、むしろ置きすぎ。水風呂の広さはともかく、新宿で一番冷たいと言えるだろう。2つ並んだ湯船を冷水・冷やし湯にするのは無理だったのか。横須賀トーホーのように出入口を2か所とし、回遊型とするアイデアはなかったのだろうか。いろいろと考えさせられるが、まだオープンしたばかり。これから徐々に良くなっていくと考えれば楽しみでしかない。そして、運営会社は今後静岡と大阪2店舗を予定し、1年後には10店舗を見込んでいるという。牧の原も歌舞伎町も見切り発車は否めないが、勢いがあることだけは確かだ。

SOLA SPA 新宿の湯(東京都新宿区歌舞伎町)

SOLA SPA 新宿の湯
住所/東京都新宿区歌舞伎町1-20-1 [地図]
電話/03-6205-9925
交通/新宿駅東口より徒歩5分
     西武新宿駅より徒歩2分
料金/1時間1,000円、3時間1,500円、6時間2,000円、12時間2,500円
時間/24時間

※サウナの写真はプレスリリースより転載


第三玉の湯(東京都新宿区白銀町)

第三玉の湯(東京都新宿区白銀町)いまでこそ料亭4軒、芸妓17名と小規模であるが(東京神楽坂組合)、神楽坂は東京六花街に数えられ、その賑わいは「山の手の銀座」とも呼ばれたという。飯田橋駅から続く神楽坂通りには老舗の和食料理店、しゃれた洋食レストランなどが軒を連ね、街ゆく人さえもおしゃれに見えてくる。第三玉の湯は神楽坂上交差点のほど近くにあって、散策がてら立ち寄るにはちょうど良い立地だ。

第三玉の湯(東京都新宿区白銀町)通りから奥に引っ込んで建ち、どことなく路地裏感も。若い客が吸い込まれていくのを見ると、そういう街だと思えてくるし、夜が更けた時間でたまたまなのかもしれないし。サウナ込み1,000円にはバスタオルとフェイスタオルが含まれており、「タオル1枚持って入ってください」とのこと。洗い場にはシャンプーやボディソープの備え付けもあるから、手ぶらでOKだ。

2018年11月にリニューアルし、炭酸泉と露天風呂を新設。内湯にはその炭酸泉とジェットバスが並んでおり、見上げると富士山のペンキ絵。露天風呂はわずかな広さではあるけれど、都会のど真ん中で外気を感じながらの入浴。コロナ禍にあって、サウナ室の定員は5名(女湯は4名)。入店時に下足札を預け、さらに名前を聞かれたのは人数管理のためか。じっくり蒸され、水風呂ではじっくりと冷やす。

第三玉の湯(東京都新宿区白銀町)脱衣所のテレビは密を避ける対策のため消されており、そもそも浴室やサウナで会話をする人は誰一人としておらず。若い客層にあってもマナー意識の高さは、さすが神楽坂。脱衣所の折上格天井が、この銭湯の歴史を物語る。第三というからには第一、第二があるだろう(あったのだろう)が、それが何処だったのかは聞きそびれた。

第三玉の湯(東京銭湯マップ)

第三玉の湯
住所/東京都新宿区白銀町1-4 [地図]
電話/03-3260-9326
交通/都営大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩5分
     東京メトロ東西線 神楽坂駅より徒歩5分
     JR総武線 飯田橋駅西口より徒歩10分
料金/大人470円、中人180円、小人80円
     サウナ込み1,000円(休日はサウナ休止中)
時間/15:00〜24:00、毎週水曜日定休

新宿区役所前カプセルホテル(東京都新宿区歌舞伎町)

新宿区役所前カプセルホテル(東京都新宿区歌舞伎町)カプセルホテルはいまや外国人観光客に大人気。試しにYouTubeで検索してみれば、ハウツーを兼ねたVlogがたくさん。最新施設も都心には相次いでオープンしているが、30年の老舗にして、新宿東口徒歩4分、歌舞伎町至近の好立地といえば新宿区役所前カプセルホテル。

文字通り、新宿区役所は通りを挟んで向かい側。地上8階・地下2階のビルにはブリティッシュパブ、カラオケ、ストリップ劇場、ライブハウスなどがテナントとして入居。カプセルホテルとしては計5フロア(最上階は女性専用フロア)、全436室の大型施設だ。

新宿区役所前カプセルホテル(東京都新宿区歌舞伎町)エレベーターを3階で降りると、さっそく外国人の姿。フロントからして異国の安宿を訪ねているかのよう。ウエスタン扉の先はロッカー室で、まずは館内着に着替える。外国人観光客を意識してもっとおしゃれにしたら良いものを、まるで入院患者。壁には陽気なスナップがベタベタ貼ってあり、もしかして外国人観光客の聖地なのかと。

新宿区役所前カプセルホテル(東京都新宿区歌舞伎町)通路を曲がった先に浴室。人造大理石の西洋趣味で、ヴィーナス像も。室内はまぶしいほどに白く明るい。悪くないよねというのが正直なところ。サウナ室は通路を挟んで向かい合わせにベンチを設け、カラカラだが90℃でほどよい熱さ。ヒーターには「このサウナは日本では数少ない遠赤外線を使用しております」との説明。ガスヒーターはしょっちゅう見かけるが、言い切ってしまうのがすごい。水風呂16℃は評価に値するポイント。カプセルの泊まり客にとっては、迷惑でしかない冷たさかもしれないが。

新宿区役所前カプセルホテル(東京都新宿区歌舞伎町)休憩室はまるで会議室のよう。長テーブルを中央に設え、窓際では数人がパソコン作業。奥のほうではリクライニングしないソファが並ぶ。夜は簡単な食事も提供しているようだが、外に出ればいくらでも選択肢はある。今回は16時以降に入館したので1,300円支払ったが、それ以前ならデイユースが利用できたのか。サウナのみの利用なら1時間でじゅうぶんかも。



新宿区役所前カプセルホテル
住所/東京都新宿区歌舞伎町1-2-5 [地図]
電話/03-3232-1110
交通/JR新宿駅東口、西武新宿駅より徒歩4分
料金/サウナのみ1,300円(2時間・超過1時間ごとに600円・16:00〜4:00)
     デイユース1時間ごとに500円(最大3,000円・4:00〜16:00)
時間/24時間、年中無休
※大浴場・サウナの利用は男性のみ
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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