旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

港区

カプセルインミナミ 六本木(東京都港区六本木) ※2020/5/7リニューアルオープン

カプセルインミナミ 六本木(東京都港区六本木)六本木VIVIが惜しまれつつ閉店し、早2年が経とうとしている。もう二度と降り立つことはないだろうと思っていた大都会六本木に、新たなサウナ情報が飛び込んできた。下北沢学芸大でサウナを営むパチンコミナミが、六本木のカプセルホテルにサウナを新設し、5/7にリニューアルオープンとのこと。六本木でもミナミとなれば庶民的に感じてしまうが、地下鉄六本木駅2番出口の目の前にあって、立地は素晴らしく良い。

カプセルインミナミ 六本木(東京都港区六本木)下足箱とロッカーの番号はイコールではないようだし、そもそも料金はフリータイムと深夜加算のみ。それなのにまだ慣れていないのか、受付の店員さんは3人がかりで四苦八苦。ロッカー室はパネルで仕切られ、番号を大きく括って3か所の扉を設けているが、どこから入っても同じで、中は大きな1部屋。奥の扉の向こうにはカプセルが並ぶ。ちなみにカプセルの宿泊は5,000円。

カプセルインミナミ 六本木(東京都港区六本木)ロッカーの中にしまってある館内着に袖を通し、10歩ほどの距離でまた脱いで棚にしまう。赤坂オリエンタル同様、何が正解なのか悩ませる館内設計だ。洗い場8つ、サウナ、温かい湯船と水風呂というシンプルかつコンパクトな浴室。サウナは3段14人ほどの広さで、正面に石積みのヒーターとテレビ。温度計は100℃ちょうどを指し、水風呂は19℃くらい。新しいからきれいだし、疲れない感じがいい。欲を言うなら椅子の1つや2つは置いてほしいかなと。ちなみに看板の写真とは雰囲気がまったく異なるし、なぜマイナスイメージで宣伝しているのか謎だ。

カプセルインミナミ 六本木(東京都港区六本木)六本木というおしゃれな土地柄を意識してか、休憩室の内装はよく言えば上品、悪く言えば暗くて落ち着かない。そして、どうやったら背もたれが倒れるのか悪戦苦闘。 自販機は1台あるが、「お食事もできますよ」と声をかけられたので、メニューブックを開くが食べたいものはなかった。どこにキッチンがあるのか、おそらくレトルトなのだろう。夜食には良いと思うが。あれこれ言いつつも、下北沢や学芸大よりはるかにいい。すっかり人気施設となってしまった赤坂オリエンタルからも、しばらくしたら客は流れてくるのではないかと思っている。

カプセルインミナミ 六本木
住所/東京都港区六本木7-15-13 [地図]
電話/03-5413-8177
交通/東京メトロ・都営地下鉄 六本木駅2番出口より徒歩1分
料金/2,000円(24時〜6時は深夜割増1,500円) ※税別
時間/24時間

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木) ※2018/8/1閉店

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木)大都会六本木なんて縁がない土地だと思っていたが、まもなくVIVIが閉店すると知って矢も楯もたまらず。かの有名なアマンドのある六本木交差点から外苑東通りへ。ドン・キホーテの向かいに建つのがロアビルだ。六本木5丁目西区の再開発に伴い、ビルは解体されるとのこと。耐震診断の結果、強度不足が公表されたことも影響しているようだ。テナントの多くはすでに退去済みで、VIVIも残り2週間足らずの営業となる。

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木)土地柄もあってか通常入館料は2,571円とお高め。今回は前売り入館券で2,057円。それでもなお奮発した感はあるが、フリータイムだから満喫しようかなと。4階で受付を済ませ、5階の男性フロアには螺旋階段で。リクライニングシートが並び、その先にロッカーが並ぶ。通路を隔てて無駄に広い洗面台、そのわきに浴室の出入口。歪んだ棚があって、わざわざ館内着に袖は通さなくても。

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木)扉を開けたらすぐにサウナ室、もうひとつ扉を開けると浴室。変わった作りだ。配管を通しているせいか浴室は全体的に天井が低く、背の高い外国人なら圧迫感を覚えるだろう。外国人を見かけなかったが。ついでに言えば芸能人を見かけることもなく残念だったが、その代わり羽振りのいい話は聞こえてきた。さすが大都会というべきか、総武線あたりの年季の入った安サウナとは客層も違って見える。気のせいか。

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木)しかし浴室は、安サウナの雰囲気と大して変わらない。鏡なんて曇って見えない箇所もあるし。そして、ジャグジー付きの湯船と水風呂。どちらもプラケースに石がゴロゴロ入っている。「次はハイボールにしようかな」「つまみは枝豆だな」などとレストラン利用を促す貼り紙は、ニヤリとさせるストーリー仕立て。サウナを喩えるなら、熱く蒸された木箱。古びたサウナ特有の、いつまでも鼻腔に残る匂い。大きな梁が渡り、ストーブ側とテレビ側のどちらに座るか迷う。水風呂はじっくり浸かりたい冷たさ。椅子が4つ並ぶも、「ととのったー」などとのんびりした若者はいない。

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木)「岩盤浴はご利用ですか?」と入館時に聞かれたが、男性客は圧倒的に少ないのだろうか。料金に含まれているし、せっかくだからとペラペラの浴衣を受け取る。「磊」の字は、石がゴロゴロしているさまを意味するようだ。公式サイトにも「80cmに積み上げた竹炭の上に、北海道二股温泉石(厚生労働省認可石)をふんだんに使用しています」とあり、部屋中に小石がびっしり。温度44℃、湿度約80%はかなり蒸し暑い。扇風機にあたるだけでは汗も引かず、浴衣を脱いですぐさま水風呂へ。そしてリクライニングシートで爆睡。

磊の温泉 六本木VIVI(東京都港区六本木)レストランは4階にあって、通路の衝立を隔てて女性専用のリクライニングシート、通路の奥は女性浴室。ちょっとドキドキしちゃうが、そもそも客の姿をあまり見かけず。酢がべたべたに効いたマグロ丼を食べながら、コアラが書いているという公式ブログでふと気になった「VIVI鹿友倶楽部」の文字。栃木県の老舗ゴルフ場を経営する鹿沼グループの会員制クラブだったみたい。単なるサウナ店の閉店の話題にとどまらず、掘り下げてみればVIVI自体も老舗で、かつては財界人の社交場だった様子。時代に合わせてコンセプトを変えているだろうけど、ぜひ昔の話を聞いてみたい。

磊の温泉 六本木VIVI
住所/東京都港区六本木5-5-1 ロアビル4F [地図]
電話/03-3404-4126
交通/地下鉄日比谷線・大江戸線 六本木駅3番出口より徒歩3分
料金/普通入館料2,571円(10:00〜25:00)
     深夜入館料3,600円(25:00〜5:00、10時チェックアウト)
     早朝入館料1,852円(5:00〜10:00、10時チェックアウト)
     クイック入館料1,852円(90分)
時間/24時間、年中無休

オアシスサウナアスティル(東京都港区新橋)

オアシスサウナアスティル(東京都港区新橋)サラリーマンの街・新橋にはカプセルホテルが何軒もある。インターネットカフェや個室DVDなど、翌朝まで格安に過ごせる選択肢が増えたとはいえ、おじさん達の支持を集めるのはサウナだろう。そこで訪ねたのは、烏森口より徒歩1分の位置にある「オアシスサウナ アスティル」。パチンコ店などが入る複合ビルの3階・4階で営業を行う、いわゆるメンズサウナだ。

オアシスサウナアスティル(東京都港区新橋)サウナとカプセルでいくつかのコース設定があるが、「新春お年玉キャンペーン」(〜1/31)の一環として、17:00〜21:00のハッピーアワーなら、レギュラーコースが半額1,540円。受付で料金を支払い、ロッカーのリストバンドを受け取る。館内着はカジュアルとガウンの2種類から選べる。バスタオルとともにロッカーの中に入っていた。

螺旋階段を上がると浴室。手前の脱衣スペースには鍵付きロッカーあり。広々とした湯船にはジャグジーやバイブラ。ほかに高温浴としてシルクバスがある。

サウナは約75℃のマイルドな熱さだが、自動ロウリュがさらなる発汗を促す。室内が真っ暗になり、サウナストーンの上に設置されたライトがストロボ状に演出する。ほかにスチームサウナもあり、タイル張りの室内はハマムをイメージしたものか。こちらも約46℃と温度は低めだが、しっかりと汗が出る。水風呂は約20℃とまたも万人受けの冷たさ。玉石積みの壁づたいに水が流れ落ちる。

オアシスサウナアスティル(東京都港区新橋)

休憩スペースは3階・4階ともにリクライニングシートを設置しているが、3階は自由席として20台ほど。遅い時間帯や週末にスペースを確保したいなら、4階の指定席(デラックスシート)を利用したほうが良いだろう。平日は追加1,025円とお高いが。また、時間が遅くなるとフリースペースにはマットが敷かれ始める。

オアシスサウナアスティル(東京都港区新橋)レストランは平日は深夜3時まで営業。意外とメニューが少なく、そしてドリンクがお高いように感じたが、そこは新橋。飲食店は無数にある。

サラリーマンの街ということを考えると、入館のピークは遅めなのだろうか。料金設定は少々お高めだが、それも土地柄なのか、お客さんの質に見合っているのか。もちろん料金に見合った館内の設備、雰囲気、サービスで、快適であることは申し分なし。パンフレットにはこう記されていた。「ゴージャスな雰囲気のなかで過ごす至福のとき」。

オアシスサウナ アスティル ※男性専用
住所/東京都港区新橋3-12-3 [地図
電話/03-5401-0356
交通/JR新橋駅烏森口より徒歩1分
料金/フリータイムコース:平日4,830円、休日4,110円
     ※受付12:00〜翌4:00、フリータイム10:00まで
     朝定食付フリータイムコース:平日5,140円、休日4,420円
     ※受付12:00〜翌4:00、フリータイム10:00まで
     レギュラーコース(5時間):3,085円
     ※受付12:00〜21:00
     リフレッシュ2時間コース:2,055円
     ※受付12:00〜翌4:00
     スピードコース(60分):1,540円
     ※受付12:00〜翌9:00
     モーニングコース:2,055円
     ※受付4:00〜9:00、フリータイム
時間/12:00〜翌10:00
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神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
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