旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

千代田区

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町) ※2019/3/1オープン

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町)千代田区との賃貸借契約満了に伴い、昨年9月30日に惜しまれつつ閉店した神田江戸遊。その後の事業者公募によって極楽湯の運営が決定し、設備機器の大規模修繕や館内改装がなされた。そして今月1日に「RAKU SPA 1010 神田」として新たなオープンを切ることに。同社の上位ブランド「RAKU SPA」といえば、鶴見や名古屋など大型店が見せ場。限られたビルの空間でどう実現するのか、これは見ものだ。

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町)公衆浴場(460円)としての利用形態はもちろん残しつつ、サウナ付きコース、館内フル利用の10時間コースを設定。下足箱の鍵がそのままリストバンドとなり、フロントで入館登録。脱衣所ロッカーは好きな箇所を使用するが、せせこましくて混雑していた。場所柄、仕事帰りのひとっ風呂で立ち寄る客が多いのか、江戸遊の頃と同じく相変わらずの盛況ぶり。

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町)

浴室のレイアウトは変えようもなく、炭酸泉と替わり湯、水風呂の3つ。窓ガラスには御茶ノ水や霞が関を描いた錦絵図。入館時にフロントで渡された緑色のタオルが、サウナ利用の証し。ベンチをL字型に設けた10人ほどの小空間で、常に5〜6人が出たり入ったり。それでも約90℃はキープしており、水風呂17℃台とともに万人受けするセッティング。

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町)風呂あがりには2階レストランに立ち寄ってみたが、随分とあか抜けた雰囲気に様変わり。おしゃれな洋食メニューをメインに、アルコールも充実。スーパー銭湯の飲食よりも格段にハイレベルだし、価格も良心的。神田や御茶ノ水界隈なら飲食店に困らないだろうけど、知らない店に飛び込むくらいならば、こちらでの食事をおすすめしたい。

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町)そして、RAKU SPAコースの専用フロアは4階(女性専用で地下1階にも)。ここは館内着で利用する。限られた広さをコワーキングスペース、くつろぎスペースと分けているが、その区切りも曖昧にして、いくつものコンセプトが隣り合っている。きっちり仕事をこなすならシンプルなデスクで、コミック5,000冊のライブラリーはリビング感覚で。ハンモックに揺られてみたり、ごろ寝してだらだらしたり、テレビ付きのリクライニングシートも約10席。自分好みのスペースがきっとあるはず。

RAKU SPA 1010 神田(東京都千代田区神田淡路町)運営会社が変わると、館内の雰囲気はこうも変わるものかと。もちろん最近の流行も反映しているが、コンパクトながらラクスパの世界観は存分に楽しめる。さながら都会の遊び場といった感覚で、仕事帰りにふらっと立ち寄れるのが魅力だと思うし、むしろ休日に10時間フルで過ごすのもありかと。極楽湯の手腕には脱帽する思いだ。

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RAKU SPA 1010 神田
住所/東京都千代田区神田淡路町2-9-9 [地図]
電話/03-5207-2683
交通/JR中央線・総武線 御茶ノ水駅聖橋口より徒歩5分
     地下鉄 新御茶ノ水駅・淡路町駅・小川町駅より各徒歩5分
     JR・地下鉄 神田駅より徒歩10分
料金/銭湯コース(3時間) 大人460円、中人180円、小人80円
     サウナコース(3時間)890円
     RAKU SPAコース(10時間)1,460円 深夜割増1,200円(24時以降)
時間/11:00〜翌8:00(銭湯・サウナコースは24時〜翌5時まで利用不可)

SPA大手町 FITNESS CLUB(東京都千代田区大手町)

SPA大手町 FITNESS CLUB(東京都千代田区大手町)「JR東京駅から地下通路でダイレクトにアクセスできます」と公式サイトにあるが、そもそも大手町がどのあたりなのか知らないし、京葉線のホームから迷いに迷って30分以上。なかなか心が折れる距離だった。地下通路はさらに遠く、銀座まで通じているというから都会はすごい。兎にも角にも、ようやくたどり着いたスパ大手町は、男女スパゾーンのほか、トレーニングジム、スイミングプールを主体とした会員制施設。スパゾーンに限ってビジター利用もできると知り、訪ねてみたのだ。

SPA大手町 FITNESS CLUB(東京都千代田区大手町)地下通路から「大手町フィナンシャルシティ グランキューブ」の入口はご覧の通り。ビジネスカジュアルに身を包んでおいてよかった。券売機でチケットを購入するが、ビジターはさらに用紙も。名前や電話番号だけでなく、血液型や緊急連絡先も。万が一とは言うが、ここまで書かせる施設は滅多にない。通路の突き当たりにロッカールーム。ここで靴を脱ぎ、(通路の目の前ではなく)ロッカーの中にしまう。ややこしい。受付でもらったカードを挿入して施錠。

SPA大手町 FITNESS CLUB(東京都千代田区大手町)オープンは2016年5月とあって綺麗だし、コンパクトながらもシックで上質な雰囲気。洗い場10個に立ちシャワー1つ、シャンプーやボディソープを備えている。都心の銭湯でサウナ別料金を支払うと思えば、べらぼうに高くもないのかなと。地下1,500mから湧出した、茶褐色の温泉も堪能できるし。湯船は2つあって、41℃、38℃と湯加減もちょうどいい。唯一のネックは、ビジター利用が10:00〜19:00に限られること。大手町界隈にお勤めのビジネスマンでも、仕事帰りのひとっ風呂はまず無理。会員優遇と思えば仕方ないか。

SPA大手町 FITNESS CLUB(東京都千代田区大手町)

身体を洗っている間にロウリュが行われたらしく、マッチョなお兄さんがうちわを残してサウナマットの交換。室温82℃のマイルドな空間だから、乾いたマットは嬉しい。水風呂が20℃を超えていようが、都心なら贅沢な気分。潜ったりバシャバシャやったり、迷惑な客もいないし。客のマナーも最上級に思えてくる。これでもかと水風呂につかり、帰りはいちばん近い出口より千代田線にて。エアコンの効いた電車に1時間以上揺られていたら、さすがに寒かった。
(浴室、フロアマップの画像は公式サイトより転載)

SPA大手町 FITNESS CLUB
源泉/大手町温泉(含よう素−ナトリウム−塩化物強塩温泉)
住所/東京都千代田区大手町1-9-2 [地図]
     大手町フィナンシャルシティ グランキューブB1F
電話/03-6262-5188
交通/地下鉄大手町駅C2c出入口直結
料金/ビジターは1,080円 ※90分以内(女性のみ岩盤浴もあり、別途540円)
時間/ビジターは10:00〜19:00
     第1・3・5日曜日は定休、夏期や年末年始などにも定休あり

神田セントラルホテル(東京都千代田区内神田)

神田セントラルホテル(東京都千代田区内神田)サウナ通に名店との呼び声高い、神田セントラルホテル。いわゆるビジネスホテルだが、デイユースのお昼寝と並んで、サウナの看板も。宿泊客でなくとも利用でき、出勤前の早朝5時から残業後の深夜2時まで。神田という土地柄、利用時間も長く、使い勝手も良い。フロントで料金を支払い、フェイスタオルとバスタオル、ロッカーの鍵を受け取ったら地下1階へ。

神田セントラルホテル(東京都千代田区内神田)宿泊客は下足棚を、外来客は下足ロッカーを使う。着替えを入れるロッカーは縦長スチール。浴室はモノトーンのシックな空間だ。ナイロンタオル(かため・やわらかめ)やカミソリなどひと通りのアメニティは揃っている。シャンプーなどはペリカン石鹸の商品。ちなみにホテルもペリカン石鹸が経営している。

浴室内には冷温2つの湯船とサウナ室。ビジネスホテルであるからして、サイズ感は想像通り。サウナはベンチ3段、ウレタンマットを使用する。温度計は96℃を指しているが、数値ほどの熱さは感じられず、しかし玉の汗がどっと出る。水風呂は2人ほどの大きさで、18℃と拍子抜け。サウナ通が愛する施設だけに、もっと冷たいものかと思っていたが。しかし長く浸かっていたら、立ち上がった時にぐらっときた。甘く見てはいけない。

休憩室はこじんまりと、雰囲気は銭湯のロビーのよう。高校野球を観て、トータルで1時間ほど。スーツ姿の客も多い。神田界隈のビジネスマンの活力の源であるならば、素晴らしいことではないだろうか。

神田セントラルホテル ※サウナ付き大浴場は男性のみ
住所/東京都千代田区内神田3-17-9 [地図]
電話/03-3256-6251
交通/JR神田駅北口または西口より徒歩1分
料金/1,200円
時間/5:00〜26:00、年中無休
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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