パムッカレ温泉(トルコ)今月1日の「世界ふしぎ発見!」をたまたま観ていたが、トルコの温泉特集は個人的に懐かしかった。トルコを旅したのは13年前。ギリシャに向けて出国する日にトルコ大地震が起こったからよく憶えている。

さて、そのときはパムッカレの温泉も訪ねたのであった。トルコ西部の内陸に位置し、1988年には世界遺産にも登録されている。

パムッカレは「綿の宮殿」という意味で、綿花の産地だったことに由来するそうだが、現地は一面真っ白の景色が広がっている。石灰棚によるものだ。その丘を上がっていくと、アンティークプールがあって水着で楽しむ露天風呂になっている。

湯温は約35℃とぬるめ。源泉は深さ4mから湧出する炭酸泉。ここは古代ローマ時代の遺跡跡(ヒエラポリス遺跡)で、足元には石柱などが沈んでいる。1354年の大地震で廃墟と化したのだという。温泉と遺跡の両方が楽しめるとあって人気の観光地。トルコは親日的で旅しやすいので、機会があればぜひ訪ねてみてほしい。

パムッカレの行き方
イスタンブール→デニズリ(長距離バスで10〜12時間)
デニズリ→パムッカレ(バスで約30分)

パムッカレ温泉(トルコ)パムッカレ温泉(トルコ)

日立世界ふしぎ発見!(TBSテレビ)
 「お風呂の中に古代ローマが見える!?トルコ湯けむりミステリー」2012/9/1放送



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