旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

埼玉県

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎) ※2019/3/29閉店

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)閉店ウォッチャーではないが、草加やまとの湯となれば居ても立っても居られない。スーパー銭湯の一時代を築き、最盛期は全国で20店舗ほどを数えたのではないだろうか。会社倒産によって多くの店舗がリブランドされたなか、「やまとの湯」の名前を唯一残したのが、ここ草加。ボイラーの故障など設備老朽化により、20年の歴史に幕を閉じる。

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)草加市、八潮市、足立区との境界線にほど近く、幹線道路沿いとも言いづらい微妙な立地。平日の夜なのに駐車場はだいぶ埋まっており、館内もファミリー層を主としてだいぶ賑わっていた。閉店を惜しむ声もあちこちから聞こえてきたし、フレンドリーな接客対応も地域に愛されていたからこそ。券売機でチケットを買い、下足箱とロッカーの鍵を引き換える。階段を上がると浴室だ。

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)洗い場が2列分使用禁止だったり、あちこちテープで補修していたり、よく見れば年季を感じさせる点もあるけれど、内階段で屋上露天風呂に通じるとか、なかなか凝った構造。しかし屋上にはこじんまりとした岩風呂1つ(瞑想座湯の仕切りもあり)だけで、黒湯の温泉は千葉県長柄町からの運び湯。かつてはデッキがあったと思しき空間には、テレビと対峙して椅子が1脚のシュールな光景。

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)ひとまとめに並んだジェットバス、替わり湯などスーパー銭湯らしい配置。サウナは2室。ドライサウナは遠赤ヒーター2台。コの字型にベンチを設け、客の出入りが激しいせいか適度な湿度。もうひとつはスチームサウナ。水風呂は温度計が壊れていたけれど、常時吐水と袋詰めの備長炭で爽快感あり。これだけのアイテムが揃って650円はコスパ良すぎ。

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)気軽さがもっとも感じられたのは食事処。テーブル席と座敷があって、ピークタイムはほぼ満卓の賑やかさ。券売機のセルフ方式で、番号端末を渡されるのに、店員さんから「〇番でお待ちのお客さま」と呼び出しも。大衆的でありきたりなラインナップだけど、家族団らんには持って来いなのかなと。

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)いまから20年前といえば、スーパー銭湯ブームによって開店が相次いだ時期。当時からチェーン展開していた同業他社と比べれば、やまとの湯は各店舗とも凝った作りで人気を集めていたと思う。草加店も同様に。しかし、最近になって竜泉寺の湯が出店したことで、煽りを食ったのかと思いきや、庶民派の魅力ですみ分けがなされていたような気も。閉店によって常連さんが流れるのは、草加健康センターなのか湯屋処まつばらなのか。

草加やまとの湯
源泉/房総温泉さとの湯(ナトリウムー炭酸水素塩泉)
住所/埼玉県草加市瀬崎5-38-17 [地図]
電話/048-920-1126
交通/東武伊勢崎線谷塚駅より徒歩15分
     外環自動車道草加ICよりR4経由で約5km
     ※駐車場130台分あり(6時間無料)
料金/大人650円、小学生300円、幼児150円(4歳以上)
時間/10:00〜25:00

※露天風呂、浴室、食事処の写真は公式サイトより転載

草加やまとの湯(埼玉県草加市瀬崎)

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)埼玉県は健康ランド級の大型施設がまだまだ健在。かすかべ湯元温泉も東京近郊にありながら、深夜料金にて朝まで滞在できる貴重な施設。湯元温泉という非日常感ある屋号にして、大広間や大宴会場を完備。また、屋内プールや会員制フィットネスなどもあるから、休日などは地元内外の客で賑わうのだろう。ずっと前から気になっていた施設だが、ネックはちょっと値の張る入館料。しかし、11月26日は「イイフロの日」とあって割引料金。ほかにも曜日別でサービスデーを設定している。

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)そして、毎月6の付く日はロウリュを開催。奇しくもこの日はプロ熱波師・レジェンドゆうさんのパフォーマンス。初回が16時と知って、高速道路を2時間すっ飛ばし、ギリギリに到着。軽くご挨拶してサウナ室へ。床や壁の板を張り替えたばかりで、明るくきれいな室内。コの字型2段にベンチを設え、そしてikiヒーターが鎮座している。ゆうさんのスタイルは、タオルが優雅に舞うアウフグース。室内の熱気を回旋しているだけでも、蒸されている感がすごい。その後ろでは、アロマ水を何杯掛けるのかと。

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)通常のロウリュ開催日は16時と18時の2回だが、この日は20時も臨時開催。最後の一人になってしまったらおかわりと言わざるを得ず。バシバシ扇がれて熱さよりも、むしろ痛み。ゆうさんのお弟子さんもいい腕前だし、ロウリュ開催日をもっと増やしていただけないものか。せっかくのikiヒーターを活用しない手はない。

ちなみにサウナはもう1室あって、霧雨の降り注ぐミストサウナ。17℃前後を行ったり来たりする水風呂と、浴室内外に椅子が多数。サウナ好きには優しい店だ。

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)大型施設だけあって湯船の数も多く、薬湯と温泉のぬる湯が素晴らしい。茶褐色の温泉は地下1,200mより湧出し、毎分432リットルと湯量も豊富。内湯(あつ湯)や露天風呂でも温泉を使用している。ほかには檜風呂、バイブラ湯など全8種類。浴室はかなりの広さを誇る。今回は利用しなかったが、屋内プール(写真)も入館料に含まれている。こちらは19時まで。

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)飲食やボディケアなどはすべて2階にある。贅沢なほどゆったりとした広さがあって、食事は大広間と軽食コーナーの2か所(ちなみに1階には喫茶コーナーも)。いつも夜は客が少ないのか、大広間の営業は21:30まで。週末に歌謡ショー、毎週月・木曜日にはビンゴ大会も行われるようだが、大広間らしい賑わいが見たかった。大衆演劇の公演があっても良さそう。これからの季節は、大小宴会場も忘新年会の書き入れ時か。軽食コーナーは23時までの営業。春日部の夜は早いのか。

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)各種メニューを設けたボディケアもあるが、国家資格の柔道整体師や鍼師のテナントもあるのは珍しい。また、女性専用エステ、カットハウスも。ゲームコーナーは大人から子供まで存分に楽しめるマシンを用意し、カラオケルーム、漫画コーナーなど充実した内容。週末の三世代利用が目に浮かぶ。もちろん一人で訪ねて、リクライニングルームで惰眠をむさぼるのも理想的な休日。深夜料金にて翌朝まで滞在することができる。

かすかべ湯元温泉(埼玉県春日部市下大増新田)

かすかべ湯元温泉
源泉/かすかべ湯元温泉(単純温泉)
住所/埼玉県春日部市下大増新田66-1 [地図]
電話/048-733-1126
交通/東武野田線・スカイツリーライン 春日部駅西口よりバス10分
     東武野田線豊春駅、スカイツリーラインせんげん台駅より無料送迎バス
     国道16号線「豊春駅入口」交差点より約1.5km
     国道4号線「武里駅入口」交差点より約3.6km
     ※無料駐車場1,200台分あり
料金/(平日)1,340円、子供620円
     (休日)1,750円、子供720円
      ※タオルセット・館内着付き
      ※子供は3歳〜小学生、3歳未満無料
      ※岩盤浴はフリータイム600円
      ※深夜割増料金:大人1,540円、子供1,030円(深夜2時以降)
     (ナイトサービス)大人930円(休日1,030円)、子供460円 ※21時以降
     (休日タイムサービス)大人1,450円、子供500円 ※土日祝18:00〜21:00
     (朝風呂)大人650円、子供300円
      ※6:00〜8:30(休日は5:00〜8:30、受付終了7:00)
時間/10:00〜翌8:30、年2回メンテナンス休館あり

喜楽湯(埼玉県川口市川口)

喜楽湯(埼玉県川口市川口)ウェブサイトやSNSで、東京銭湯の魅力や情報を日々発信する、その名もズバリ「東京銭湯」。業界の活性化を目的とした取り組みは、大きく2つ。まずは、若い世代にもっと銭湯を知ってもらい、新たな顧客とすること。もう1つは喜楽湯の運営。川口市内で1950年代から続く銭湯を引き継ぎ、実際に経営すること。その実体験はリアルだし、銭湯業界に波及効果を生む。

喜楽湯(埼玉県川口市川口)埼玉県の銭湯は430円。券売機に小銭を1枚ずつ入れているそばから、じゃらじゃらと落ちてきたので、2度目は急いで。フロントには若いお姉さん。初めての方限定カードを貰ったが、なぜバレたのか。次回ドリンク1本無料、4回目でオリジナルタオルが貰えるお得なカードだ。さっそくリピーターを掴む作戦とは恐れ入った。

フロント周りではオリジナルのTシャツやタオルといった物販品の販売。そして、フロントの両側に男女の暖簾が下がる。脱衣所のロッカーは所々が歯抜けで、扉のない箇所は本棚となっている。綿棒、化粧水、乳液もあって、そのへんのスーパー銭湯よりもきちんとしているし、洗い場にはシャンプーやボディソープの備え付けも。ついでに言えば貸タオルも無料だから、手ぶらでOKの気軽さだ。

喜楽湯(埼玉県川口市川口)浴室に入ると、空中には万国旗のような装飾。手前に洗い場、奥にジャグジーやバイブラの湯船が並ぶ。毎週日・水・金曜日は薬湯実施とのことで、ちょうど訪ねた日もそう。萬喜湯という黄褐色のお湯。サウナは無料で利用できるからありがたい。室内は2段6人のこじんまり感で、ハッカがほんのり香る。テレビもBGMもなく、おまけに12分計も故障中。スリムな遠赤ヒーターで100℃、水風呂20℃と超スタンダード。

喜楽湯(埼玉県川口市川口)浴室と脱衣所を4年前にリニューアルし、東京銭湯の経営になって2年が経つ。銭湯ならではの庶民派風情と若い感覚がマッチして、川口市の住宅地のど真ん中から銭湯文化を発信。数々の取り組みはSNSで注目を集め、着実に成果を上げつつある。町の銭湯が廃業はいまだ相次ぐが、若い感覚に経営を委ねたら生まれ変わる。その好例だ。

喜楽湯
住所/埼玉県川口市川口5-21-6 [地図]
電話/048-258-7689
交通/JR京浜東北線川口駅西口、西川口駅西口どちらも徒歩12分
料金/大人430円、中学生280円、小学生180円、小学生未満無料
     ※サウナ無料
時間/15:00〜24:00(土日朝風呂8:00〜12:00)、年中無休
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神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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