旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

福島県

温泉天国 さくら湯(福島県郡山市島)

温泉天国 さくら湯(福島県郡山市島)郡山市民憩いの開成山公園から西へ。温泉天国さくら湯はもともと「仙遊 島乃湯」と言ったそうで、住所の「島」が由来なのだろう。島乃湯の名は併設するデイサービスに引き継がれ、さくら湯は2階に宴会場を備えたローカルスパ銭。どちらも建物の規模は大きいが、幹線道路である新さくら通りから、やや奥まった立地にあるため穴場感も。

温泉天国 さくら湯(福島県郡山市島)温泉天国と名乗るくらいだから、旅情をかき立てる風情かと思いきや、入口の雰囲気はまるで公共施設。派手に飾ることもなく、高齢者に優しい仕様。館内の奥まで見渡すことができ、わずかに置かれたソファが寛ぎのスペース。券売機でチケットを購入し、フロントで下足箱とロッカーの鍵を交換する。芸能人のサイン色紙を飾っている店舗はよくあるが、ここは巨人や楽天にも在籍していたボウカー。福島ホープス時代に訪れたようだが、庶民的でほっとする。

温泉天国 さくら湯(福島県郡山市島)内湯と露天に湯船が1つずつ。それぞれゆったり感はあるが、スーパー銭湯気分で訪ねると物足りなく、ただひたすらに湯に浸かるのみ。自慢は市内随一のかけ流しで、毎分244リットルの豊富な湯量を誇る。泉質に関しては温泉ソムリエがチラシで紹介しているが、そもそもがテキストをコピペしたような作り。店舗の雰囲気からしても言えるが、好んで通うのは年配層ではなかろうか。

サウナ室のベンチはDIYだろうか。板が歪んだり、腐ったり。換気が悪く嫌なにおいも。テレビは無く、砂時計2つだけ。家庭などで使うジョイントマットを2枚繋げて使用する。室内備え付けのバスタオルで、ベンチの汗を拭いてから退室。ローカルルールは徹底しているが…といった感じ。水風呂は蛇口+立ちシャワーからホースを伸ばして吐水。苦肉の策か。

2階の大広間では演歌歌手の歌謡ショーも行われている様子。館内にもポスターを並べて貼っていた。年配層はイベントや宴会を楽しみにしているのかもしれないし、しかし、平日とあらば広さを持て余している印象。時間制限を2時間30分にしており、入浴だけなら時間も持て余すが、やはり年配層が集えば四方山話に花が咲く様子。すぐ近所のスーパー銭湯 遊湯ランドとはまったく競合しないようだ。

温泉天国 さくら湯(福島県郡山市島)
温泉天国 さくら湯(福島県郡山市島)



温泉天国 さくら湯
源泉/仙遊島乃湯温泉(ナトリウム−硫酸塩・塩化物泉)
住所/福島県郡山市島2-7-6 [地図]
電話/024-931-4126
交通/国道49号線「開成山」交差点より約750m
料金/大人600円、小学生300円、未就学児無料
     ※1回入浴(2時間30分、延長は30分ごとに大人100円・小学生50円)
時間/6:30〜24:00

ホテルシーアンドアイ郡山(福島県郡山市堤下町)

ホテルシーアンドアイ郡山(福島県郡山市堤下町)郡山市内だと磐梯熱海温泉が有名だが、市街地でも各地に温泉が湧出している。郡山駅から最も近いところではホテルシーアンドアイで、「街なか100%天然温泉」がキャッチフレーズ。県道17号線と格下げになった感もあるが、目の前は昔の国道4号線。市街地の延長上にあり、駅から歩いても15分程度。ビジネスや観光の拠点としても利便性が高い。

ホテルC&I(福島県郡山市堤下町)温泉だけの利用も可能で、日帰り温泉の幟旗も出しているが、公式サイトには料金や時間等の詳細は載っておらず、知る人ぞ知る存在か(サウナイキタイを参照した)。おまけにパンフレットの写真とは異なり、これについてはじゃらんを参照のこと。ともかく、案内された通りに2階の浴室へ。11時頃に訪ねたが、ほかに客はおらず終始貸切。

ホテルシーアンドアイ郡山(福島県郡山市堤下町)いかにもビジネスホテルの大浴場といった雰囲気だが、趣きが少し異なるのは、筆文字フォントで壁に大きく掲示した温泉紹介。源泉非加温(冷泉)と加温の2つの湯船があって、長湯や交互浴の効果が述べられている。薄濁りでタイルも変色し、いかにも効き目ありそう。ちなみに源泉は30.5℃で、毎分183リットル湧出。かけ流しで使用している。

ホテルシーアンドアイ郡山(福島県郡山市堤下町)そして、冷泉をより引き立たせるためのサウナ室。じっくりと汗を流し、さらにじっくりと身体を冷やす。しばらく不感温度の状態を楽しみながら、冷えてきたと思ったら加温した温泉に浸かる。温泉だけの交互浴よりも、温度の上下幅があるぶん、じっくり温泉が沁みわたる気がする。温泉もサウナも温かさ、冷たさのバランスが良く、レベルが高い。

ホテルシーアンドアイ郡山(福島県郡山市堤下町)休憩室はご覧の通り。広々として何も無くて、とても長居して寛げる雰囲気ではない。畳敷きの方がまだリラックスできそうな気もするし、そもそも宿泊客は部屋で寛げばよいだけの話。立ち寄り客は、さっとおいとまするのが粋というもの。さんざん長湯したのだから。

ホテルシーアンドアイ郡山(福島県郡山市堤下町)

ホテルシーアンドアイ郡山
源泉/郡山療養温泉あさかの湯(ナトリウム−塩化物・硫酸塩泉)
住所/福島県郡山市堤下町12-7 [地図]
電話/024-927-1119
交通/JR郡山駅よりバス約5分「堤下」停徒歩1分
     福島県道17号線沿い(文化通り入口交差点より約200m)
料金/大人850円、子供350円
時間/9:00〜21:00

バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)

255848A5-3D13-4722-B72F-8976CD1CD208平成最後の年にあえて昭和のサウナを取り上げるとしたら、それはもう時代の歩みを重ねたサウナ遺産に認定せざるを得ない。その勝手に選ぶサウナ遺産こそが、福島県二本松市のバイパスサウナだ。サウナ店といえば都会の人なら駅前をイメージするし、まれにサウナしきじ大垣サウナのような市街地の外れにも。しかし、バイパスサウナは郊外も郊外、二本松という小都市のしかも国道沿い。昔ながらのドライブインに併設している。

バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)いまやドライブインこそ希少価値があるし、家族和気あいあいといったイメージはとうの昔。もしここが道の駅だったら、もっと賑わうのかもしれないが。客層としてはトラックドライバーが大多数を占めるのだろう。バイパスドライブインには「男女風呂」もあるが、あえてサウナを利用する客はどの程度か。訪ねた日は始終貸切。従業員不足の日は早仕舞いもあるという。

バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)初訪の店はドキドキするものだが、玄関ドアは場末のスナックのようで、おのずと緊張感が高まる。しかし、ドアを開ければ初老の紳士がお出迎え。昭和の優雅を絵に描いたような店内は、木更津のつぼやを髣髴とさせる。サウナ自体は22時までの営業だが、客室も備えており、宿泊も可能だという。

浴室の古びたさまには目をつぶりようもなく、むしろそれを楽しむ余裕が必要だ。また、都会のサウナ店のような優れた設備も期待してはいけない。その代わり、ガツンと熱いサウナがある。

074A335E-B02D-4D42-918B-CA865135CF87例えば近隣のスーパー銭湯がどうとか他所との比較ではなく、昔からこうだと言わんばかりのストロングスタイル。乾燥しきっていて、身体を焼かれているかのよう。ベンチのマットは、たいていの家庭では台所の足元に敷かれているもの。水風呂は蛇口からの冷たさに頼るのみ。せっかく来たし、滅多に来れないしということで3セットをこなし、休憩室へ。色合いが懐かしく、同じ時代を生きてきたんだなぁとしみじみ思う。

バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)サウナのあとの楽しみといえば食事。1階は大衆食堂のような雰囲気で、こちらにはトラックドライバーがちらほら。年配の方でも山盛りご飯だし、若者はカツ丼とラーメン。さすがは働く男達だ。店名を冠したバイパススタミナ定食を注文してみたが、ボリュームあるし、お母さんの手作り感にあふれていた。これはロードサイドのファミレスでは出会えない味、そして雰囲気。サウナとドライブインのどちらにおいても、遺産として残すべき名店だ。

バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)
バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)バイパスサウナ(福島県二本松市杉田駄子内)

バイパスサウナ ※男性専用
住所/福島県二本松市杉田駄子内47 [地図]
電話/0243-23-0578
交通/JR東北本線杉田駅より徒歩18分
     国道4号線(二本松BP)沿い
     東北自動車道二本松ICより約2.5km
     ※無料駐車場あり
料金/800円(3時間以内)
時間/10:30〜22:00、毎週水曜日定休
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
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神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
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