旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

兵庫県

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸(神戸市中央区港島)

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸(神戸市中央区港島)ポートアイランドは神戸港内の人工島。港湾、研究、教育などの諸施設が集まり、南端にあるのは神戸空港。三宮からは無人運転のポートライナーに乗って、中公園で下車。お目当ては昨年7月にオープンした、センチュリオンホテルヴィンテージ神戸。看板に「日帰り入浴」とあったが、ここを訪ねる客の目的は、入浴よりむしろサウナだろう。「サウナリゾートオリエンタル神戸」という別名もあって、赤坂、上野のノウハウがどう活かされているか期待だ。

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸(神戸市中央区港島)9階のフロントで料金を支払い、タオルセットとカードキーを受け取る。浴室は2階。エレベーターを降りて、カードキーでドアを開ける。休憩スペースにはソファやリクライニングシートが並び、照明の薄暗さも相まって、上質な雰囲気が漂う。さすがに2階だと窓の外は夜景というより、なんてことはない夜の街並み。

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸(神戸市中央区港島)暖簾をくぐって脱衣所、そして浴室へ。宿泊客の利用もありそうな時間だったけど、4人ほどいた先客はおそらく日帰り利用客。誰も湯船には浸からず、サウナと水風呂と小休憩を繰り返している。サウナはベンチ2段が横長に並び、ikiヒーターのオートロウリュは20分おき。スプレー状に噴射して湿度を高めてくれる。

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸(神戸市中央区港島)ここ神戸センチュリオンの売りといえば、9℃の水風呂。この日の先客4人もサウナ目当ての客とあってか、水風呂はギリギリで10℃を下回っていたが、ホテルサウナなのに気合いが入りすぎ。赤坂、上野も攻めている施設だと思うが、神戸はさらに上を行っていた。そりゃ、メトスの営業マンも自画自賛するわけだ。屋上からは神戸市街の夜景を一望。これだけでも訪ねた価値はある。

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸(神戸市中央区港島)

センチュリオンホテル ヴィンテージ神戸
住所/神戸市中央区港島1‐1‐6 [地図]
電話/078-335-7801
交通/ポートライナー中公園駅より徒歩6分
料金/90分1,200円、3時間2,000円、6時間2,700円
時間/24時間

※オートロウリュは、6:00〜17:00は1時間おき、17:00〜24:00は20分おき、24:00〜25:30は30分おき

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)神戸の三宮・元町エリアは、グルメやショッピングなどで人気の観光スポット。神戸サウナはその目抜き通りとでもいうべき、生田新道の一等地に建つ。阪神大震災での全壊から見事に復興を遂げ、いまやその名は全国区。全国に「サウナ」または「スパ」と名の付く店舗はたくさんあるが、良いバランスで両方楽しめる施設ではなかろうか。三宮から徒歩5分の好立地も魅力だし、なんと言ってもおしゃれな外観。そして、エレベーターを6階で降りると、ガーデン風なエントランス。

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)受付を済ませ、ロッカールームでサウナパンツ一枚に着替えたら階段で7階へ。移動している姿をフロントからちらっと見られているのではないかと気になるが、共感してくれる人はいるだろうか。浴室でまず目を惹くのは、ハンガリアンバスという円形風呂。真正面に露天スペースを眺め、吹き抜けから明るい日差しが降り注ぐ。この開放的な空間に、入館料を支払う価値はじゅうぶんある。ちなみに地下1,004mから湧出した温泉を使用している。

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)


サウナは3室あって、メインサウナではなんと30分おきにロウリュを開催。たいていの施設ならロウリュで客が集まるのに、頻繁にやっているせいか、これから始まるという段階で立ち去る客もいるし、扇ぎを拒む客も。ロウリュ自体は激しいものではなく、タオルで回旋して扇いで、ごくシンプルな感じ。スタッフによって技術の差は多少あれど、熱さと心地よさで満足させてくれる。フィンランドサウナではセルフロウリュ可。塩サウナは豪快すぎるほどに、床じゅうわんさか塩まみれ。

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)


露天にある水風呂は11.7℃で、季節によってはへこたれることも。一方で浴室内の水風呂は入門者向け。ガーデン風の露天で外気浴もいいし、極限まで冷やしてからハマームで寝転ぶのもいい。ハマームは奥まった場所にあるせいか、三度目の訪問で初めて気づいたし、実際に穴場なのか貸切状態。岩盤浴のような、スチームサウナのような、うとうとしてしまう空間だ。

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)神戸サウナといえば、ギンガムチェックの館内着。青か緑の2種類あって、パジャマのような若々しさ。袖を通して8階へ。レストラン、リクライニングシート、ボディケアなどがある。レストランは和洋幅広く取り揃え、ぼっかけうどん、そばめしといったご当地メニューも。お腹いっぱい食べたあと、すぐにごろんとなれる近さにリクライニングシート。せっかくカプセルを取ったのに、うたた寝したりするのもサウナ旅ならではの贅沢だ。入館料は決して安くはなく、相応の満足感はあるのだが、やはりカプセル宿泊がおすすめ。そして、レディスフロアとは完全に分かれているので、カップルで訪ねるときはご注意を。

神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)
神戸サウナ&スパ(神戸市中央区下山手通)

神戸サウナ&スパ
源泉/神乃湯温泉(単純温泉)
住所/神戸市中央区下山手通2-2-10 [地図]
電話/078-322-1126
交通/神戸市営地下鉄 三宮駅西出口1番より徒歩1分
     阪急 三宮駅西口より徒歩3分、JR 三ノ宮駅西口より徒歩5分
料金/2,700円(学生2,000円)、深夜2時以降は別途1,000円
     リフレッシュコース(1時間)1,700円 ※8:00〜翌5:00
     モーニングコース2,100円 ※5:00〜8:00
     ナイト3hコース2,200円 ※23:00〜翌5:00
時間/24時間、年中無休

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)神戸のような大都市においしい水を連想しないが、「六甲のおいしい水」の六甲山系が神戸にあると知れば納得だろう。そしていま神戸を代表するブランドが「神戸ウォーター 布引の水」で、神戸クアハウスには水汲み場を設けている。ポリタンクをいくつも持参する人、また入浴で訪ねる人は後を絶たない。資源に恵まれた土地とはいえ、神戸の玄関口・三ノ宮駅からわずか700mの距離でありながら、この光景が日常的とは驚かされる。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)神戸クアハウスは、サウナ好きによく知られた施設。目当ては水風呂の爽快感だ。館内にも水汲み場があって興奮するが、空のペットボトルを持参するか、さもなくばフロントで神戸ウォーターを購入するか。フロントで入館受付を済ませ、まずは3階へ。カプセル客と入浴客とでは脱衣所が異なり、矢印に従えばよいが、スキップフロアの構造なのか、初見泣かせでもある。しかも裸になってから、こんどは階段を5階へ。ちなみに女性は別の動線にて上下移動。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)浴室に入ると硫化水素のような甘い香り。かけ湯のすぐ裏側が薬湯で、袋詰めされた入浴剤が浮いている。ジェットバスやバイブラ湯もあって、これだけでもクアハウスたる要件を満たしているような。サウナ室は横並びにベンチを設け、浴室側はガラス張り。そしてガラスの外にテレビを設置している。遠赤ヒーターから遠い側にも扉があって、こちらは「ねころびサウナ」と名付けられ、床にマットが敷いてある。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)東のしきじ、西のクアハウス。サウナの良さではしきじに軍配が上がるけど、水風呂の良さではクアハウス。聖地として崇められ、多くの巡礼客で賑わうしきじに対し、人気といえどクアハウスはさほどでもない。しきじは滝だが、クアハウスは打たせ水。天井の配管から絶えず落下し、かけ流し状態。冷たすぎずぬるすぎずで、サウナとの相性は良く、湯船との温冷交代浴もおすすめだ。

温泉も2本湧いており、無色透明の硼酸泉(地下1,006m)と薄茶色の重曹泉(地下727m)。湯船を分けているから、泉質の違いも楽しめる。硼酸泉は飲泉することもでき、飲み水(=神戸ウォーター)もしかりだが、空のペットボトルがあったら便利。無かったら両手ですくって飲むしかない。男湯には屋上に露天風呂があって、ここでも硼酸泉を使用。外気浴も屋上にて。浴室の外は板張りなのにいつも濡れておらず、これは利用客のマナーが良い証拠。皆しっかりと身体を拭いている。気持ちも身なりもととのって、おいしい水で身体も浄化され。健康と美容を実感できる施設だ。

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)

神戸クアハウス(神戸市中央区二宮町)



神戸クアハウス
源泉/硼酸泉(単純温泉)、重曹泉(温泉法の温泉)
住所/神戸市中央区二宮町3‐10‐15 [地図]
電話/078‐222‐3755
交通/JR・阪急・阪神 三ノ宮駅より徒歩8分
     JR山陽新幹線・神戸市営地下鉄 新神戸駅より徒歩12分
料金/大人990円、小人490円(4歳〜小学生)
時間/24時間、年中無休
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神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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