旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

北東北〜函館2009/5

日帰り温泉・スーパー銭湯のオープン&閉店情報(首都圏)
* 竜泉寺の湯 草加谷塚店 (埼玉県草加市) -2016/9/10オープン
* おふろcafe bivouac (埼玉県熊谷市) -2016/9/10オープン
* おふろcafe 白寿の湯 (埼玉県神川町) -2016/10/1リニューアルオープン
* ソプラティコ横浜関内 (横浜市中区) -2016/10/1オープン
* グリーンプラザ新宿 (東京都新宿区) -2016/12/25閉店
* 佐倉天然温泉 澄流(千葉県佐倉市) -2016/12/18オープン
* のだ温泉ほのか(千葉県野田市) -2016/12/20オープン
* グランパーク・イン横浜(横浜市西区) -2016/12/22オープン
* 海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜) -2017/1/11オープン
* Gensen Cafe(湯河原町) -2017/2/24オープン
* 西武秩父駅前温泉 祭の湯(埼玉県秩父市) -2017/4/24オープン予定

土畑鉱山(岩手県西和賀町)

ほっとゆだ駅から湯田温泉峡の南部にある湯川温泉を見に行ってみようと思い、車を走らせていると、温泉街の手前で鉱山遺跡を見つけた。山の斜面に選鉱場などの廃墟が無残な姿をさらしている。

土畑鉱山土畑鉱山
土畑鉱山土畑鉱山

いまでこそ西和賀町(旧湯田町)は温泉の町を売り物にしているが、かつては鉱山の町として栄えたのだという。数多くあった鉱山のうちの1つが土畑鉱山で、昭和51年に操業を終えるまで主に銅を採掘していた。いまでは坑内排水から沈殿銅を採集する作業が行われているという。

糸平興産(土畑鉱山を経営していた田中鉱業の後継会社)
四季彩の宿ふる里(糸平興産が展開する湯川温泉の旅館)

峠山パークランドオアシス館(岩手県西和賀町本内)

峠山パークランドオアシス館(岩手県西和賀町)前回の記事では鉄道の駅にある温泉「ほっとゆだ」を紹介したが、今回は高速道路のSAにある温泉。秋田自動車道の錦秋湖SAにある温泉施設で、「峠山パークランドオアシス館」と言う。一般道からもアクセス可能なHO(ハイウェイオアシス)で、正確に言うと上下線の供用施設であるSAから、進入路を隔てて隣接している。錦秋湖SA自体はその名の通り、錦秋湖のほとりに位置するが、峠山パークランドは近くにそびえる峠山にちなんでいる。もうちょっとシンプルな名前にできなかったものか、とも思うが。キャンプ場やグラウンドゴルフ場などを付属した施設で、町などが出資する西和賀産業公社が運営。平成9年にオープンした。

峠山パークランドオアシス館(岩手県西和賀町)SAからは連絡橋を歩いて渡る。2階建の建物で、1階に特産品売り場とレストラン、2階に浴室とカーペット敷きの大広間がある。訪れたのが休日の夕方とあって家族連れが多く、大広間では仮眠をとるドライバー(つまりお父さん)が多い。混雑は覚悟していたが、びしょ濡れの脱衣所や混雑した洗い場には閉口した。広い湯船も子供にとっては単なる遊び場で、泳いだり潜ったりとやりたい放題。たまたまだったと思いたいが、さすがに我慢ならず露天風呂へ避難。

広い内湯とは対照的に、露天風呂は直径2mほどの円形の湯船。タイル張りで風情はなく、手すりが高いため湯船につかりながらだと景色は望めない。立ち上がっても、山と高速道路への進入路とガソリンスタンドが見えるだけ。しかも日が暮れると真っ暗。正面に見えるのは峠山だと思うのだが、現地では権五郎山と呼ぶらしい。後三年の役(1083〜1087)の際、源氏の武士鎌倉権五郎影正が傷ついた眼を沢で洗ったところ、そこに棲むカジカは片目になってしまったのだという(メッコカジカ伝説)。脱衣所にも何らかの説明書きがあったような気もするが、いま検索してみたところではこんな感じの情報が見つかった。

混雑と塩素臭が気になり、温泉らしさはあまり感じられなかった。しかし立地の良さや手軽さから、ドライブの疲れを癒すには貴重な施設だ。子供にとっても旅の思い出のひとコマとなることだろう。

西和賀町観光協会
西和賀産業公社

[鎌倉権五郎影正の伝説について]
わらびと(岩手県埋蔵文化財センター所報)-pdf

峠山パークランドオアシス館
源泉/錦秋湖温泉(峠山の湯:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉)
住所/岩手県和賀郡西和賀町本内46地割125番地106 [地図
電話/0197-82-2915
交通/秋田自動車道錦秋湖SA、国道107号線からも利用可
料金/大人500円、中学生以下300円、幼児無料
     貸切風呂2,000円(予約制・1時間)
時間/8:00〜21:00

ほっとゆだ(岩手県西和賀町川尻)

ほっとゆだ(岩手県西和賀町)「温泉のある駅」として温泉ファンのみならず、鉄道ファンにも有名なのが、JR北上線ほっとゆだ駅である。平成元年に新駅舎運用に合わせて温泉施設「ほっとゆだ」をオープンすると、平成3年には陸中川尻からほっとゆだへと駅名をも改めた。平日上り9本、下り10本の列車が停車し、昨年の乗車人員は1日平均191人だという。いわゆるローカル線のローカル駅に過ぎないが、紅葉スポットで知られる錦秋湖のほとりに位置し、湯本・湯川など和賀川沿いに点在する湯田温泉峡の玄関口としても知られている。

改札口からは売店を通って行き来することができ、わずか数十mという近さ。売店にはちょっとした食料品から雑貨類まで揃い、温泉施設の受付にも草刈鎌が並ぶというのどかさ。温泉施設自体も鉄道旅行客より、地元のおじさん達の利用のほうが多かった。入浴料金の安さもあってか、町の共同浴場のような感覚で利用されている。

浴室内には浅湯、あつ湯、バイブラ湯という3つの湯船がある。わずかに黄色がかった源泉はあつ湯に注がれており、常連客が勝手にバルブを開けて湯量と湯加減を調節していた。貼り紙にもあったが、湯量は減少傾向にあるとのこと。カランから出る量はだいぶ少なく、この問題は深刻だといえる。

ほっとゆだといえば、浴室の壁に鉄道用信号が掛けられていることで有名だ。列車が到着する45〜30分前は青、30〜15分前は黄、15〜発車時は赤に点灯する。次に到着する列車の時刻を脱衣所で確認し、浴室で信号を見ていたら、青→黄ときて、つぎに青と赤が同時に点灯。鉄道信号ではこれはどういう意味なのかと疑問だったが、考えてみれば上下線の発着があるわけで。信号の表示を目安として風呂から上がればじゅうぶん間に合うのだが、もし乗り遅れたら大変だ。信号の表示を補うために時計やアナウンスがあればよいのだが。話が脱線してしまったが、いま流行りの「乗り鉄」派にはおすすめ。じつは僕も高校生の頃、乗り鉄の途中で訪れたことがあるのだが、そのときのひとっ風呂はいまでも忘れられない思い出だ。

錦秋湖錦秋湖はあまりにも寂しい景色だった。

ほっとゆだ(西和賀産業公社)
ほっとゆだ(JR東日本:各駅情報)
西和賀町観光協会


ほっとゆだ
源泉/川尻温泉(駅前の湯:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉)
住所/岩手県和賀郡西和賀町川尻40地割53 [地図
電話/0197-82-2911
交通/JR北上線ほっとゆだ駅隣接
料金/大人250円、中学生以下100円
     休憩室:大人350円、中学生以下200円
時間/7:00〜21:00、毎月第2水曜日定休(祝日の場合は翌日)

みちのくの小京都・角館

「みちのくの小京都」として知られる角館は、秋田県仙北市南部に位置する。田沢湖町などとの合併以前は角館町といい、江戸時代には秋田藩芦名氏・佐竹氏の城下町として発展した。「武家屋敷通り」はその当時の名残をとどめ、多くの観光客を集めている。また、桜の樹皮を加工した樺細工の伝統工芸でも知られている。

角館角館角館
角館角館角館
角館角館角館
角館角館角館

写真右下の「パラソルアイス」は、秋田県内でよく見られるアイスクリームの路上販売だ。ばばぁがヘラで盛り付けるから、通称「ババヘラアイス」と言うらしい。角館などの観光地ならまだしも、周囲に集落などのない国道沿いにぽつんと立っていたりもする。こんな商売は秋田県と沖縄県でしか見たことがない。

角館角館角館

角館町観光協会
小京都(全国京都会議)
全国伝統的建造物群保存地区協議会

孫六温泉(秋田県仙北市田沢湖)

孫六温泉(秋田県仙北市)乳頭温泉郷にある7ヶ所の温泉のうち、いちばん奥に位置するのが孫六温泉である。黒湯温泉の上段にある駐車場より山道を300mほど下っていくと、先達川のほとりに見えてくる。数棟ある建物は真っ黒の板張りが印象的で、いずれも飾り気のない簡素なつくり。旅館部と自炊部から成り、すぐ裏手には雑木林の山が迫っている。「清流と深山にいだかれた人情の宿」とは言い得て妙だろう。「つげ義春の温泉」に昭和51年の写真が載っているが、その当時は秘境中の秘境で、むしろうらぶれた佇まい。いまでは先達川が護岸工事されて味気なくも感じるが、秘境らしさは失っていない。

孫六温泉(秋田県仙北市)孫六温泉(秋田県仙北市)孫六温泉(秋田県仙北市)

孫六温泉の浴室は「唐子の湯(内湯)」「石の湯(内湯+露天風呂)」。受付には「お風呂場の略図」が貼ってあるが、別の貼り紙にある「お風呂の位置は全部まわれ右して左下側です」のほうがわかりやすい。要するに川に面した側に2つの浴室はある。屋根に湯気抜きが設けられ、まさに湯小屋といった感じの建物だ。

唐子の湯も石の湯も浴室内の壁は板張りだが、床はコンクリートを打っただけ。湯船に湛えられた温泉は、ほぼ無色透明で、わずかに白い湯の花が舞っている。しかしその成分によって床は緑や茶に変色し、素っ気ない浴室に味わいを添えている。薄暗い室内にはまぶしいくらいの日が射しこみ、陰影が鄙びた雰囲気をより一層濃くしている。湯船の底には「腰掛けるために使え」ということなのだろうか、重り石やコンクリートブロックが沈んでいる。きれいに並んでいるとは言えない感じが、なんとも微笑ましい。

孫六温泉(秋田県仙北市)孫六温泉(秋田県仙北市)孫六温泉(秋田県仙北市)

唐子の湯は男女別浴で内湯のみ。石の湯は混浴で内湯と露天風呂が3ヶ所(うち1ヶ所は女性専用)がある。内湯の鄙びた湯治場風情から一転、露天風呂は石組みで開放感のある湯船だ。巨岩がごろごろと転がる先達川の流れに面し、雪解けで水量を増しているせいか、轟音が間近に聞こえる。また、孫六温泉自体が谷間にあるため、周囲の山も近くに迫り、のどかな景色を演出している。内湯に比べてお湯はぬるめなので、長湯を楽しむ客も多い。孫六温泉のお湯は、その泉質と効能から「山の薬湯」と呼ばれているそうだ。内湯にじっくりとつかって療養するのも良し、露天風呂で気分をリフレッシュするも良し。乳頭温泉郷で秘湯らしさを求めるなら、孫六温泉を訪ねてみると良いだろう。

乳頭温泉組合

孫六温泉
源泉/孫六温泉(単純温泉・単純硫化水素泉)
住所/秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林 [地図
電話/0187-46-2224
交通/JR秋田新幹線よりバス約55分「乳頭温泉郷」停徒歩10分
料金/大人500円、小人250円
時間/7:00〜17:00

つげ義春の温泉つげ義春の温泉
著者:つげ 義春
販売元:カタログハウス
発売日:2003-01
おすすめ度:3.5
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まぼろしチャンネル

昭和レトロ総合サイト「まぼろしチャンネル」で温泉レポート連載中。全国から選りすぐったディープで、どローカルな温泉をご紹介します。「いかす温泉天国」(5ch)をよろしく!
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当ブログでご紹介している温浴施設の情報は、すべて自ら訪問し記録したものです。再訪時に料金・設備等で変更点があればその都度追記していますが、施設によっては現在と異なる点がありますのでご了承ください(⇒情報をお寄せください)。 また、当ブログ記載の「交通」は、各施設の公式サイトやパンフレットで公表している情報です。公表なき場合は1分=80mとして計算しています。
神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

神奈川県浴場組合ホームページ
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