旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
日帰り温泉・スーパー銭湯・町の銭湯・共同浴場・サウナ・健康ランド・野湯など守備範囲は広めです。
行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

関西2008/5

日帰り温泉・スーパー銭湯のオープン&閉店情報(首都圏)
* 佐倉天然温泉 澄流(千葉県佐倉市) -2016/12/18オープン
* のだ温泉ほのか(千葉県野田市) -2016/12/20オープン
* グランパーク・イン横浜(横浜市西区) -2016/12/22オープン
* 海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜) -2017/1/11オープン
* Gensen Cafe(湯河原町) -2017/2/24オープン
* 西武秩父駅前温泉 祭の湯(埼玉県秩父市) -2017/4/24オープン
* 花湯スパリゾート(埼玉県熊谷市) -2017/4/27オープン
* ひだまりの泉 萩の湯(東京都台東区) -2017/5/29リニューアルオープン
* 湯けむり天然秘湯 龍泉の湯(千葉県成田市) -2017/6/1オープン

明日香村の遺跡

奈良県明日香村は飛鳥時代の遺跡が数多く存在することで有名だ。実際に訪れてみると、なだらかな山なりの地形で農地も多く、のんびりとした印象を受ける。予備知識を何も持ち合わせていないので、まずは拠点となる国営飛鳥歴史公園館へ。高松塚古墳にほど近いところにあり、明日香村に点在する史跡を写真、ジオラマ、アニメなどで紹介する施設である。ここで地図を兼ねたパンフレットを入手。

中尾山古墳国営飛鳥歴史公園は高松塚地区、祝戸地区、甘樫丘地区、石舞台地区からなる歴史公園。ここ高松塚地区には、高松塚古墳と中尾山古墳、芝生広場、展望台がある。あらためて周囲を見渡してみるが、高松塚古墳も中尾山古墳もこんもりとした、ただの低山というか丘陵である。中尾山古墳は研究者の間では文武天皇陵ではないかといわれているらしいが、丘陵の上にさらにこんもりと盛り上がっているのがそれだという。なんだかよくわからず、ハイキングをしに来たわけじゃないのに…、という気分にさせられる。

高松塚古墳高松塚古墳は現在発掘調査中であり、仮設の建物に覆われてしまっている。周囲にも塀をめぐらせ、遺跡というより工事現場のようだ。こちらの石室内では昭和47年に極彩色の壁画が発見されている。青龍や白虎など四神や女子群像などの壁画の模写は、隣接する高松塚壁画館で展示されている。

高松塚壁画館
料金/大人250円、大学・高校生130円、中学・小学生70円
時間/9:00〜17:00、年末年始は休館

天武・持統天皇陵飛鳥歴史公園に車を停めたままにし、歩いて周囲を散策する。1km足らずのところに天武・持統天皇陵がある。律令制の基礎を築いた天武天皇、そしてその皇后で次に即位した持統天皇が合葬されている。丘のてっぺんが墳丘で、鳥居を掲げ、柵に囲まれたその光景はまるで神社だ。宮内庁管轄の神聖な場所なのだろうが、脇に目をやると農地が普通に広がっている。あぜ道とも路地とも言える道が散策路をというわけで、地図を片手に、徒歩あるいはレンタサイクルで観光客は移動する。明日香村の遺跡めぐりは距離がハンパないのでレンタサイクルは確かに便利だが、狭い道で後ろからチリンチリンと鳴らされると不愉快極まりない。

鬼の俎板鬼の雪隠亀石

上の写真において、左は「鬼のまな板」、中は「鬼の雪隠」と呼ばれる石造物。墳丘にかぶさる土を失った状態なのだが、その墳丘内にある石室は、底石、蓋石、扉石の3つの石の組み合わせてできている。まな板は石室の底石にあたり、雪隠は蓋石にあたる、というわけだ。「この周辺は霧ヶ峰と呼ばれ、鬼が住み、通行人に霧を降らせて迷ったところを捕らえて、まな板の上で料理し、雪隠で用を足した」(現地看板より)という伝説があるという。

そして、右の写真が「亀石」と呼ばれる石造物。いつ何の目的で作られたかは明らかではないらしいが、かつて存在した川原寺の所領の四方の境界を示すものではないかという説がある。「むかし大和が湖であったころ、湖の水を当麻にとられてしまった。湖に住んでいたたくさんの亀は死んでしまった。何年か後に亀をあわれに思った村人達は、亀の形を石に刻んで供養したそうである。いま、亀は南西を向いているが、もし西に向き大麻をにらみつけたとき、大和盆地は泥沼になるという」(現地看板より)

石舞台古墳石舞台古墳

高松塚地区より車で移動して石舞台地区へ。こちらでの見どころはもちろん石舞台古墳。豪族の蘇我馬子の墓だと考えられているが、いちばん遺跡らしいと思えるのは素人目線か。巨大な石材が積み上げられており、長さ7.7m、幅3.4m、高さ4.8m、天井の石の重さは77トンとスケールが大きい。

石舞台古墳石舞台古墳では石室内に立ち入ることもできる。高松塚古墳や天武・持統天皇陵もそうだったが、ここでも盗掘に遭っていて、内部はがらんどうの状態。なだらかな丘陵ばかりの明日香村だというのに、よくも盗賊達は古墳を探し当て、お宝を盗掘できたな、と思う。むかしは一面の原野じゃなかったのかと思うのだが。

石舞台古墳
料金/大人250円、高校生200円、中学生150円、
     小学生100円
時間/8:30〜17:00、年中無休

というわけで、明日香村の遺跡群は見どころが数多く、そして各所に点在している。ダイジェストに見て回りたい人は狙いを絞って、古代史ファンは時間をかけてゆっくりと訪れることをおすすめしたい。遺跡ばかりではなく、その周囲に目をやればのどかな里山の風景が広がっている。飛鳥京観光協会に加盟している民宿では、1泊2食付が一律6,000円とリーズナブルなのもいい。

国営飛鳥歴史公園館
住所/奈良県高市郡明日香村平田538 [地図
電話/0744-54-2441
交通/近鉄吉野線飛鳥駅より徒歩7分
料金/無料
時間/9:30〜17:00(12月〜2月は9:30〜16:30)
     年末年始は休館

・財団法人明日香村観光開発公社
・飛鳥京観光協会
・国営飛鳥歴史公園
・財団法人飛鳥保存財団
・飛鳥資料館(奈良文化財研究所)

法隆寺

京都は旅行でしょっちゅう訪れても、奈良を訪れる人は意外と少ないのではないかと思う。昨秋テレビで放映していたドラマ「鹿男あをによし」の影響で、再び脚光を浴びた感もあるが、ブームになっているという噂までは聞かない。平城遷都1300年祭のキャラクター「せんとくん」は、かわいくないとか仏を侮辱しているなど非難殺到。「まんとくん」というキャラクターまで登場し、真っ向対決の様相である。「奈良の大仏」で有名な東大寺、春日大社など魅力的な寺院は数多いのだが、どうしても足を伸ばすという気分になる。今回奈良を訪れるのも中学校の修学旅行以来だったりする。せっかくの機会なので、数ある寺院の中から法隆寺(別名斑鳩寺)を訪れることにした。

法隆寺中門法隆寺五重塔(左)、金堂(右)、大講堂(正面)法隆寺金堂(左)、五重塔(右)

世界最古の木造建築として知られる法隆寺は、推古15年(607)、推古天皇と聖徳太子が寺とその本尊「薬師如来」をつくったことが始まりだとされている。その一方で670年に焼失したという記録もあるが、飛鳥時代には再建されたようだ。五重塔や金堂などを中心とした西院伽藍、夢殿を中心とした東院伽藍に境内は分かれ、約187,000屬箸なりの広さ。その境内には飛鳥時代など各年代の建築物、宝物類があり、国宝・重要文化財に指定されているものは約190件、2300点余りに及ぶという。

法隆寺中門の金剛力士像法隆寺中門の金剛力士像

南大門より中門へ。中門は飛鳥時代の建築とされ、左右に立つ金剛力士像は奈良時代の作。その中門から奥の大講堂へと廻廊が囲み、そのなかに五重塔と金堂(いずれも飛鳥時代)が並んで建っている。法隆寺といえば五重塔であるが、この塔の高さは約31.5m。もちろん日本最古の五重塔である。金堂は法隆寺の本尊を安置するための建物。飛鳥時代作の釈迦三尊像、薬師如来像などが安置されている。これら仏像のことはよくわからないが、寺院建築として見事な装飾を備えている。

法隆寺金堂、柱の装飾法隆寺聖霊院法隆寺夢殿

拝観順序としては次に聖霊院へ。鎌倉時代の建築で、この当時は聖徳太子信仰が高かったようだ。平安末期作の聖徳太子の尊像を安置している。そして平成10年に造られた大宝蔵院へ。仏像、宝物が数多く展示されているが、個々の説明が不十分で非常に不親切。はっきり言って退屈なことこの上ない。東院伽藍へと移動。こちらでの見どころ、八角堂の夢殿は奈良時代の建築。秘仏救世観音菩薩像などを安置しているというが、薄暗くてよくわからない。行列に並んでいたら、職員のおじさんに「あんたこっちや」と列の方向を指図されたが、方言とはいえ、いきなりの「あんた」呼ばわりとタメ口は不快だった。

「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」。これは正岡子規が詠んだ句で、実際に正岡子規は明治28年10月29日に法隆寺を訪れている。門前に並ぶ土産物店の定番商品は、やはり「柿の葉ずし」のようだ。

聖徳宗総本山 法隆寺
住所/奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1 [地図
電話/0745-75-2555
交通/JR大和路線法隆寺駅より徒歩20分
     または法隆寺駅、王子駅、近鉄奈良駅よりバスを利用
料金/一般1,000円、小学生500円
時間/2/22〜11/3は8:00〜17:00、11/4〜2/21は8:00〜16:30


・奈良県観光情報 大和路アーカイブ(奈良県観光連盟)
・奈良県情報サイト 奈良っこ(読売奈良ライフ)
・平城遷都1300年祭(平城遷都1300年記念事業協会)
・クリエイターズ会議・大和(まんとくんのキャラクター)

奈良健康ランド(奈良県天理市嘉幡町)

奈良健康ランド(奈良県天理市)天理市にある「奈良健康ランド」は奈良県唯一の健康ランドである。広大な駐車場の奥に、夜だと「パチンコ屋か!」と錯覚するくらいのド派手な円形エントランス。早くもスケールのデカさを感じさせる。健康ランドの背後には「奈良プラザホテル」を併設している。

券売機で入館券を購入し、駅の改札機のようなゲートを通って入館する。入館券はフロントでバーコードのついたリストバンド(ロッカーキー)と交換。館内の飲食や自販機の買い物はすべてリストバンドを使用する。精算は退館時に深夜料金を含め機械で行うのだが、リストバンドを挿入するなんともハイテクな機械。改札機に通した退館券をは、15枚集めると無料券1枚と交換できる。

館内着やタオル、バスタオルは脱衣所入口のカウンターで受け取る。脱衣所は健康ランドらしくやたらと広くて整然としている。ウォータースライダーなど設備充実の屋内レジャープールも無料で利用でき(利用可能時間は下記)、脱衣所内の階段と連絡通路で行き来する。

奈良健康ランドパンフレット建物の規模のわりには浴室は大きくはないかなぁという印象。健康ランド特有の無駄な明るさ、やさぐれた感じはなく、そこは評価できるのだが。高温サウナが1つだけというのも健康ランドとしては物足りない気もする。内風呂にはジェットバス、バイブラバス、イベント風呂、ひのき風呂、薬湯、水風呂。そして天然温泉を使用した湯船。というわけで数は多い。

イベント風呂は4種類の入浴剤が月ごとに替わるようだが、ゴールデンウィーク期間中は日替わりだった。訪れた日はヒマラヤ岩塩風呂、翌日はチョコレート風呂。効能うんぬんより、こんな入浴剤もあるのかと正直驚いた。ひのき風呂では古代檜を使用しているのだとか。黒ずみが出ないなど色々と説明が書いてあったが、所詮は気分の問題。ゆったりとしていてとてもよかった。10種類の薬草やハーブを加えたという薬湯は、健康ランドでは欠かせない湯船であるが、ここの薬湯は肌にビリビリする刺激や強烈な臭いが少なく、なんだか物足りない。そしてまた、たいていの健康ランドでは薬湯が一番人気だったりするのに、ここでは不思議と人気がない様子。

天然温泉は地下800mから湧出。無色透明。露天風呂でも使用されている。岩風呂と石造りの2つの大きな湯船があり、いずれも温め。日本庭園調で高い塀に囲まれているが、ゆったりとしているのがよい。

1階にはレストラン、ゲームコーナー、カラオケボックス。数多くのリクライニングチェアが並んだレストルームは2階にある。正面上部に何台か据え付けられたテレビには、関西キー局が映し出されている。室内はすでに薄暗く、ゴールデンウィーク中ということですでに全てが埋まっていた。普段は宴会場として使われている和室宴会場も開放されていたが、そこもすでに定員オーバー。仕方なく廊下で寝ることに。薄暗かったことがせめてもの救いだった。

健康ランドといえば歌謡ショーなどのイベント。ここではほぼ毎週末、1日2回のステージが行われている。それにとどまらず、昨年の20周年記念イベントとして行われた「サマーガール」コンテストは今年が第2回。イメージガールを募る健康ランドもすごいが、水着審査のコンテストに若い女性が多数応募していることも見逃せない。どこにでもある健康ランドと思いきや、関西地区ではテレビCMも流しているし、そのCMにはグラビアアイドルほしのあきが出演している。奈良健康ランドおそるべし、である。



奈良健康ランド
源泉/大和温泉(ナトリウム−塩化物泉)
住所/奈良県天理市嘉幡町600-1 [地図
電話/0743-64-1126
交通/近鉄天理線二階堂駅より徒歩15分
     JR桜井線・近鉄天理線天理駅などから無料送迎バスあり
     国道24号線・25号線「嘉幡町」交差点至近。
     西名阪道郡山ICより南に約2km
     ※無料駐車場1000台分あり
料金/1,050円、2歳までは無料
     深夜料金1,260円(2:00〜5:00の間に入館・滞在の場合)
時間/24時間

※レジャープール利用可能時間
   月〜金:12:00〜20:00
     土:10:00〜22:00
   日・祝:10:00〜20:00
    (祝前日は22:00まで営業)
   レンタル水着315円
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神奈川県の銭湯料金
神奈川県の銭湯の料金は下記の通りです。
・大人470円(12歳以上)
・中人200円(6歳以上12歳未満)
・小人100円(6歳未満)
銭湯にはタオル、ボディソープ、シャンプーを持参して行きましょう!

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