旅は哲学ソクラテス

興味があるのは風呂屋めぐりとベイスターズです。それ以外のことにはあまり興味がありません。
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行動範囲は神奈川を中心とした1都3県と静岡、山梨です。

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筑波山ガマランド

昨日5/3は友達を誘って筑波山のガマランドを訪ねたが、天気はあいにくの雨。しかも濃霧。広大な駐車場には車がなく、がらーんとしていた。17時の時点ではすでに「ガマ洞窟」も食堂も営業を終えてしまっていた。ゴールデンウィークだというのに何ということか。

筑波山ガマランド筑波山ガマランド

むかしは設備投資に熱心だったようだが、遊具はすでに時代遅れ。「SLに乗って筑波を走ろう」とあるが、SLなんてどこにもないし、無料スペースシャトルは子供向けのすべり台だし、どこにもビックリハウスなんてないし、神秘ガマの滝は水が流れていないし、なぜかシマウマが佇んでいる。普通そこは鹿だろ、と思うがキリンやら変なオブジェやら、やりたい放題な感じもする。

筑波山ガマランド筑波山ガマランド筑波山ガマランド
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筑波山ガマランド筑波山ガマランド
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「祈願 東日本大震災復興」の文字だけが唯一まともだった。

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駐車場は10分間無料だが、それ以降は有料(最初3時間400円)。


小枝探偵が訪ねたときも似たような天気だったとはww


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常磐道土浦北ICより筑波山へ。カーナビの指示にもよるが20〜25kmくらいの距離。

足尾銅山と周辺地域の産業遺産

足尾銅山足尾銅山は1610年(慶長15)の発見以来、江戸幕府〜古河財閥の経営によって、明治20年には国産銅の40%を産出する日本一の銅山となった。しかし産出量の減少と時代の流れにより、昭和48年に閉山。坑道の総延長1,234mを誇った足尾銅山は363年の歴史に終止符を打った。三大主坑口のうち、通洞坑は観光施設(足尾銅山観光)として公開されている。また、周辺地域には変電所や製錬所などの施設が遺されており、近代産業の栄枯盛衰を見て回ることができる。



足尾銅山観光通洞坑(足尾銅山観光) ※国指定史跡
明治18年に開坑され、本山坑、小滝坑と並ぶ三大主坑口の1つ。古河財閥の創始者・古河市兵衛が新技術をもとに開発を推し進めた結果、飛躍的発展を遂げた。トロッコの軌道は全長6.5kmに及び、坑道全体として上に20番(約600m)、下に16番(約540m)の高低差があったという。現在公開しているのは全長700mの区間で、「江戸時代」「明治・大正時代」「昭和時代」の各展示場に分かれている。人形模型やパネルなどを通じて鉱山の歴史とともに、技術革新の推移を見て知ることができる。

足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑
足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑
足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑
足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑
足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑
足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑足尾銅山-通洞坑

足尾銅山観光
住所/栃木県日光市足尾町通洞9-2 [地図
電話/0288-93-3240
交通/わたらせ渓谷鉄道通洞駅より徒歩5分
     桐生市または日光市街地より国道122号線
料金/大人800円、小中学生400円
時間/9:00〜17:00(入洞は16:30まで)



◆通洞エリアの主な見どころ◆

通洞変電所通洞変電所通洞変電所
通洞変電所通洞-溶接工場通洞-溶接工場
通洞変電所・動力所 ※内部非公開
通洞坑に隣接して建つ。隣接する煉瓦造の建物は動力所。木造の建物には熔接工場の札が下がっており、無残な姿をさらしていた。

古河機械金属足尾事業所古河機械金属足尾事業所
古河機械金属足尾事業所 ※内部非公開
古河鉱業は古河機械金属に社名変更し、現在に至る。古河グループの源流企業。
ホームページの「5分でわかる 製品編・歴史編」は一見の価値あり。

DSCN8147
通洞鉱山神社
銅山の操業中は山神祭が盛大に行われたという。通洞坑(足尾銅山観光)に隣接。

足尾駅足尾駅足尾駅
足尾駅足尾駅足尾駅
わたらせ渓谷鉄道足尾駅 ※国有形文化財
足尾鉄道は大正元年に桐生〜足尾、大正3年に足尾〜足尾本山が開通。国鉄時代を経て、平成元年に第3セクターのわたらせ渓谷鉄道として再スタートを切った。旧貨物ホームにはキハ35系気動車などが保存されている。

古河掛水倶楽部古河掛水倶楽部掛水赤煉瓦倉庫
古河掛水倶楽部 ※国登録有形文化財 ※見学は土日祝のみ
足尾銅山の迎賓館として明治32年に建築された。古河機械金属の福利厚生施設として現役で使用しているが、土・日・祝日には一般にも公開(平日は予約制)。隣接する赤煉瓦倉庫は書類や物品収納のために使用していた。

渡良瀬橋渡良瀬橋
渡良瀬橋
森高千里の歌で有名になった渡良瀬橋は栃木県足利市のほう。



◆本山坑エリアの主な見どころ◆

古河キャステック古河キャステック古河キャステック
古河キャステック古河キャステック古河キャステック
古河キャステック(旧古河鉱業間藤工場) ※内部非公開
古河機械金属の鋳造部門として分社。産業機械や削岩機(ロックドリル)などの供給を担っている。ちなみに削岩機は国内シェアの90%を占める。隣接する建物は古河研究課。

間藤水力発電所跡
間藤水力発電所跡
明治23年に完成し、発電した電力は坑内で使用された。古河市兵衛に水力発電を勧めたのは、ドイツのジーメンス電気機械製造の技師。ちなみに古河グループの富士電機は、古河電工とジーメンス社との合弁会社。古河の「ふ」とジーメンスの「じ」を合わせて富士とした。余談だが、富士電機の通信部門として独立したのが富士通である。

古河橋古河橋廃線跡
廃線跡廃線跡廃線跡
古河橋・足尾線廃線跡 ※立入不可
古河橋は明治23年に架けられた道路用のトラス式鉄橋(日光市有形文化財)。
このほか、間藤から先、足尾本山までの足尾線廃線区間には鉄橋や線路敷などが残っている。

本山精錬所本山精錬所
古河機械金属足尾事業所・足尾製錬(旧本山精錬所) ※内部非公開
明治17年、直利橋製錬分工場として開設された。大煙突の高さは48mもある。昭和48年の閉山後は輸入鉱石を精錬していたが、直結する足尾本山駅の廃止後(平成元年)は操業を停止した。足尾銅山といえば、田中正造が明治天皇に直訴した「足尾鉱毒事件」が有名だが、これは製錬時に発生した亜硫酸ガスによるもの。完全脱硫技術に成功したのは昭和31年だった。

本山動力所
本山動力所 ※内部非公開
本山坑は江戸時代からあった旧坑道を、明治16年に再開発したもの(本山坑跡は非公開)。閉山時まで主力坑道として使用されたが、産業遺産として間近で見れるのは動力所のみ。



◆小滝坑エリアの主な見どころ◆

小滝坑小滝坑小滝橋
小滝坑跡・旧小滝橋 ※市指定史跡 ※立入不可
小滝坑は江戸時代からあった旧坑道を、明治18年に再開発したもの。昭和29年に廃坑となった。小滝橋は大正15年に架橋された。

小滝火薬庫跡
小滝火薬庫跡
明治40年頃まで使用したと推測されている。

坑夫浴場跡
坑夫浴場跡
鉱山住宅の共用施設として設けられた。

製錬所・選鉱所跡製錬所・選鉱所跡製錬所・選鉱所跡
製錬所・選鉱所跡製錬所・選鉱所跡
製錬所・選鉱所跡
製錬所は明治30年廃止、選鉱所は大正9年廃止とのこと。煉瓦の跡が残るのみ。



鉱山住宅鉱山住宅鉱山住宅
鉱山住宅
足尾銅山で働く坑夫や職員のための社宅は、各エリアで見ることができる。商店や集会所などもあって一団の集落をなしている。現在も生活の場であるため、節度ある行動を。



日光観光協会足尾散策ガイド
足尾Terrace
足尾歴史館
足尾銅山の世界遺産登録をめざして
わたらせ渓谷鉄道

本ブログに掲載している鉱山
土畑鉱山(岩手県西和賀町)
尾去沢鉱山(秋田県鹿角市)
土肥金山(静岡県伊豆市)
台湾煤礦博物館(台北縣平溪郷)

日光
旅行口コミ情報

切明温泉川原の湯、百合居温泉仮設共同浴場ほか。

8e995a74.jpg秋山郷は新潟県津南町から長野県栄村にかけて点在する集落の総称で、秘湯好きにも知られるところ。山道のいちばん奥に位置するのが切明温泉で、ここは河原が天然の露天風呂。川底から温泉がぷくぷくと湧いており、川の冷たい水と混ぜて湯加減を調整する。これがなかなか難しいのだが。

栄村といえば百合居温泉もマニアには有名。何がすごいかといえば、プレハブの仮設浴場なのだ。とはいえ内装はちゃんとしているのだが。

志賀高原から万座を経て草津に抜ける渋峠もまだ通行止め。またしても予定が狂ってしまい、長野回りは諦めて前日に来た道を戻ることに。途中で目星を付けていた温泉もあったのだが、時間が合わずに断念。ずっと南下し、渋川の富貴の湯という施設へ。これが思いがけずいい温泉。もっと宣伝されてしかるべき。
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