竜ヶ窪

新潟県中越地方の津南町。主な観光スポットといえば名水百選の竜ヶ窪。緑に囲まれた池はとても神秘的で、水は澄み、地域の生活用水として使用されているという。竜神にまつわる伝説もいくつか伝えられており、竜ヶ窪のほど近くにある「竜神の館」もそれに因んでいる。第3セクターの経営悪化によって1年半ほど休業していた施設を、今年4月に民間経営で再開。地域住民にとって待望の復活と言えるだろう。

竜ヶ窪温泉 竜神の館(新潟県津南町谷内)広々とした館内では地元農産物やお菓子などの販売のほか、食堂も営業。朝イチで訪ねているせいか客はまばらで、のんびりした雰囲気が漂う。竜神の湯、縄文の湯と名付けられた浴室は男女週替わり。訪ねた日は男湯が縄文の湯で、公式サイトによれば「鎮守の森をイメージした広々とした湯船」とのこと。ちなみに津南町には縄文時代の遺跡が多数あるらしい。

竜ヶ窪温泉 竜神の館(新潟県津南町谷内)湯船では無色透明の温泉を使用している。内湯と露天風呂は大きなガラス窓で仕切られているが、湯船は繋がっている。小さな開口部から移動しても良いし、もちろん扉も設けている。湧出量は毎分200リットルと豊富で、吐水口からは温泉がドバドバと豪快に注がれていた。カランやシャワーはもちろん、館内ではすべて名水百選の水を使用し、アピールにも余念がない。

竜ヶ窪露天風呂の広さを喩えるならば、ちょっとした公園の親水池のよう。ほとんどの時間を貸切で過ごしたので、贅沢を通り越して落ち着かず。小さな湯船は水風呂で、かなりの冷たさ。その隣の「スタッフオンリー」と書かれた小屋を覗いてみたら、案の定サウナだった。タイル張りの感じからして、おそらくはスチームサウナだったのか。今後はロウリュ仕様のサウナを計画しているらしく、冷たい水風呂と開放感ある外気浴が活躍しそう。

竜ヶ窪温泉 竜神の館(新潟県津南町谷内)食堂では餃子定食を注文。姉妹店のみつば湯楽院の人気メニューをここでも味わえる。客と店員は顔見知りらしく、ぎこちないやり取りが微笑ましく、田舎あるあるだなと。帰り道から眺めた津南の町並みは、のどかで旅情をかき立てる。サウナが完成する頃には館内の様子もちょっとはおしゃれになっているだろうか。期待が高まる。

竜ヶ窪温泉 竜神の館
源泉/竜ヶ窪温泉(ナトリウム−塩化物泉)
住所/新潟県中魚沼郡津南町谷内7031 [地図]
電話/025-765-5888
交通/国道117号線「中津川橋」交差点より約5.2
     ※無料駐車場あり
料金/大人650円、小学生350円、未就学児200円、2歳以下無料
時間/10:00〜21:00(季節によって変更する場合あり)
     毎週火曜日定休(祝日や繁忙期は営業、振替休業あり)

※露天風呂の写真は公式サイトより転載