シーサウナシャック(千葉県館山市波左間)おしゃれサウナなんて縁がないと思っていたけれど、お誘いいただき、南房総館山市の海を一望するサウナへ。市街地より西へ約8km、しばらくするとのんびりした海辺の集落へ。そして、細い道を入っていく。小さな看板が目印で、そこに建つのは小さな一軒家。そもそも「shack」とは掘っ立て小屋の意味で、そこまで粗末なものではないけれど、中古物件なのは明らか。

シーサウナシャック(千葉県館山市波左間)事前予約、時間指定、最大12名の貸切制。海外から輸入したという重厚な玄関ドアが、プライベート感を盛り立てる。玄関からわずか5歩でサウナ室。間仕切壁の向こうに脱衣室とシャワー室。屋外に水風呂と外気浴スペース。すべてがコンパクトにまとまっており、内装も洒落ていて、まるで外国に来たかのよう。サウナ利用や写真撮影などの説明を受け、水着に着替える。陽キャでパリピなスタッフさんは、あとで知ったが支配人。プロレスラーというから、もうわけがわからない。

シーサウナシャック(千葉県館山市波左間)迫力ある薪ストーブ。電気ともガスとも違う丸みのある熱さのなかで、まずは1セット。薪サウナはThe Saunaかるまるでしか体験したことがないけれど、ストーブや室内の大きさ、薪の種類など、様々な条件が組み合わさって個性を生み出すのだろう。ちなみにこちらではサウナストーンに国産の溶岩石を500圈⊃鼎論虱娶産を使用しているとか。

シーサウナシャック(千葉県館山市波左間)水風呂は地下水をかけ流し。薄茶色で肌ざわりもやわらかだし、ぬるすぎず冷たすぎずでちょうどいい。外気浴デッキは段差を付けて、いちばん高いところは屋根の上。もちろん目の前に館山湾を一望する。波が穏やかで海面が鏡のようであることから、別名を鏡ケ浦と言い、日本百景にも選ばれているという。眼下の海岸ではBBQの光景も見られるが、こちらは別の運営。シャックの外気浴デッキでも何かしら飲食できたら最高だな、と思いながら、ウォーターサーバーの水を飲む。大量に飲んでしまって申し訳ない。

シーサウナシャック(千葉県館山市波左間)もちろんセルフロウリュも可。ここではアロマオイルではなく、バジルを数種類ブレンドし、煮出したものを使用する。天然素材ならではの、ほのかで上品な香り。そして、豪快にはじける水の音と一気に立ち上る水蒸気。窓際のストーブ横と3段目がホットスポットだ。2セット目はスタッフさんによるアウフグース。ロウリュするごとに上段はしっかりと熱く、優しい風によって全身が包まれる。

シーサウナシャック(千葉県館山市波左間)

それ以降は自分たちでロウリュして、アウフグースして。スタッフさんのように優しい風は送れない人たちなので、猛烈な熱さが襲いかかってくる。そして、あっという間に2時間半が終了。温浴施設の既成の概念にとらわれず、好きなものを好きな場所に自由な発想で作り上げ、好きな人に訪ねてもらう。そういう時代なのかもしれない。

シーサウナシャック
住所/千葉県館山市波左間1063-2 [地図]
電話/0470-29-7976
交通/国道410号線「下町」交差点より約8
     ※無料駐車場3台分あり(敷地内に2台)
料金/(平日)1〜3人13,600円、4名以上の場合は+2,900円/1人
     (休日)1〜3人16,800円、4名以上の場合は+3,700円/1人
時間/第1部10:00〜12:30、第2部13:00〜15:30、第3部15:00〜17:30、第4部19:00〜21:30