ふじかぐやの湯(静岡県富士市大淵)富士山南麓には、かぐや姫は月ではなく、富士山に帰ったという伝説があるという。竹取塚などゆかりの地のある富士市にオープンした温浴施設は、伝説にちなんで「ふじかぐやの湯」と名付けられた。ごみ焼却場の余熱を利用した温浴施設で、お役所らしく「循環啓発棟」の位置づけ。リサイクルや環境問題などを啓発する「ふじさんエコトピア」を併設している。

ふじかぐやの湯(静岡県富士市大淵)入浴料700円は相場かと思うが、食事セット1,000円は破格すぎる。勧められるままに券売機でチケットを購入し、下足箱の鍵とともにフロントへ。その場で食事メニューを選ぶ必要があるのかは再考の余地あり。食券とロッカーキーをもらう。富士市といえば製紙業が盛んとあって、物販コーナーにはトイレットペーパーも並んでいる。館内には大広間のほか、有料個室やカラオケも。コロナ禍で使用中止しているが、そもそもニーズはあるのか。

ふじかぐやの湯(静岡県富士市大淵)

浴室内にはあつ湯、ぬる湯、ジェットバスが並び、壁一面ガラス張り。昼間なら日差しあふれる室内も、夜はなんだか殺風景。露天には炭酸泉と檜風呂。屋根に覆われているし、塀は高いし、のどかな立地にあるのに景色はまったく拝めない。大型モニターで富士山のライブ映像を流しているが、それも夜だと微妙。せっかくの新規オープンなのに、サウナは休止中。仕方なく小さな水風呂で温冷交代浴。

ふじかぐやの湯(静岡県富士市大淵)食事は富士宮風やきそばをチョイス。追加で注文したおでんが静岡風でなかったのは、過剰な期待だった。それにしても安いし、小腹を満たすにはじゅうぶん。ごみ焼却場があるくらいだから、郊外立地であることは言うまでもなく、そのせいか客はまばら。さらに、コロナ禍のオープンとあって、出だしからつまづいてしまった感。市民に認知され、これから客足が伸びていくことに期待したい。

ふじかぐやの湯
住所/静岡県富士市大淵676 [地図]
電話/0545-30-6167
交通/新東名高速(西富士道路:国道139号)新富士ICより約3.6
     ※無料駐車場あり
料金/大人700円、子ども350円
時間/9:00〜21:00、毎週月曜日定休(祝日の場合は翌日)