本宮の湯(愛知県豊川市上長山町)豊川稲荷で有名な愛知県豊川市。市域の半分は山々に覆われており、標高789mの本宮山は山頂に三河一宮の砥鹿神社奥宮が鎮座する。本宮の湯は登山口にほど近く、登山帰りの立ち寄りにも便利そうだが、夕方以降の混み具合から察するに、メインはやはり地元客なのだろう。吹き抜けが開放的な1階には食事処やソフトクリームの売店など。視聴覚室にはリクライニングシートが数台並んでおり、物は言いようだなと。

本宮の湯(愛知県豊川市上長山町)浴室は2階にあって、券売機でチケットを購入してフロントへ。「空の湯」「森の湯」が毎週木曜日に男女入れ替えとなり、訪ねた日は男性が空の湯。湯船の種類などは同じだから、向いている方角の違いなのだろう。横長の室内には大きな湯船とジェットバスが並び、全体が大きな窓に面しているから、昼間は明るい日差しが入ってくる。

本宮の湯(愛知県豊川市上長山町)露天には人工炭酸泉と、日本全国の有名温泉地の泉質を再現した人工温泉。高台にあるため手前にビニールハウスなどのどかな景色を、遠くに豊川市街地を眺める。サウナと水風呂はこじんまりとしたもので、相撲の時間帯は定員いっぱい。その隣にある寝湯は、この施設のシンボルともいえる塔の真下にあって、木霊の湯と名付けられている。降り注ぐ光と小鳥のさえずりのBGMによる瞑想空間。水風呂のあとにのんびり浸かるのもよいが、もう少しぬるくても良いかなと。

本宮の湯(愛知県豊川市上長山町)食事処は本宮山の景勝地にちなんで「うまの背」という名前。両側が切り立った狭い尾根のこと(コトバンク)で、こうした名前の景勝地は各地にあるらしい。地元食材を使用したり、小鉢が付いたり、こだわりが夕暮れ以降の賑わいに表れている様子。館内には牛乳スタンド、屋外には団子と産直野菜の売店もあって、観光客の立ち寄りも意識。ほどよい田舎っぽさと温かい雰囲気が味わえる店舗だ。

本宮の湯(愛知県豊川市上長山町)

本宮の湯
源泉/本宮温泉(ナトリウム−塩化物泉)
住所/愛知県豊川市上長山町本宮下1-1685 [地図]
電話/0533-92-1880
交通/国道151号線「豊川市一宮庁舎南」交差点より約3.5km
     ※無料駐車場240台分あり
料金/大人620円、小人310円(3歳〜小学生)
時間/10:00〜22:00、毎週水曜日定休(祝日の場合は翌日)