青の洞窟(千葉県印西市鹿黒南)千葉ニュータウンの印西市郊外に、先月オープンした青の洞窟。イタリアの観光地を想像する人はいても、温浴施設の名前とは思わないだろう。のどかな田園風景を切り拓いたであろう立地に、突如現れる商業施設らしくない独創的な外観。看板も入口も目立たなくて困惑させられる。大規模物流団地グッドマンビジネスパーク内のアメニティゾーンという位置づけのようだ。

青の洞窟(千葉県印西市鹿黒南)フィットネスクラブを併設しており、入浴のみの客は券売機でチケットを購入。自動改札機にQRコードをかざして入館する。タオルなどは自販機購入となるため、店員に接客されることはない。良くも悪くも時代の流れか。外観からしてそうであったが、浴室もまた温浴施設の一般的なイメージを覆す、奇抜で自由な発想だ。

モノトーンの室内はシックで幻想的な雰囲気。海蛍の湯と名付けた超高濃度炭酸泉(1,400ppmは基準の1.4倍)は、青白いライトが湯船の中に散りばめられており、水風呂は上から青いライトで照らしている。そして、洞窟そのものを浴室につくり、その中は岩肌を人工的に再現。人工重曹泉の白い湯は、何か所か空いた穴から薄明かりが差し込み、洞窟風呂は全国数あれど本格的すぎて驚いた。

青の洞窟(千葉県印西市鹿黒南)
青の洞窟(千葉県印西市鹿黒南)

白海の湯のマイクロバブルは、他店で言うところのシルク風呂。ほかにジェット風呂や電気風呂を設けており、至れり尽くせりの内容。サウナは定期的にオートロウリュが作動し、赤いライトの点灯を合図にスプレー状に噴射する。一段上がったところにデッキチェアの休憩スペースがあって、天井に青いライトを散りばめ、波しぶきなど海辺をイメージしたBGMが流れる。

青の洞窟(千葉県印西市鹿黒南)平面と立面、照明や音響など、他店とは一線を画す完成度の高さだ。1階には湯あがり待合いの小空間もあるが、2階に上がればコワーキングスペース、おしゃれなフリースペースなども。そして、ここまで意識高い系の施設にゲームコーナーは要らないかなと。家族づれで和気あいあいといった雰囲気ではないため、仕事帰りの立ち寄り客や、本来の目的でもあるフィットネス会員などを取り込みたい考えか。

青の洞窟(千葉県印西市鹿黒南)

青の洞窟
住所/千葉県印西市鹿黒南5-2 [地図]
電話/0563-56-0933(本部)
交通/北総線千葉ニュータウン中央駅よりバス「鹿黒」または「泉」バス停下車
     国道464号線、千葉ニュータウン中央駅より約3km
     ※駐車場は3時間まで無料
料金/大人平日700円・休日800円、2歳〜小学生300円
     グランドオープン特別価格(〜8/31)
     大人平日500円・休日700円、2歳〜小学生200円
時間/10:00〜23:00、毎週水曜日定休

※浴室の写真はダイセンスポーツクラブGP公式サイトより転載