サウナの梅湯(京都市下京区岩滝町)ゆとなみ社として梅湯のほか、都湯、容輝湯、源湯といまや4軒の銭湯を経営する湊三次郎氏。いまでこそ銭湯を経営したいと宣言する若者は多いが、そうした人たちにとってはパイオニアだし、神とも仰ぐ存在であろう。1号店である梅湯は、いまから5年前に経営を引き継いで開業。多くの挑戦と苦労があったことは、さまざまなメディアでも紹介されている。

サウナの梅湯(京都市下京区岩滝町)梅湯が地元の客に愛されているのはもちろんだが、なんと言っても若い客が多い。オリジナルの物販商品、サブカル寄りのフライヤーや鏡広告などを見てもわかる。そして、京都という土地柄もあってか、注意書きには英語や中国語が添えられている。店内にあっては一般的な銭湯と変わらないが、「サウナの梅湯」というだけあって昔も今も梅湯の自慢。



小さなストーブが頑張って100℃超をキープし、すのこを切ってベンチ替わりに。香太くんのヒノキの香りが漂い、室内にはジャズが流れる。隣接する水風呂は深めでゆったり。釜場へと通じる橋が架かっているのは珍しい。銭湯なので洗い場の椅子に腰かけて休憩するか、おすすめは替わり湯での半身浴。ぬるめの湯加減が眠気を誘う。



ほかにジェットバス、電気風呂など。町の銭湯ならではの古さもあるが、新しい発想も共存している。梅湯きっかけで銭湯を知った人もいるだろうし、実際に地元近所の銭湯を訪ねた人もいるだろう。銭湯業界における湊氏の功績は大きいし、今後も応援したい。



サウナの梅湯
住所/京都府京都市下京区岩滝町175 [地図]
電話/080-2523-0626
交通/京阪 七条駅または清水五条駅より徒歩6分
     京都市営地下鉄 五条駅より徒歩10分
     JR京都駅より徒歩15分
料金/大人450円、中人150円、小人60円
時間/14:00〜26:00(土日は6:00〜12:00の朝風呂あり)、毎週木曜日定休