あづま温泉桔梗館(群馬県東吾妻町新巻)渋川市から草津温泉を目指して走っていると、吾妻線と吾妻川に沿って、小さな温泉の名前を目にする。ひとつひとつ湯めぐりしていると、草津温泉に着く頃には日が暮れてしまう。しかし、せっかくなら1か所くらいは立ち寄ってみたい。あづま温泉桔梗館は旧東(あづま)村の村営施設で、町営グラウンドに隣接。ゲートボールなどでひと汗かいたあとの立ち寄りもあるのだろう。観光客を歓迎しつつも、地元客の憩いの湯といった言葉がぴったり。

あづま温泉桔梗館(群馬県東吾妻町新巻)フロントというより、むしろ受付窓口。「2時間でも3時間でもゆっくりしていってください」とのこと。地元野菜を販売したり、畳敷きの大広間があったり、廊下には新聞の切り抜きを飾ったり、ほどよき田舎風情。メンズデーやレディースデーといったどこにでもある割引サービスに加え、吾妻郡民デーや夜間割引など、指定管理者が運営しているから集客には積極的。

あづま温泉桔梗館(群馬県東吾妻町新巻)浴室はこじんまりとしたもので、洗い場数か所と内風呂、露天風呂があるのみ。大きな岩を配した露天風呂は、新緑や紅葉の季節が良さそう。吾妻川の対岸に小野子山から十二ケ岳の山並みを遠望し、その手前に見える岩山は岩井堂。断崖の観世音御堂は渋川市指定重要文化財だという。景色は素晴らしいのだから、もう少しぬるくても良いが、出たり入ったり。じつにのんびりとした雰囲気だったが、カラオケ大会を定期開催しており、地元客にとってはそれもまた楽しみなのだろう。

あづま温泉桔梗館(群馬県東吾妻町新巻)

あずま温泉桔梗館
源泉/あづま温泉息吹の湯(ナトリウム−塩化物温泉)
住所/群馬県吾妻郡東吾妻町新巻325-1 [地図]
電話/0279-59-3533
交通/国道353号線「市城」交差点より約1.5km
     ※無料駐車場あり
料金/大人500円(18:30以降400円)、小人300円
時間/10:00〜21:00、毎月21日定休(土日祝の場合は翌日)