小山 思川温泉(栃木県小山市喜沢)昭和生まれには懐かしい「小山ゆうえんち」のテレビCM。閉園した跡地には大型ショッピングモールが整備されたが、メリーゴーランドなどが往時の面影を残すという。思川温泉も遊園地内の関連施設だったようで、ヘルスセンター小山(1966年開店)を発端として、ニューラドン温泉(1985年)を経て改築し、小山温泉 思川(2002年開店)として現在に至る。そういう歴史を知らなかったし、ショッピングモールの裏手から、さらには両毛線を下に見ながら現地に到着。

小山 思川温泉(栃木県小山市喜沢)フロントの一角ではとちおとめ、スカイベリーなど地元の名産品が旅情をそそる。中庭では卓球を楽しむ若者の姿があって微笑ましい。館内は中庭を囲んでの回廊型で、外庭はログハウスの宿泊棟(露天風呂付き・全6室)へと続く。バーベキューコーナーもあるし、休日などに遠方から訪ねてくるファン客も多いと見た。近隣店とは一線を画す、スーパー銭湯らしくない雰囲気だ。

小山 思川温泉(栃木県小山市喜沢)

小山 思川温泉(栃木県小山市喜沢)浴室内からも思川の景色を眺める。梁見せで天井高を取りつつも、差し込む光がまぶしいせいか、室内はやや薄暗くて湯治場風情すら感じさせる。源泉は地下1,800mから湧出しており、室内では檜風呂のほか、かけ湯から流した足湯でも使用しているが、何と言っても源泉風呂だ。人肌ほどの温かさなのに沁み入る感じで、思川温泉のいちばん人気。

小山 思川温泉(栃木県小山市喜沢)屋外にサウナ小屋と水風呂を設けている店舗は、それだけで個人的に高評価だが、そもそもの質が高くて驚いた。6分ごとにオートロウリュの熱々サウナ、樽の水風呂でじんわり冷やす。夕暮れ時は地元客も多いから、なんとなく順番待ちができるのも頷ける。悠々と流れる思川を目の前にしての外気浴も最高に開放的だし、もちろん岩風呂や壺湯にのんびり浸かるのもいい。日が暮れてしまう前に訪ねたい。

小山 思川温泉(栃木県小山市喜沢)

小山 思川温泉
源泉/小山温泉(ナトリウム−塩化物泉)
住所/栃木県小山市大字喜沢1475 [地図]
電話/0285-21-2020
交通/JR小山駅西口よりバス「小山温泉思川」停下車
     国道4号線「おやまゆうえんハーヴェストウォーク」突き当り
料金/(平日)大人750円、小人400円
     (休日)大人900円、小人450円
    ※小人は3歳〜小学生
    おはよう風呂(休日7:00〜8:00)大人700円、小人300円
    おやすみ風呂(22:00以降・23:00受付終了)大人600円、小人300円
時間/8:00〜24:00(休日は7:00〜24:00)、毎月第3水曜日定休

※浴室とサウナの写真は公式サイトより転載