観音湯(東京都渋谷区幡ヶ谷)京王新線と甲州街道が並走する幡ヶ谷は、新宿からわずか2駅という好立地。若さを感じさせる飲食店と、昔ながらの商店が雑多に混在する。狭い路地を歩いた先に観音湯。町内清岸寺の幡ヶ谷聖観音に由来するのだろうか。夕暮れ時は客の出入りも多く、南口の仙石湯と合わせて、地域の憩いの湯。サウナ込み1,000円にちょっと戸惑いつつ、タオルセット大小と脱衣所ロッカーの鍵、そしてサウナ入室のための引っ掛け鍵を受け取る。

観音湯(東京都渋谷区幡ヶ谷)奥行きのある浴室の半分に20人弱の洗い場、もう半分に湯船が並ぶ。ミクロバイブラ、電気風呂、座湯ジャグジー、水風呂。さらに勝手口のような扉を開けると露天風呂も。屋根が半分覆い、高い塀に囲まれているけれど、都会では貴重か。

さて、看板にもあった北欧サウナとはどんな感じだろうか。入口には「サウナの無断利用は詐欺罪に当たり、警察に通報する」と、穏やかではない注意書き。室内はL字型2段のベンチを設け、8人ほどが座れる広さ。いわゆるボナサウナで、ヒーターが時おり音を立てて稼働する。テレビは無く、室温計は100℃を指し、12分計は止まったまま。

ペラペラのサウナマットが汗で湿ってくると、熱くてじっとは座っていられない。ボナサウナ特有の対流や、ベンチの板の隙間も関係するのか。そして、バスタオル腰巻が正解だったのか。水風呂は一人用のサイズ。銭湯なので浴室もロビーもゆったり寛ぐ感じではなく、隣駅のマルシンスパとコスパを比較するのは野暮な話だ。

観音湯
住所/東京都渋谷区幡ヶ谷2-46-7 [地図]
電話/03-3377-5349
交通/京王新線幡ヶ谷駅北口より徒歩3分
料金/大人460円、中人180円、小人80円
     サウナセット1,000円
時間/13:30〜24:00、不定休