ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)サウナ界にとって激震が走る話題といえば、大阪ミナミの「ニュージャパンなんばビル」の閉館。最高級のスパグランデはとうに閉鎖されたが、いまでもスパプラザ、カバーナレディースサウナの3店が同居する、いわばサウナビル。築60年以上と古く、増改築や内装を繰り返し、時代とともに日本のサウナ界を牽引してきた。そのビルも老朽化には抗えず、3月末をもって閉館する。

ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)スパプラザの利用はボディケア、アカスリとのセットが基本。最低でも8,500円はするから、グランデなき後でも高級店の部類。若者がおいそれと簡単に行けるサウナではない。当方中年の部類ながら、奮発するぞと意気込むも、エレベーターを 階で降りると、さっそく高級な雰囲気に飲み込まれた。予約が取りづらくなっているとは聞いていたが、この日はボディケアの空きがなく、アカスリとセットで4,300円。

ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)ロッカーの鍵は首からぶら下げるスタイル。サウナパンツ1枚の上半身裸で浴室へと降りていく。自動の足元シャワーに驚き、ミストサウナ仕様の洗い場、冷やしタオルやデトックスウォーターに感動。多少の年季は感じさせるが、清潔感はあるし、明るくゆったりとした室内。さらに、大都会なんばで露天風呂とは贅沢な気分。

ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)ロウリュは30分おきに実施。上品な語り口に始まり、背中でバンバン音を立てるニュージャパンスタイル。いまや日本全国の店舗で行われているロウリュも、ここが日本発祥かと思うと胸が熱くなる。サウナのあとは室内2つの水風呂か、露天の水風呂でそのまま外気浴か、もはや贅沢な悩み。ひとしきりサウナで汗を流し、そろそろアカスリをお願いしてもよいかなと。あらかじめ時間予約していればアナウンスが流れるけれど、そうでなければ自分のタイミングで。

ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)

若くて綺麗なお姉さんのエスコートで、広々とした洗い場に着席。座り洗いの方式で全身くまなく、シャンプー、かかとの角質取りまで。こんな至れり尽くせりのサービスがこの世にあったのかと。人見知りでなければもっと和やかな時間が過ごせたのに、とお姉さんには申し訳ない気持ち。

ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)ふかふかの白いガウンを身にまとい、ラウンジへ。高級感ある雰囲気と金額に戸惑いつつ、バッテラとおでんで小腹を満たす。いまどき無料タバコがあったなんて、そのタバコのキツイこと。禁煙者団体に怒られそうだが、これも老舗サウナ店ならではの社交文化。まわりにいる客がみんなお金持ちに見えてくるし、自分自身も大人の階段を上ったような気分。優雅なひとときを過ごすことができた。

ニュージャパン スパプラザ(大阪市中央区道頓堀)

ニュージャパン スパプラザ ※男性専用
住所/大阪市中央区道頓堀2-3-28 ニュージャパンなんばビル6階 [地図]
電話/06-6211-0838
交通/地下鉄なんば駅25番出口より徒歩2分
料金/ロイヤルコース8,500円より
時間/12:00〜24:00(金土は〜25:00)

※浴室とロウリュの写真はニュージャパン観光公式サイトより転載