夢の公衆浴場 五色(大阪府豊中市庄内栄町)スーパー銭湯の元祖と名高い、夢の公衆浴場五色へ。郊外立地で大駐車場を備え、店内には数多くの湯船と飲食部門を備えている。営業時間が長時間にわたることも特徴だ。それ以前の銭湯、いまでも昔ながらの銭湯と呼ばれるイメージと比較すれば、五色のオープン(1987年)は画期的だったのだ。そんな五色に敬意を表すべく、豊中市の庄内駅で下車。

夢の公衆浴場 五色(大阪府豊中市庄内栄町)普通電車しか停まらないが、大都市近郊とあって、しばらくは賑やかな商店街。やがて戸建ばかりの住宅地となり、五色の大きな建物が見えた。「その他の公衆浴場」(スーパー銭湯)ならば自由価格なのに、五色は「一般公衆浴場」。別格すぎるが浴場組合にも属している。入浴料は物価統制令の定めにより、大阪府は440円。サウナは別途200円。券売機から出てくるプラスチックの札が、なんだか懐かしい。

夢の公衆浴場 五色(大阪府豊中市庄内栄町)ド派手なハッピの店員さんに元気に迎えられ、客層は高めだが午前中から活気ある店内。脱衣所も広々とし、いったい何名収容なのかロッカーも無数にある。階段を上ると浴室だが、並みのスーパー銭湯よりも広々としている。室内の湯船だけで9種類、露天風呂には4種類、サウナは高温とスチームの2種類。高温サウナの利用に際しては、フロントで渡されたバスタオルが必須。腰に巻くか、ベンチに敷くか、見たところ半々。一般公衆浴場だから、タトゥー客の利用もOKだ。

夢の公衆浴場 五色(大阪府豊中市庄内栄町)これだけの大型施設でありながら、24時間営業とはすごい。人件費や水光熱費を心配してしまうが、それだけの集客力があるのだろう。うどんコーナーは駅そば屋のような雰囲気だし、ドリンクコーナーはスーパーのフードコートのよう。ひと昔前の感覚は否めないが、気軽さがあっていい。その他の公衆浴場ならば下手に商業路線に走ってしまいそうだし、かといって一般公衆浴場の枠には収まらない。「夢の公衆浴場」は経営理念そのものであり、温浴業界史に名を刻んだ功績は大きい。

夢の公衆浴場 五色(大阪府豊中市庄内栄町)
夢の公衆浴場 五色(大阪府豊中市庄内栄町)

夢の公衆浴場 五色
住所/大阪府豊中市庄内栄町3-24-10 [地図]
電話/06-6331-4126
交通/阪急宝塚線庄内駅西口より徒歩15分
料金/大人440円、中学生300円、小学生150円、小人60円
     サウナは別途200円(貸バスタオル付き)
時間/24時間、年中無休
   ※月曜日の6:00〜11:00は設備点検のため休業(祝日・年末年始除く)