都幾川四季彩館(埼玉県ときがわ町別所)埼玉県ときがわ町は、町内を流れる都幾川に由来し、その都幾川には「三波(さんば)渓谷」と呼ばれる景勝地がある。せり立った岸壁が続き、夏は緑、秋は紅葉に覆われ、川遊びやバーベキューが楽しめる。せせらぎを見下ろすようにして建つのが、ときがわ町営の日帰り温泉施設、都幾川四季彩館(都幾の湯)だ。町内にあった古民家を移築し、2006年7月にオープンしたという。

都幾川四季彩館(埼玉県ときがわ町別所)むかしの農家なのだろうか。古民家の定番とも言える田の字型の間取りだが、襖や天井を取り払い、広々とした空間。黒光りする柱や太い梁が印象的で、囲炉裏も設えている。受付には地元の名産品とともに、野菜の種の販売も。母屋の裏庭には足湯があって、目の前に広がる竹林の崖下には都幾川の流れ。そして、渡り廊下の先は温泉棟だ。

都幾川四季彩館(埼玉県ときがわ町別所)

都幾川四季彩館(埼玉県ときがわ町別所)木のお風呂、石のお風呂は男女週替わりで、それぞれ内湯と露天風呂が1つずつ。温泉は町内の温泉スタンドからの運び湯で、供給量不足を補うため、温泉1:水5の割合で加水している。ちなみに温泉スタンドは地下1,300mまで掘削。泉温20.5℃の冷鉱泉を沸かしているが、間伐材などを加工したペレットを燃料に使用。まさに自然との共生だ。

都幾川四季彩館(埼玉県ときがわ町別所)温泉に浸かるだけなら、1時間でも持て余してしまいそう。しかし、せっかく来て、ひとっ風呂だけではもったいない。休憩室として開放された畳敷きの大広間で、湯あがりのひと時をぼーっとして過ごしたい。ありがたいことにコーヒー1杯無料。埼玉県とは言えど、もっと遠い田舎を訪ねているかのよう。囲炉裏で焼いた川魚でも食べさせてくれたら最高なのだが。

都幾川四季彩館(埼玉県ときがわ町別所)


都幾川四季彩館
源泉/都幾の湯(ナトリウム−塩化物冷鉱泉)
住所/埼玉県比企郡ときがわ町大字別所556-1 [地図]
電話/0493-65-5515
交通/国道254号線「つきのわ駅入口」交差点より約10km
     ※無料駐車場あり
料金/大人820円、小中学生410円、未就学児無料(3時間)
     平日17時以降:大人520円、小中学生310円、未就学児無料
時間/10:00〜21:00(水曜日は10:00〜20:00)
     毎月第1水曜日定休(祝日の場合は第2水曜日)