サウナ玉泉(東京都豊島区南大塚)土日のみ営業と知り、がっかりして玉の湯を後にしたのは正月のこと。それから職場環境が急転し、いきなりサウナ玉泉チャンスが巡ってきた。案の定と言うべきか、大塚の街は週末らしい賑わいとは無縁で、おまけに玉の湯の開店前とあって建物自体がひっそりとしている。緊張しながら階段を上がり、フロントで料金を支払う。ロッカー室(と言ってもフロントとはカーテンで仕切っただけ)と浴室、リクライニングの休憩室は隣り合っており、女性とは休憩室が別々。

サウナ玉泉(東京都豊島区南大塚)浴室に入ってもなお人影がなく困惑するが、サウナ室にてようやく1名様のお姿。見事な和彫りは薄明りでもよくわかる。テレビもなく、かすかに聞こえるのは互いの息遣いのみ。ドラム缶のような石積みストーブは現役バリバリで、室内の温度計は100℃ちょうどを指す。

しばらくして入れ替わるようにやってきたのは、これまた背中に和彫りのお方。週刊誌を読み耽っていたが、ちらっと盗み見れば、暴力団の勢力争い。まるでこちらの期待に応えてくれているよう。さすがとしか言いようがない。

サウナ玉泉(東京都豊島区南大塚)室内の熱さ(緊張)から逃れ、水風呂へ。たいして冷たくはなく(21℃)、件のお二人なんぞ汗も流さず、そのままドボン。その隣には28℃のバイブラ湯もあって、これがひんやり気持ちいい。さらにもうひとつジャグジーの湯船もあるが、熱めの44℃ではちょっと気が向かず。洗い場は固形石鹸とリンスインシャンプー。常連さんはマイ洗面用具を持参しているようだ。

ADB90843-B40D-458C-8E99-894D5E796D0B休憩室は若いお兄さんの姿もあって、もはや親方と若い衆の構図。背筋を伸ばしてお話を聞いているが、館内着としては下衣しかないから、背中の彫り物をこちらによく見せてくださっている。結果として自分だけ彫り物なくてすいません、みたいな。サービスドリンクは1杯目無料、2杯目以降100円。ペヤング200円なんてのもあるが、ここでズルズルすする勇気もなく、そこそこのところで店を後にした。

サウナ玉泉
住所/東京都豊島区南大塚2-31-3 [地図]
電話/03-3941-1666
交通/JR山手線大塚駅・都電荒川線大塚駅前より徒歩6分
     東京メトロ丸の内線新大塚駅1番出口より徒歩5分
料金/1,300円
時間/13:00〜24:00、土日のみ営業