宮の湯(千葉県木更津市富士見)いつの間にか木更津市内の銭湯は、宮の湯ただ1軒になってしまったようだ。行き交う人まばらな木更津駅西口を背にして、路地へと入っていく。わずかな距離なのに戸建住宅の生活風景へと一変し、地方特有ののどかさ。宮の湯は10数台分の駐車場を持ち、日が暮れるころにはほぼ満車。「ポカポカランド」とのキャッチコピーもあるが、ご機嫌な外観でもなく、地方銭湯らしい普通の佇まい。

フロントでサウナ代込みの入浴料を支払うと、黄色のバスタオルを貸してくれる。サウナのルールも銭湯によってまちまちで、初訪だとなおさら緊張する。バスタオルはサウナ利用の証だが、浴室内に引っかけておくフックがあるわけでもなく、個人的には腰に巻く習慣もないし、かといってロッカーに仕舞っておいては意味がない。ほかの客はどうしているのかと観察しようにも、サウナは終始貸切状態。

宮の湯(千葉県木更津市富士見)ベンチ2段の小さなサウナ室にはテレビもなく、スピーカーからは演歌が流れる。スリムな遠赤ヒーターで、温度計は90℃を指す。水風呂は中で2段になっており、水風呂で半身浴に興じるもよし。その隣は草津温泉のハップを使用しており、乳白色でじんわり熱さが沁み入る。そしてまたサウナに入れば、噴き出す汗にハップのにおい。ほかに電気風呂や座湯ジャグジーもあり、壁には富士山を描いたペンキ絵。シャンプーやボディソープは置いていないので持参のこと。

宮の湯
住所/千葉県木更津市富士見1-13-17 [地図]
電話/0438-22-2871
交通/JR内房線木更津駅西口より徒歩4分
     国道16号線「長須賀」交差点より約2.2km
     ※無料駐車場あり
料金/大人430円、中人170円、小人70円
     サウナは別途200円
時間/14:00〜23:30、毎週水曜日定休