寿湯(東京都台東区東上野)長沼三兄弟といえば都内を巡る銭湯マニアに広く知られる存在。押上の薬師湯が長男、鶯谷の萩の湯が次男、東上野の寿湯が三男。いずれも繁盛店だ。寿湯は住所こそ東上野だが、最寄駅は稲荷町で、サウナニュー大泉とは目と鼻の距離。時間がたっぷりあれば大泉だが、終電まで1時間を切ってしまっては寿湯。ちなみにサウナの気分でなければ日の出湯という選択肢もある。

寿湯(東京都台東区東上野)唐破風屋根が印象的な佇まい。券売機でチケットを購入する。サウナ利用の場合は、下足札と番号入りバンドをフロントで引き換える。

脱衣所に入って驚いた。銭湯特有の高い天井を活かし、一部を二層構造にしてロッカーを増設しているのだ。それだけ来店客があるのだからすごい。

寿湯(東京都台東区東上野)浴室は手前に洗い場があって、奥に湯船が並ぶ。この日のイベント湯はふくじゅこう、ほかに4種類のジャグジー。扉の外に独立して高温サウナ。ベンチ2段で定員7名の小部屋。そこにあるのは小さな遠赤外線ヒーターだけど、5分もすれば汗だく。なにしろ100℃近い温度を示しているのだから。

露天に出るともう1つサウナがあって驚く。銭湯なのにサウナ2室とは何事か。しかも高湿の塩サウナとはツボを押さえている。さらに驚くのは水風呂が2つもあること。露天水風呂、そして変わり種の洞窟水風呂。どちらもすごくいい。サウナ2つ×水風呂2つなら最低4セットしたい。もちろん露天風呂もあって、この日はにごり酒の湯。都内の銭湯最大級の広さを自称する。

シャンプーとボディーソープは室内に備え付けており、手ぶらで訪ねても貸タオルは50円。経費倒れではないかと心配になるほど、全てが良心的。近所だったら絶対に通いたくなる銭湯だ。

寿湯
住所/東京都台東区東上野5-4-17 [地図]
電話/03-3844-8886
交通/東京メトロ銀座線稲荷町駅より徒歩2分
料金/大人460円、小人180円、幼児80円、サウナは別途200円
時間/11:00〜25:30、毎月第3木曜日定休