ゆめみ処おふろの王様 相模原店(相模原市南区大野台)ざぶん相模原店としてオープンし、ゆめみ処ここち湯相模原店を経て、ゆめみ処おふろの王様相模原店へ。運営会社とともに名前を変えるも、定期借地権満了によって今年いっぱいで15年の歴史に幕を閉じる。市内鵜野森の町田店は、ややこしい温泉権を解決し、姉妹店としてオープンさせたが、近接エリアに2店舗も要らなかったか。地代で折り合いがつかなかったか、それとも更新しないことを前提に町田店をオープンさせたのか。チェーン店ビジネスの裏側で置き去りにされる客の声も気になる。

ゆめみ処おふろの王様 相模原店(相模原市南区大野台)看板を付け替えるたびに一応の改修はしているのだろうけど、基本的な空間設計や設備は変わらない。まずは券売機でチケットを購入する。ワンフロアの館内にはカットハウス、ボディケア、自販機コーナーがあって、食事処(テーブル席と座敷)が半分を占める。戸建住宅と同じく、廊下を極力設けないことが広さを確保するコツ。暖簾をくぐり、階段を上がると男女の脱衣所、浴室。

ゆめみ処おふろの王様 相模原店(相模原市南区大野台)

洗い場は押しボタン式のカランとシャワー。温度や流量調整できないが、さほど不便でもないし、古さも感じさせない。入ってすぐのバイブラ湯は38℃のぬる湯にしており、小さいから混み合っている。ジャグジーもいくつか並んでいるが、全てが客で埋まっていた。人気がないのは人工ゲルマニウム温泉。アルミの箱に入って何やら沈められている。窓越しには露天風呂を眺め、そちらの黒湯の方が絶対に良いのだから、人気なしはやむなし。

サウナは4段タワー型で、テレビをはさんでヒーター2台。温度計は90℃を指し、欲を言えばもう少し熱さがほしい。なぜなら水風呂が16℃だから。深さもあるし、スーパー銭湯にしては気合いの入った冷たさだ。

ゆめみ処おふろの王様 相模原店(相模原市南区大野台)

露天風呂では温泉を使用している。地下1,200mより湧出し、文字通りの黒湯。循環利用の湯船とつぼ湯、そして源泉かけ流しの湯船。どちらに客が集うかは言うまでもなく。夏場は加温せず源泉そのままを楽しめる。屋外の両サイドにうたた寝デッキを設けているから、のんびり過ごしたい。

ゆめみ処おふろの王様 相模原店(相模原市南区大野台)食事はセルフサービス方式。平日はお勤め帰りか中年男性の晩酌する姿が目立つ。わずかな広さだが、ごろ寝スペースもあり、リーズナブルに過ごしたい日にはもってこい。一方で、週末は家族づれで賑わうのだろう。すごく期待することもないけれど、失望することもない。スーパー銭湯ならではの安心感があった。閉店まで残すところ3か月を切り、名残を惜しむ声が数多く聞こえてきそうだ。

ゆめみ処おふろの王様 相模原店
源泉/相模原の湯(ナトリウム ー塩化物・炭酸水素塩温泉)
住所/相模原市南区大野台3-20-19 [地図]
電話/042-730-2680
交通/小田急線相模大野駅、JR横浜線相模原駅よりバス「松が丘」停下車
     JR横浜線古淵駅よりバス「ゴルフ場前」停徒歩2分
     国道16号「大野台2丁目」交差点より約1.4km
     ※無料駐車場180台分あり
料金/(平日)大人700円、小人300円
     (休日)大人800円、小人350円
     ※大人は中学生以上、小人は4歳以上小学生以下
時間/9:00〜24:00、年中無休