湯乃市 入間店(埼玉県入間市宮寺)湯乃市は藤沢市内2店舗(柄沢店、湘南ライフタウン店)のほか、神奈川県外では鎌ケ谷市、入間市に店舗を構える。後者の2店は極楽湯から譲受したもので、よほど不採算だったのか、はたまた何かしらの事情があったのか、いずれにしても湯乃市として再出発し、すでに7年。スーパー銭湯としてはオーソドックスかつオールドスタイルだ。

入間店は国道16号線をはさみ、目の前にアウトレットパークという好立地。北進なら左折で入りやすいが、南進なら転回しなければならず、しかも国道に面していないから目立たない。イエローハットやゴルフパートナー、カート練習場などと敷地を共有しており、広大な駐車場を有する。

湯乃市 入間店(埼玉県入間市宮寺)オールドスタイルとは、四角い平面に仕切りや通路なしに、なんとなく休憩スペースと食事処が広がるさま。誰しもがイメージするスーパー銭湯の雰囲気だから、初めて来た人でも安心感がある。フロントも食事も券売機。館内の一角にある暖簾をくぐると、男女の脱衣所に分かれ、そして浴室へ。

湯乃市の名物といえば「クレオパトラの炭酸泉」。死海の塩を溶かし込んでいる。説明の文章を読むとなるほどなぁと思うが、家に帰ると忘れてしまう。皆様にはパンフレットをご参照いただきたい。炭酸泉の裏には水風呂、ほかにジャグジーだったと思しき湯船もあるが、壊れているのかわざと止めているのか、稼働しているのは確か1か所のみ。蛍光灯がいくつか切れていたり、ややくたびれた感もあるが、言い方を変えれば経費節減か。

湯乃市 入間店(埼玉県入間市宮寺)湯乃市 入間店(埼玉県入間市宮寺)

タワーサウナはベンチや壁の木材が飴色と化し、水風呂もたいして冷たくはないし、汗を流さない人もいるし、潜る人もいる。サウナの流儀云々はまだ入間市には伝わっていない。露天に出ると黄土麦飯石低温サウナもあって、窯風呂とも書いてある。狭い室内には風呂椅子が6〜7個、多少湿度を感じるものの、汗が出るまでどれだけ居れば良いのやら。すえた匂いも気になる。岩風呂は草津の湯で、10日ごとに変わるようだ。

湯乃市 入間店(埼玉県入間市宮寺)閉店時間が迫っていたせいか、浴室も食事処も人影まばら。数人の若者を除けば、仕事帰りの疲れ切った中高年男性がちらほら。平日はどこもこんな感じだが、スーパー銭湯はチープに贅沢を味わえる場所であるべき。ことさら入間店は庶民派感覚の気軽さがあって、毎日通う常連も多いのだろう。スタッフと和やかに会話している光景も微笑ましい。

湯乃市 入間店(埼玉県入間市宮寺)

湯乃市 入間店
住所/埼玉県入間市宮寺3186 [地図]
電話/04-2935-2683
交通/西武池袋線入間市駅よりバス10分「船久保工場前」停徒歩1分
     国道16号線「工業団地入口」交差点より約200m
     ※無料駐車場200台分あり
料金/(平日)大人650円、小学生350円、乳幼児200円
     (休日)大人750円、小学生350円、乳幼児200円
時間/10:00〜25:00、不定休