八千代ほっこり湯(千葉県八千代市八千代台南)やまとの湯八千代店としてオープンし、玉光湯ひじりのね八千代店を経て、2014年6月より八千代ほっこり湯に。これほどまでに運営会社に恵まれなかった店も珍しい。八千代台の駅から近く、それでいて大型駐車場を持っているのだから、立地の良さは申し分ない。スーパー銭湯としてはひと昔前のサイズ感だが、商圏に見合っているのだろう。仕事帰りや買い物ついでに、朝風呂に、家族づれでもお一人様でも、ふらっと立ち寄れる気軽さが魅力だ。

八千代ほっこり湯(千葉県八千代市八千代台南)館内の様子はインドアビューで公開しているが、そのメリットは何だろうか。館内の奥まで見渡せるような空間を食事処、ボディケア、休憩スペースと簡単にゾーン分けしているだけだから、初めて訪ねる人でも迷うことがない。入館も食事処も券売機でチケットを購入し、下足箱も脱衣所ロッカーも100円リターン式。ここまでスーパー銭湯に対するおおよそのイメージ通りだが、強いて言うなら物販コーナーの豊富な品揃え。よほど売り上げ好調と見た。



大きな湯船にはジャグジーやバイブラ湯など配列よく並べ、別に人工炭酸泉も設けている。轟音とともに大量の蒸気を発生するスチーム塩サウナ、「県内最大級」が売り文句のからっからに乾いたドライサウナ、ゆったりとした水風呂が浴室内のすべて。洗い場のカランは押しボタン式で、島列はお湯だけ(しかもシャワーヘッド固定)、壁列では壁伝いに給水配管が通っている。手元で温度調整できる混合栓が主流の昨今、改装物件だなぁと実感する瞬間だった。

八千代ほっこり湯(千葉県八千代市八千代台南)

天然温泉を謳っているけれど、露天風呂でのみ使用している温泉は、遠く離れた湯河原からの運び湯。直線距離でも100km以上あり、しかもタンクローリーでの限られた運搬量だから、可能な限り循環使用しているのだろう。湯河原温泉本来の泉質や鮮度はいかがなものか。八千代ほっこり湯の運営会社は、昨年12月に佐倉天然温泉澄流をオープンしており、ゆくゆくは切り替えも検討するのだろうか。

八千代ほっこり湯
源泉/湯河原温泉(ナトリウム・カルシウム−塩化物・硫酸塩泉)
住所/千葉県八千代市八千代台南1-8-1 [地図]
電話/047-484-1126
交通/京成本線八千代台駅東口より徒歩4分
     駐車場180台分あり(入浴利用で4時間無料)
料金/(平日)大人600円、小人300円、幼児150円
     (休日)大人700円、小人350円、幼児150円
     ※大人は中学生以上、小人は4歳以上
時間/7:00〜24:00、偶数月第3木曜日定休