海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜)横須賀市久里浜と富津市金谷を約40分で結ぶ東京湾フェリー。三浦半島、房総半島の観光には便利な船旅だ。そしてこのたび久里浜港内に新たにオープンしたのが、海辺の湯久里浜店。海鮮レストラン(漁師料理よこすか)に併設し、普通車150台のほか大型バス7台分の駐車場を有し、団体受け入れも可能。まさにドライブイン感覚だ。実はこの店、金谷の海岸線で営業する海辺の湯の2号店。東京湾で向かい合う格好だ。

海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜フェリー乗り場の裏手に位置し、外観は金谷とそっくり。大衆的というか観光地っぽいというか、ひとむかし前の時代感覚だが、年配客には安心感があるかも。1階には海鮮レストランがあり、舟盛りや貝焼きなども楽しめる。2階は海辺の湯の休憩所を兼ねており、簡単な食事ならこちらでも。また、手もみ処も営業中。やはり集客の当ては団体受け入れなのか、ずらりと並んだテーブル席を準備中にしていたりと、まだ半分は使用しておらず。

海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜)温浴施設の「海辺の湯」は3階にて営業。券売機でチケットを購入し、下足箱の鍵はロッカーの鍵と引き換える。大きな料金表を掲示せず、フロントスタッフが説明に追われるのは、初日ならではの光景だ。

浴室に入ると洗い場がL字型に並び、ジャグジー4人分と、露天側に面して横長の湯船。さほど奥行きがないから横一列に並び、ガラス越しに露天風呂と外の景色を眺めながらの入浴。電気風呂も2人分設けている。サウナは約80℃で室内も広くはない。客は一様に「ぬるい」と文句を言っていたが、テレビを観ながらじっくり汗をかくならこのくらいが丁度いい。なお、水風呂は19℃の万人受けする冷たさだ。

露天風呂はベランダ構造で、こちらも横長に湯船を設けている。ガラス手すりだから、湯に浸かりながらにして久里浜港の景色を一望する。小型の貨物船が行き交い、港では荷下ろしのフォークリフトが動き回る。そして大量に並んだテトラポット。港の日常を垣間見るような面白い景色だ。

海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜)パンフレットはおろか公式サイトすら間に合わなかった現状では、宣伝不足は否めない。オープンを知らせる情報はこの1点のみで、初日から閑散とした状況。もっとも集客のメインは休日なのだろう。現地までの誘導看板もないため、今後はいろいろと態勢を整えながらの営業となるのだろう。バスツアーやドライブの立ち寄りだけでなく、久里浜を拠点とした観光による町おこしの役割を担ってほしいものだ。

海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜)海辺の湯 久里浜店(横須賀市久里浜)

海辺の湯 久里浜店
住所/横須賀市久里浜8-17-23 [地図]
電話/046-838-4126
交通/京急久里浜駅よりバス「東京湾フェリー」停徒歩1分
     国道134号線「久里浜」交差点より約2km
     ※無料駐車場150台分あり
料金/(平日)大人750円、小学生350円、幼児200円
     (休日)大人850円、小学生450円、幼児200円
時間/9:30〜23:00(最終受付22:00)