カプセルホテルファミー(千葉県船橋市前原西)千葉県に遠征する際は深夜に車を走らせ、早朝に目的地に到着するのがいつものパターンだが、今回は仮眠を兼ねて津田沼のカプセルホテルファミーに立ち寄った。なにしろ早朝4時からカプセルでの仮眠休憩が可能で、最大5時間、たったの1,000円とはありがたい。ちなみにサウナだけなら700円とあまり割安感はないが、出勤前の朝風呂ならぬ朝サウナ(もちろん湯船もある)にも便利だ。

カプセルホテルファミー(千葉県船橋市前原西)津田沼駅北口より徒歩1分の好立地で、ゲームセンターや風俗店などがテナントに入る雑居ビルの5階。まだ夜も明けきらぬというのに客引きしてきたのはどの店なのだろうか。洒落っ気のないスチールドアより入店すると、まずは台帳に名前を記入。カプセルの空きを確認して「○番の下足箱に靴を入れてください」と。ロッカー番号、カプセル番号とイコールになる仕組みだ。さっそくロッカーで館内着に着替え、休憩室を素通りして浴室へ。

カプセルホテルファミー(千葉県船橋市前原西)浴室は温・冷の湯船2つに洗い場3人分、そして狭いサウナ室(定員3人)といたってシンプル。入浴剤を使用しているのがせめてものサービスで、この日はよもぎの湯。サウナは湿気たにおいがするし、水風呂もたいして冷たくはないから、サウナ好きには不満に感じるかもしれない。休憩室にはテレビに向いて座椅子がいくつか並ぶ。喫煙所も兼ねており、朝っぱらからカップラーメンを食べている人がいたりと、自由な空間だ。

カプセルホテルファミー(千葉県船橋市前原西)カプセルは58室。パンフレットの「テレビ・照明付!」の表記には、当然すぎるだろうと突っ込みたくもなる。最近ではスタイリッシュなカプセル(キャビンベッドなどと言ったりもするが)が増えているなか、ここは昔ながらのカプセルだから特筆すべきこともない。ちょっと仮眠するつもりが5時間ギリギリまで爆睡してしまい、もちろんコストパフォーマンスは申し分なし。ここまで文字や写真で紹介したことが、すべてインドアビューで見られるとは時代も進歩したものだ。



カプセルホテルファミー(千葉県船橋市前原西)

カプセルホテル ファミー ※男性専用
住所/千葉県船橋市前原西2-15-1 [地図]
電話/047-472-3333
交通/JR総武線津田沼駅北口より徒歩1分
     新京成線新津田沼駅南口より徒歩5分
料金/宿泊3,000円(15:00〜翌10:00)
     仮眠1,000円(4:00〜24:00のうち5時間、最終受付19:00)
     サウナのみ700円(4:00〜10:00、12:00〜25:45)
時間/24時間、年中無休