カプセルホテル&サウナ モン・シャトー(千葉県船橋市本町)昔ながらのゴージャスな雰囲気で素人を寄せ付けないとしたら、それは船橋のモンシャトーだ。半分切れたネオン看板といい、西洋趣味の外観といい、繁華街の外れで怪しさを放つその外観。天下のYahoo!知恵袋で質問されるのも仕方がない。公式サイトがあるので大凡の情報は得られるはずだが、サウナを知らない人にとっては、謎は深まるばかりか。

カプセルホテル&サウナ モン・シャトー(千葉県船橋市本町)入館したらまずフロントで下足箱の鍵を受け取る。その鍵とロッカーキーを引き換え、入館料1,080円を支払う。館内着に着替えて階段を上がると、「マッサージいかがですかー」とさっそく呼び込みの声。浴室では「アカスリいかがですかー」と、片っ端から声を掛けている。いずれもカタコトなのだが営業熱心。ちなみにアカスリは15分1300円、指名料300円と格安だ。

浴室はひと昔前のゴージャス感そのものだ。バイブラ湯、ジャグジー、水風呂の周りには、エンジェル像や人魚像がずらりと並ぶ。湯船の背後は鏡張りにして奥行きをも演出。サウナは2室あり、「低温」と言いながらも温度計は90℃を指し、二方がガラス張り。もう1室は100℃超の「高温」で、熱さが突き刺さる。スタッフはペラペラのパンツ一丁でサウナマットを交換する。

カプセルホテル&サウナ モン・シャトー(千葉県船橋市本町)別途料金なしでカプセルも利用できるし、1,000円追加すれば宿泊もできる。何時から追加料金が発生するのかという問題はさておき、ざっくりとした低料金設定に驚く。閉館した船橋健康センターファミリー湯宴ランドから多くの客が流れ着いたであろう。テレビが有料とはしけた話だが、アダルトチャンネルが観たいなら5階のカプセルへ。映写室はあいにく改装中だったが、スタッフブログによれば豪華リクライニングルームへと生まれ変わったようだ。

カプセルホテル&サウナ モン・シャトー(千葉県船橋市本町)レストランはまるでアジアの雰囲気。キッチンのおばちゃんとホールのお姉さんのお喋りが止まらない。中国語なのだろうか、食事をしている客は完全アウェイだ。ドリンク類なら隣接するリクライニングシートの休憩室でも注文できるらしく、暇になれば常連客にすり寄って「ビールを飲むか?」と声を掛け、差し入れする客には人数分を要求するしたたかさ。

カプセルホテル&サウナ モン・シャトー(千葉県船橋市本町)モンシャトーを日本語で言えば「私の城」。なにかと圧倒されっぱなしの時間を過ごしたが、サウナや水風呂うんぬんより、ここでは雰囲気を楽しみ、気の向くままに過ごしたい。食事をしたり、マッサージをしても金額はたかが知れている。帰り道でふと振り返れば、切れたネオンが怪しさを増長していた。これではさすがにサウナ初心者は立ち寄らないだろう。

カプセルホテル&サウナ モン・シャトー ※男性専用
住所/千葉県船橋市本町5-18-1 [地図]
電話/047-422-4141
交通/JR総武本線船橋駅より徒歩2分
料金/1,000円(宿泊は追加1,000円)
時間/24時間、年中無休

(追記-2016/11/22)
公式サイトの情報によれば、11/23より店名を「ジートピア」(G-topia)に改称するとのこと。またブログによれば、屋外看板もリニューアルしたという。昔ながらの雰囲気にしてモンシャトーとはなかなかセンスある名前だったのに、いきなりジートピアはしっくりこない。GentlemanのUtopiaという意味だろうか。

(追記-2017/1/17)
ジートピア(千葉県船橋市本町)カプセルホテル&サウナ モン・シャトー(千葉県船橋市本町)
ジートピアの看板に付け替わり、地味な印象に。右はかつてのモンシャトー。同じ角度から撮影。