こだま温泉ファミリープラザ(埼玉県本庄市児玉町蛭川)平安後期から鎌倉時代に武家社会へと移行するなかで、関東では武蔵七党と呼ばれる武士集団が巨大勢力を誇った。そのなかでも最強最大と言われたのが児玉党で、埼玉県の旧児玉郡を本拠地とし、集団は児玉氏、やがて本庄氏が率いた。それが旧児玉町、本庄市の由来。そんな歴史にロマンを感じるが、いまはどこにでもありそうな田舎風景が広がる。

こだま温泉ファミリープラザ(埼玉県本庄市児玉町蛭川)こだま温泉の飾り気ない外観、ゆとりある館内、古ぼけた雰囲気からも田舎っぽさを感じる。今回は開店早々の朝風呂で訪ねたが、脱衣所と浴室以外はクローズしているため、館内全体はがらーんとしていた。浴室は洋風と和風が男女日替わりだが、パンフレットの写真を見比べる限りでは、どちらも特徴なく違いがわからず。しかし、驚くべきは脱衣所と浴室の広さだ。いったい何名収容するつもりか。1つ1つの湯船も大きく、お湯がざあざあ溢れている。

温泉は地下800mから毎分174リットル湧出し、循環かけ流しで使用。薄褐色でやや塩辛い。湯船ごとに温度に差をつければ良いものを、どれも温めの湯加減ながら、じんわり逆上せてしまいそうだ。年季が入っているせいか、打たせ湯だったはずが、いまは単なる足湯にしていたり。露天風呂の寝湯にすぐ隣接して、ごろ寝のデッキを設ける無理矢理感も。乾ききったサウナは突き刺す熱さに、痛さも覚える。

パンフレット

朝風呂の時間帯は小さな休憩室が利用可。マッサージチェアとロデオボーイに部屋を半分占領され、ごろ寝しても良さそうだが、朝からだらだら過ごす客はおらず。それにしても、ファミリープラザというウキウキなネーミングに一時代前のセンスを感じる。宴会場、カラオケルーム、ゲームコーナーもあるから、健康ランド感覚で訪ねる客も多いのだろう。貸切個室は11室もあるが、果たしてすべて埋まることがあるのか。年配客は満足しそうだが、週末や繁忙期はファミリーで賑わったりもするのだろう。孫をつれたおじいさんおばあさんの姿が目に浮かぶ。

こだま温泉ファミリープラザ
源泉/こだま温泉(ナトリウム−塩化物泉)
住所/埼玉県本庄市児玉町蛭川1051-6 [地図]
電話/0495-72-8880
交通/国道462号線沿い(蛭川交差点より約250m)
     ※無料駐車場あり
料金/(平日)大人700円、子供300円
   (休日)大人800円、子供300円
   (朝風呂 受付6:00〜8:30)大人500円、子供300円
   (夜間割引 19:00〜)大人600円、子供300円
   (夜間割引 21:00〜)大人500円、子供300円
   ※子供は小学生以下
時間/6:00〜23:00