おふろcafe 白寿の湯(埼玉県神川町渡瀬)熊谷市におふろcafe bivouac(ビバーク)が先月オープンしたばかりだというのに、こんどは埼玉・群馬の県境にもほど近い神川町の姉妹店、白寿の湯がリニューアル。10/1より名前も新たに「おふろcafe 白寿の湯」として、温泉以外の付加価値が強化された。コンセプトはおふろとcafeに加えて、「糀」だというから興味深い。いったいどこがどう変わったのだろうか。

おふろcafe 白寿の湯(埼玉県神川町渡瀬)


おふろcafe 白寿の湯(埼玉県神川町渡瀬)前回訪ねてから4年以上経つので、かつてどうだったとか全く憶えていないが、田舎の風呂屋という面影はもうない(前回の訪問記はこちら)。外観はシックに黒でまとめ、玄関先には稲穂と米俵。フロントでは下足鍵と引き換えにリストバンドを貰う。入館料は館内利用分と合わせて後払いだ。おふろcafeの他店とは異なり、タオルや館内着は料金に含まれていない。

おふろcafe 白寿の湯(埼玉県神川町渡瀬)改装された食事処を通り抜け、まずは2階の浴室へ。脱衣所も含めて何も変わっておらず、田舎の温泉風情にほっとする。自慢の温泉は絶えず溢れ出し、床に堆積したスケールは千枚田のよう。湧出時は無色透明でも空気に触れることで、緑がかった黄金色へと変わる。この地で強塩温泉は珍しく、のぼせるような温まり方。埼玉県トップクラスは過言でないだろう。湯船は内湯と露天風呂に1つずつしかないが、さながら湯治気分だ。

おふろcafe 白寿の湯(埼玉県神川町渡瀬)風呂あがりは無料のコーヒーを飲みながらのんびり。おふろcafeの共通アイテムとも言えるポンドソファやハンモックなどは、限られた広さに凝縮させている。雑誌やコミックは壁にずらりと1万冊を揃え、フリーWi-Fiやマッサージ機無料といった嬉しいサービスも。がらーんとした畳敷き大広間を、こんなお洒落な空間に変えてしまうとはさすがのセンスの良さ。思い思いに過ごすと良いだろう。

おふろcafe 白寿の湯(埼玉県神川町渡瀬)さて、おふろ、cafeと並ぶもう1つのコンセプトは糀。地産地消をテーマとし、メニューは町内の老舗メーカーであるヤマキ醸造、寝かせ玄米で新しいライフスタイルを提案する「結わえる」とコラボ。看板とも言えるのが糀御膳だ。素朴ながら豪華で手の込んだ品々を例えるなら、おばあちゃんが作ったごちそう。こういう食事を出す店は意外とないし、風呂屋で味わえるとはありがたい。健康とはまさにこういう食事だろうし、「白寿(99歳)まで長生きしてもらえるように」との思いにもマッチしている。

彩の国の名湯のキャッチフレーズに驕ることなく、さらに魅力を増したおふろcafe白寿の湯。ファンになること間違いなしだ。

おふろcafe 白寿の湯
源泉/神流川温泉(ナトリウム−−塩化物強塩泉)
住所/埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1 [地図]
電話/0274-52-3771
交通/JR高崎線本庄駅南口よりバス「下渡瀬」停徒歩1分
     関越道本庄児玉ICより国道462・254号線経由で約25分
料金/(平日)大人750円、小人400円
     (休日)大人850円、小人400円
     (夜間受付21:00〜22:30)平日・休日とも大人420円、小人200円
     ※小人は3歳〜小学生
時間/10:00〜23:00