2か月余りの改装工事を経て9/10にオープンした、熊谷市の「おふろcafe bivouac (ビバーク)」。訪問時の様子は前回の記事にて紹介した通りだが、今回は「サイタマ健康ランド」時代からどう変わったのか、写真の比較によって検証してみたい。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
まずは外観から。健康ランド特有の電飾看板は、シックだが地味なものへと一新。車ならカーナビに目的地をセットするだろうから、昔のようにど派手である必要はない。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
1階ロビーには衣類や雑貨の物販品がわずかに並ぶだけで閑散とし、まるで有効活用されていなかったが、おしゃれ空間へと生まれ変わった。在館者がいちばん多くの時間を過ごす場所だろう。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
2階のレストランから休憩スペースに至る通路。正確に言えば写真の向きは逆。空いた場所にゲーム機を並べる発想が健康ランド。長時間没頭する人もたまに見かけるが、何をしに来たんだろうかと思う。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
和と洋、昭和と平成、田舎と都会を感じさせるレストランの雰囲気。レバニラ定食はすごいボリュームだったが、たいして安くはなかった。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
休憩スペースに変化はなかった。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac(埼玉県熊谷市久保島)
館内マップは180度反転。ビバークでは個室宴会場の存在は消されているが、今後どのように活用していくのだろうか。

サイタマ健康ランドおふろcafe bivouac
リーフレットの見せ方にも大きな違いが。ペラ1枚に凝縮させるこれまでのやり方と、オープンを告知するのみの潔さ。

昔ながらの健康ランドが次々と廃業に追い込まれていくなか、ビバークはリノベーションによって見事に生まれ変わった。資金力はもちろんのこと、斬新なアイデアと決断力がなければ、このたびのオープンは実現しなかっただろう。