AKスパ(東京都新宿区歌舞伎町)歌舞伎町も東宝ビル(旧コマ劇場)の裏手は、さらに怪しいエリア。ピンサロ、ニューハーフ、ソープランドの客引きをかわすと、AKスパが左手に見える。メンズサウナらしくない洒落た外観にして、雑居ビルでないのは珍しくも贅沢な土地の使い方。角地に建つから入口も二方に設けているが、フロントはL字型。そしてフロントの真上にはモニターがずらりと並んでおり、監視カメラの映像が映し出されていた。一瞬にして緊張感が走る。

AKスパ(東京都新宿区歌舞伎町)利用コースを告げ、料金を支払う。受付後のコース変更は出来ないらしく、もし延長しようものならコースが自動的に切り替わるわけでなく、延長料金がひたすらに加算されるわけか。ロッカーの中にはペラペラでやたらと大きい短パン。上着は室内の円形ハンガーに吊るされているが、ひと昔前の入院患者が着ていそうなこれまたペラペラな水色の浴衣。

AKスパ(東京都新宿区歌舞伎町)浴室手前の棚に館内着とバスタオルを仕舞い、浴室へ。がらーんとした室内の壁際は洗い場。湯船は高温浴と水風呂の2つのみ。「浴室での悪質ないたずらには、実損の3倍の損害賠償金を頂きます」と、穏やかでない文言。サウナ室の扉を開けると、おそらくは風除室であろう空間にもベンチを設け、中途半端なぬるさを経て、その奥にはカラカラに乾いた100℃超の部屋。小さなテレビを見ながら汗を流す。(写真はAKスパ公式サイトより転載)

D8FC81BA-88E4-4DCF-A807-158A44DCD03D2階の食堂は24時間開放しており、酒類以外の持ち込みOKとは珍しい。休憩室には簡易マットが並んでおり、1人用の箱型タイプ。館内に明るい雰囲気はなく、どこもひっそりと静まり返っていた。世間がいくらサウナブームとはいえ、老舗サウナ店の風格を残している。多くのサウナ店では入れ墨・タトゥーの客を入館禁止にしているが、ここは館内着で隠せるならOKとしており、さらにインターネットの情報によれば、「本職」の利用もあるという。この日はがっつりタトゥーの若者の姿も。歌舞伎町の混沌とした一面を見た思いだ。系列にカプセルホテル新宿510、女性専用のレディース510もある。

AKスパ ※男性専用
住所/東京都新宿区歌舞伎町2-30-1 AK会館 [地図]
電話/03-3208-6667
交通/JR新宿駅東口より徒歩7分
     東京メトロ副都心線東新宿より徒歩7分
     西武新宿駅北口より徒歩4分
料金/ロングコース2,400円(15:00〜翌12:00)
     早朝コース1,800円(5:00〜21:00)
     3時間コース1,300円
     1時間コース900円
時間/24時間(月曜日の12:30〜14:30は浴室清掃)