ヤクルト×横浜(神宮球場)ナイトゲームといえども台風一過の蒸し暑さ。世間ではまだ夏休みの方も多いのか、神宮球場のレフトスタンドは試合前から青く染まっていた。ヤクルトが小川泰弘、横浜が久保康友という両先発の投げ合いは、ロースコアで収まるだろうと容易に想像がつく。実際に序盤は小川を打ちあぐね、バットは空を切るばかり。久保は自ら招いたピンチでランナーを背負いながらも、既の所で0点に抑えるのだから運か実力か。

ヤクルト×横浜(神宮球場)鵜久森の一発、戸柱のタイムリーで互いに1点ずつを取り合って5回が終了すると、夏の神宮ナイター恒例、300発の打ち上げ花火。その後に花火を打ち上げたのは、なんとピッチャーの小川。「しっかり振り抜くことができました。完璧でした」と小川は振り返る。相手投手への失投など言語道断。自らの打席では、やる気なくバットを持っているだけなのに。

ヤクルト×横浜(神宮球場)一発浴びた直後にデッドボールを与えるのは、久保流の報復なのだろうか。よく見るシーンだが、相次いで主力野手を欠くヤクルトからは苦情が出そうだ。悔しかったらお前も打って仕返ししろよ。その後に宮の送球エラーでの失点もあって、レフトスタンドの空気も悪くなるばかり。しかし、ここからとんでもないドラマが始まるとは誰が予想していただろうか。

マイク・ブロードウェイ(#97)第二幕はブロードウェイの独り舞台。先月加入したガイジンは今日が1軍デビュー。「はじめまして」の初球をスタンドまで持って行かれ、まずはファンを唖然とさせれば、こんどは送りバントの処理を大暴投。エリアンの野選を挟み、小川には簡単にスクイズを決められ、とどめは上田に2ランホームラン。20球を投げて5失点とは酷すぎて怒り心頭。本人の反省の弁を聞いてみたい。(マイク・ブロードウェイの写真は横浜DeNAベイスターズ公式サイトより転載)

ヤクルト×横浜(神宮球場)8点を追いかける展開となれば、もう席を立つ客が続出。直後の攻撃なんて、たった4球で終わってしまうのだから。小川に対して最後まで攻略の糸口すらつかめず、何とかしようという気概すら見られない。わずか3安打に抑え込まれ、まさに投打とも小川の日だったと認めよう。それはともかく、夢のCSに向け、下位球団をしっかり叩いておかねばならぬというのに、とんだぶち壊し野郎が現れたものだ。