七光台温泉(千葉県野田市七光台)キッコーマン醤油でおなじみの千葉県野田市は、人口15.5万人に対して、温浴施設は3軒。野天風呂湯の郷グランローザ潮の湯(5/31閉店予定)、そして今回ご紹介する七光台温泉。それぞれ魅力的な店舗だが、七光台温泉の利点はイオンタウン内にあること。マックスバリュ、ロイヤルホームセンター、そして各種専門店が地元の暮らしを支えている。買い物ついでの立ち寄りにはとても便利だ。

七光台温泉(千葉県野田市七光台)朝10時の開店と同時に、年配客が列をなして続々と入館。イオン火曜市にあやかって入館ポイント2倍。これも集客の引き金か。券売機でチケットを購入。浴室は2階だ。室内に入るとまず高温ドライサウナ、売りの1つでもある薬草スチームサウナ。7種類の漢方薬草を配合し、頻繁に噴き出す蒸気とともに、室内に香りが充満する。水風呂、腰掛け湯ときて、温泉使用のぬる湯、ジャグジー各種とひと通りのラインナップ。

七光台温泉(千葉県野田市七光台)露天風呂ではすべての湯船が温泉使用。上下2段の岩風呂は、上段が源泉かけ流しのあつ湯、下段が循環式のぬる湯。ほかに壺湯、うたた寝湯がある。源泉は地下1,243mから毎分581リットル湧出し、泉温は44.3℃、無色透明の強塩泉だが、際立った特徴はなし。しかし、ぬる湯とあつ湯を交互に繰り返して浸かるとよく温まる。

常連客たちは岩風呂に集まり、四方山話に花を咲かせているが、聞こえてくるイントネーションは茨城訛り。「雨降りでやることないから早めに来た」など、会話からものんびりした空気に包まれている。建物の2階にあることを感じさせない、すっきりとよく手入れされた植栽と眺め、心地よい風を感じながらの入浴だ。

湯あがりは1階の食事処で舌鼓を打つもよし(月替わりの七湯セットなら、入館+食事で1,300円とリーズナブル)、畳敷きの寝転び処で横になって休むもよし。数時間ないし半日をゆったり過ごして、入館料は平日620円。なるほど地域の客に支持されるわけだ。

ちなみに七光台とは、この地域を開発した七福開拓組合と光風台開拓組合に由来する。それも遠い昔のことではなく、第二次大戦後というから「開拓」の2文字にちょっと驚いた。

七光台温泉
源泉/源泉野田七光台温泉(ナトリウム−塩化物強塩温泉)
住所/千葉県野田市七光台4-2 [地図]
電話/04-7127-4126
交通/東武野田線川間駅より徒歩20分
     国道16号線(春日部野田BP)「中里」交差点より流山街道経由で約2km
     無料駐車場1500台(ショッピングセンター共同)
料金/(平日)大人620円、子供300円、幼児無料
     (休日)大人720円、子供350円、幼児無料
     ※子供は1歳〜小学生、幼児は0歳以下
時間/10:00〜25:00(休日は9:00〜25:00)、年中無休