ヒルトン小田原リゾート&スパ(小田原市根府川)高級リゾートホテルなど日頃は縁遠いが、ただいま発売中の横浜ウォーカー3月号(スパ&スーパー銭湯特集)のクーポン持参で半額とあっては、この機会を逃すわけにはいかない。緊張しながらも旧国道134号線(県道740号線)より、根府川の小高い山の中腹へと車を走らせていく。辺鄙な地におよそ似つかわしくないホテルこそ、ヒルトン小田原リゾート&スパだ。

ヒルトン小田原リゾート&スパ(小田原市根府川)もとは雇用・能力開発機構が建設した「スパウザ小田原」という勤労者福祉施設で、のちに小田原市が8億5000万円の格安にて取得し、ヒルトンはこれを賃借している。さらに調べてみると、1980年代の日米貿易摩擦に遡る。オレンジ輸入自由化の煽りをくらって、みかん林の減反がなされ、その跡地利用として建設されたのがスパウザ小田原というわけだ。やがて時を経て、ヒルトンとして再オープンしたのは2004年のこと。

ヒルトン小田原リゾート&スパ(小田原市根府川)リゾートホテルとあって、全172室の客室のほかにバンケットホールや宴会場など、また 約73,000坪(横浜スタジアム9個分)を誇る広大な敷地にはパターゴルフ場や屋内外のテニスコートなどを備えている。ホテルの建物は、本館棟・バーデ棟・スポーツ棟に分かれており、このうち温泉大浴場があるのはバーデ棟。日帰り入浴を利用するなら本館フロントにて代金を支払い、ロッカーキーを受け取ってから移動する。

ヒルトン小田原リゾート&スパ(小田原市根府川)
(写真はヒルトン小田原リゾート&スパ公式サイトより転載)

バーデ棟は円型建物なので、浴室内の湯船は円弧を描いた窓ガラスに面している。標高183mといってもピンとこないが、眼前に相模湾を見渡すロケーションだ。温泉は無色透明、ぬるめながらも塩分を多く含むからよく温まる。小さな露天風呂では風が心地よい。サウナは3帖にも満たない窮屈な空間を活かしてか、壁づたいに熱気が発生するボナサーム式。水風呂もある。

ホテルの宿泊客あるいはフィットネスの利用客がメインなのだろう。通常料金は高くて気軽に利用できるものではないが、今回のようにクーポンがあれば、話のネタとして一度訪れてみたら良いだろう。

ヒルトン小田原リゾート&スパ
源泉/根府川温泉(ナトリウム - 塩化物強塩泉)
住所/小田原市根府川583-1 [地図]
電話/0465-29-1000
交通/JR根府川駅より無料送迎バス約5分
   ※無料駐車場326台分あり
料金/大人1,700円、小人1,000円(小学生以下)、3歳以下無料
時間/日帰り入浴は9:00〜21:00