杉戸天然温泉 雅楽の湯(埼玉県杉戸町杉戸)最寄駅は東武動物公園。動物園や遊園地には目もくれず、反対側の東口から送迎バスに乗る。杉戸町は日光街道の宿場町として栄えたというが、雅楽の湯の周辺には田んぼが多く、ところどころに戸建ての開発分譲がなされている。幹線道路沿いでもなく、駅から歩くにも遠い。温浴施設の立地としては不利に思うが、大手クチコミサイト@nifty温泉の「人気温泉ランキング」では、2年連続で全国総合1位(2013-2014)を獲得したと知って驚いた。

杉戸天然温泉 雅楽の湯(埼玉県杉戸町杉戸)雅楽の湯と書いて「うたのゆ」と読む。古くからこの辺りは雅楽(うた)と呼ばれていたらしい。そして、姉妹店はさいたま市西区のさいたま清河寺温泉。和風カジュアルな雰囲気と源泉人気は共通する。

フロントでは下足箱の鍵と引き換えに、リストバンドと小さな札を貰う。館内での飲食などは、入館料と合わせて退館時に精算する。小さな札は脱衣所手前のリネンカウンターに提出。タオルセットと館内着を受け取る(入館料に含まれている)。

杉戸天然温泉 雅楽の湯(埼玉県杉戸町杉戸)広い館内は、中庭を囲んで四方を廊下で繋ぐ。中庭はいかにも手入れされた感じでもなく、夜のライトアップもわざとらしい演出ではない。中庭を愛でるというより、なんとなく中庭を向いて読書をする人も。なぜかそれも様になるし、カップルやご夫婦でのんびり足湯につかりながら過ごすもよし。仮眠室(うたたね処)もあるから、日がな一日満喫するつもりで訪ねたい。

116なんといっても温泉が素晴らしい。地下1,500mから泉温46℃で湧出し、生源泉内湯では名前のごとく、源泉そのままの泉質を堪能できる。お湯は茶色く濁っており、鉄分を多く含むことから緑がかっている。鉄さび臭がほのかに漂い、じんわり熱め。小屋組を現し、開口部を最小限にしているから、湯気が立ち込める幻想的な空間。まるで湯治場のようだ。(写真は公式サイトより転載)

134源泉かけ流しは露天の岩風呂でも楽しめる。上段は源泉そのままの温度なので熱め。そこから溢れて下段の岩風呂へと流れ落ちる。その一角を浅めにしており、寝湯でのんびり浸かるもよし。独り占めしたいなら壷湯へ。浴室、露天とも贅沢にかけ流しできるのは、毎分350リットルの豊富な湯量があってこそ。広々としており、開放感も魅力だ。(写真は公式サイトより転載)

そのほか、浴室内には独立した部屋をなしたシルク風呂、ジャグジー、高温サウナ、水風呂がある。露天には人工炭酸泉、木立ちを間近に見上げながらの寝湯がある。別料金の岩盤浴は岩塩を敷きつめた高温室と、各種鉱石のタイル敷きの中温室(女性スペースあり)、そして利用者専用のラウンジも。

IMG_2519食事はビュッフェスタイルのレストランがおすすめ。和洋中、メインからデザートまでとにかく品数が多く、幅広い世代に対応。座席数は多いものの、平日でもなかなかの混雑ぶり。大人1,580円(90分)とやや値は張るが満足度は高い。泉質の良さはもちろんだが、贅沢な時間を過ごすという目的においても、はるばる訪れる価値はある。ふだんはクチコミなど参考にしないが、総合1位の評価は納得できる。

杉戸天然温泉 雅楽の湯(埼玉県杉戸町杉戸)

杉戸天然温泉 雅楽の湯
源泉/杉戸みやび温泉(ナトリウムー塩化物温泉)
住所/埼玉県北葛飾郡杉戸町杉戸2517 [地図]
電話/0480-53-4126
交通/東武伊勢崎線「東武動物公園」駅東口より徒歩約25分
    ※無料送迎バス1時間に約2本あり
    ※無料駐車場約170台分あり
料金/(平日)大人1,050円、こども650円   
    (休日)大人1,150円、こども750円
    ※レンタルタオルセット・館内着付き(こどもは館内着なし)
    (夜割料金:19時以降・大人)平日850円、休日950円
    ※レンタルタオルセット付き
    ※岩盤浴は別途料金。平日500円、休日600円
時間/10:00〜24:00、年中無休