休息甲州市の勝沼町内を車で走っていたら、「休息」という名のバス停を発見。葡萄工房ワイングラス館なる観光客相手の店舗前だから、なかなかシャレが聞いているなと思ったら、なんと地名のようだ。日蓮上人が当地で休息したのだとか。山梨県内の温泉めぐりをこれから始めようという矢先だったが、さっそく休息タイム。興味なく通過した勝沼健康福祉センターを訪ねた。ちなみにここの住所も勝沼町休息だ。

勝沼健康福祉センター(山梨県甲州市勝沼町)建物は2階建と規模が大きく、受付を兼ねて甲州市社会福祉協議会が事務所を構えている。館内は公民館のようだが、入浴しない人も入館料が必要とのこと(市内300円)。無駄に広いロビーの先には、浴室が男女2室ずつ並ぶ。浴室タイルの修繕工事のお知らせとして、「成人浴場(サウナ付き)のみご利用できません」との貼り紙があったが、聞けば大浴場風呂は利用できるという。老人浴場が正しい名前のようだが。(11月中旬は大浴場風呂にてタイル修繕工事あり)

勝沼健康福祉センター(山梨県甲州市勝沼町)大浴場風呂と言うけれど、湯船はせいぜい5〜6人の大きさだろう。瓢箪の下を切ったような形をして、バイブラとジャグジー2つを備えている。本来は歩行浴もあるが「施設不良のため使用できません」とのことで、湯船の縁に立てば壁越しに覗けるのを、そもそもどうにかした方が良さそう。温泉は地下560mから湧出し、「灰褐色混濁」と説明にあったが、薄いウーロン茶のような色味。肌ざわりがよい。

湯につかりながら庭の植栽を眺めるだけで、ご当地らしさといえば葡萄のレリーフ。温泉成分によってタイルは薄茶色に変色しているが、それも味があっていい。それならばどこのタイルを修繕するのかと探してみたら、湯船の底の一部が剥がれていた。工事完了の暁には4室すべてに湯を張るのだろうが、そこまで客はやって来るのかと。社協は民間団体のはずだが、塩山では「甲州市老人福祉センター塩寿荘」も運営しており、財源はさぞかし豊富なのだろう。ちなみに2階は大広間の休憩室(持ち込み自由)とトレーニング室がある。

甲州市社会福祉協議会-施設紹介

勝沼健康福祉センター
源泉/勝沼温泉(単純温泉)
住所/山梨県甲州市勝沼町休息1867-2 [地図]
電話/0553-44-1329
交通/JR中央本線勝沼ぶどう郷駅よりバス13分「健康福祉センター」下車
   国道411号線「健康福祉センター入口」交差点より約200m
   ※無料駐車場約40台分あり
料金/市外510円、未就学児無料
   ※市内300円(甲州市・山梨市)
時間/9:00〜17:00(火・金は21:00まで)
   毎週月曜日・祝日・年末年始休館