栗の湯(東京都世田谷区新町)銭湯で不定休とはさほど珍しくもないし、早仕舞いも地方都市では稀にある。しかし、世田谷区の栗の湯は週3日ほどの定休日にあまり規則性がなく、しかも営業終了が20時までと早いのにかかわらず、その40分前にはシャッターを下ろしてしまうという潔さ。よほど客が少なく、営業熱心でないのかと思えばそうでもなさそう。

栗の湯(東京都世田谷区新町)サザエさんの街として知られる桜新町の、首都高3号線・国道246号線を渡って南側。昔ながらの佇まいで、大きな煙突がそびえる。当月の休業日は玄関先に貼り出されたカレンダーで確認されたし。

フロントで料金を支払い、脱衣所へ。ロッカーの鍵が紛失した箇所も多いが、持ち帰り防止の貼り紙には「補充はしません」「結局使用できるロッカーが少なくなります」。どの銭湯でも抱えている問題だと思うが、開き直る姿勢は見事だ。

栗の湯(東京都世田谷区新町)浴室は壁側と島列の洗い場があって、奥には湯船が3つ並ぶ。円型の「回転風呂」は現在停止中。その隣はガリウム石温浴泉で、お湯が流れ出るところには青いランプ、2つあるジャグジーに赤いランプを設置。そして温泉の湯船。お湯は薄褐色で、メタケイ酸によって温泉法に該当。

浴場組合のホームページや「湯めぐりマップ」では16時の開店だが、実際にはもっと早くから客が駆けつけるのか、看板には15:40とあり、閉店は22時のはずが20時。しかし19:20にはシャッターを下ろし、客の受け入れは終了。近所の常連ならまだしも、銭湯お遍路の一見客にはなかなかハードルの高い銭湯だ。

栗の湯
源泉/栗の湯(温泉法の温泉)
住所/東京都世田谷区新町1-36-6 [地図]
電話/03-3702-3305
交通/東急田園都市線桜新町駅より徒歩8分
料金/大人460円、中人180円、小人80円
     サウナは別途150円
時間/15:40〜20:00、不定休