IMG_1411毎年4月を終えた時点で「定位置」にどっぷり腰を据えていたチームが、今日現在で首位に立ち、巨人を迎えて首位攻防戦を繰り広げるなど誰が予想したであろうか。もし今日負けたとしても、まだ首位が引っくり返らないという余裕。いまいちピリッとしない井納が初回から失点を重ね、挙句の果てには、盗塁を刺すべく放った高城のボールが井納の背中を直撃。これをもって降板するとは、まるでベイスボール。

IMG_1419試合中盤までに4点のビハインド。いままでなら観客にも諦めムードが漂っていただろう。しかし、今日の観客はひたすら機を待ち続けた。そして、反撃の狼煙は井手のバットから。ライトの前にぽとりと落ちるタイムリーでまず1点を返し、さらには筒香とバルディリスのタイムリーによって1点差まで追い上げ、巨人の先発ポレダをマウンドから引きずり下ろす。

ひとたびヒットが出れば、スタンドは大盛り上がり。梶谷、筒香の連続ヒットならなおさらだ。バルディリスも死球で塁が埋まると、ここで打席には井手。鋭い打球は逆転タイムリーとなり、まさにラッキーセブン。

IMG_1423最後は守護神の山崎康晃が三者三振で締め、9戦連続セーブの新人記録を達成。2位の巨人を返り討ちにし、チームは6連勝と快進撃が止まらない。長いシーズンを戦い抜くうえで、またいずれ大型連敗を喫したり、故障者も出てくることだろう。しかし、今日の井手しかり、若手の関根しかり、場面局面によってヒーローが誕生する。チームに勢いがあり、観ていて頼もしい。