IMG_1323開幕から対戦カードが一巡し、貯金3は上出来すぎるが、筒香の大きな快音はしばらく途絶え、梶谷にいたってはいまだ0本と心配の種も。横浜スタジアムで元気を取り戻してくれたら良いが、今夜の対戦相手の巨人で言えば、村田もそう。打順8番がお気に入りのようだが、原監督は「そろそろ出るよ」と意味深な言葉を残して、インフルエンザ療養。さらに、1番レフトで先発出場の金城も気になるが、試合はモスコーソと杉内の投手戦となった。

IMG_1324なにしろ5回終了時点で、両チームともヒットの数は2本ずつ。しかし両者ともに球数は多く、杉内なんて「6回の壁」などと言われているくらいだから、継投を見据えての勝負になるのかな、と思った矢先の出来事。巨人は7回の攻撃で案の定、杉内に代えて打席にはセペダ。キューバの至宝はノーヒットを継続中だが、選球眼は良いようだ。ランナーが2人となり、いよいよ巧打者の金城。すでにモスコーソは120球を超え、いつまで投げさせるんだよ、と。

IMG_1333金城の打球はライトポール際の古巣ファンめがけて飛び込み、この移籍後初アーチが決勝打。横浜は6回と7回にそれぞれノーアウトからのチャンスを作ったが、ここで決めきれなかったのが痛い。そもそも散発5安打では寂しすぎる。

試合後のお立ち台はもちろん金城。巨人のユニフォーム姿は違和感しかないが、古巣ファンの声援について聞かれても、「杉内が…」すぐに切り替えたあたり、敵チームの一員なのだな、とあらためて実感した。