横浜×阪神(横浜スタジアム)いよいよ公式戦開幕を見据えての最終段階。阪神を迎えての一戦は、侍ジャパンでも好投を見せた井納翔一(#15)が先発。対するはエースの能見。互角の投手戦を繰り広げてくれるとは、頼もしい限りだ。

先制したのは横浜。ゴメスこと後藤武敏が3回に放ったライト線タイムリー。その後は両軍無得点が続くが、若手戦力の差が勝負を決定づけた。

横浜×阪神(横浜スタジアム)能見降板後の7回、この春に専用応援歌が出来るに至った桑原将志、そしてこの試合で猛打賞を成し遂げた関根大気。この二者連続アーチが試合を盛り上げ、さらに次の回には松本啓二朗も。

押し気味の展開に負ける気などせず、失点は岡島が代わりばなに許した一発のみ。チームのこの勢いを持ってすれば、よいイメージで公式戦を迎えられるはずだ。

横浜×阪神(横浜スタジアム)若手を試すのもオープン戦ならではだが、ルーキーの山下幸輝と倉本寿彦の二遊間には将来性を感じるし、外野では桑原や関根らがポジション争いにしのぎを削っている。石川や内村、多村や下園といったベテラン連中は、いったいどこで何をしているのやら…。