のめこい湯(山梨県丹波山村)奥多摩のさらに奥、都県境を越えて山梨県は丹波山村へ。2000年にオープンした「のめこい湯」は道の駅たばやまに隣接する、村営の日帰り温泉施設だ。隣接といっても、丹波川に架かる吊り橋を渡って行く。山々に囲まれ、このあたりのセールスポイントといえばトレッキングや川遊びなど、まさに自然とのふれあい。変り種では、ふるさと創生事業1億円事業で完成したローラーすべり台だろう。日本一の長さ(247m)を誇ったのもわずか3日だという⇒参照

のめこい湯(山梨県丹波山村)さて、フロントで入館料を支払い、浴室へ。ローマ浴場と和風浴場は男女日替わりだが、この日は男湯が和風浴場。大小2つに分かれた湯船は、縁に檜をあしらい、方や39℃、もう一方を41℃と温度に差を付けている。しっとりとした肌ざわりと、かすかに漂う硫黄の香り。のめこいとは、丹波山村の方言で「つるつる」「すべすべ」を意味する「のめっこい」から。滑っこいの転訛だろうか。露天風呂は岩風呂で打たせ湯つき。内風呂同様に広々としており、板塀で囲まれているものの、山の緑が間近に迫っている。

サウナもあって96℃と納得の温度だが、水風呂の小ささには戸惑ってしまう。半畳にも満たず、かけ水を溜めているのかと。奥には保温室なる謎の部屋もあって、室温は40℃前後の設定。横になって寝てくださいとばかりに木の枕が置いてあり、身体を休めるにはちょうどよい快適さ加減。

畳敷きの休憩室は1階と2階にあって、田舎の温泉施設によくあるのんびりとした空間。さらに2階には食事処もあるが、なにしろ閉館が19時なので、ここで早めの夕食を済ますか青梅方面に戻るかは迷うところ。道の駅にいたっては直売所・軽食堂の営業は17時まで。田舎の夜は早く、どうりで閑散としていたわけだ。

のめこい湯(山梨県丹波山村)
のめこい湯(山梨県丹波山村)

のめこい湯
源泉/丹波山温泉(単純硫黄泉)
住所/山梨県丹波山村2901 [地図]
電話/0428-88-0026
交通/国道411号線(青梅街道)「道の駅たばやま」至近
     JR青梅線奥多摩駅より約23km
     ※駐車場は道の駅たばやまを利用
料金/大人600円、子供300円
     ※3時間以内
時間/10:00〜19:00、毎週木曜日定休(祝日の場合は翌日)