河辺温泉梅の湯(東京都青梅市河辺町)圏央道が海老名ICまで開通し、中央道や関越道へのアクセスがぐっと便利になったが、今回はその途中のもやもや地帯へ。青梅ICより向かったのは河辺温泉梅の湯。ここはJR青梅線河辺駅前、ペデストリアンデッキより直結しているので、電車で訪ねるにも便利(立川より25分)。商業ビルの5階にあって、東急ストアとは空中通路で隣接している。

河辺温泉梅の湯(東京都青梅市河辺町)フロントで入館料を支払う。5階には食事処やマッサージがあり、浴室は階段を上がって6階にある。脱衣所は100円リターン式のロッカー。

浴室内にはジャグジーのほか、温泉を使用した主浴槽がある。循環式だが肌ざわりはローションのようなしっとり、すべすべ感。分析表によればpH9.4の高アルカリ泉。湯船はL字型で段差を設けているから、肩までつかるか、あるいは半身浴で長湯するか、好みで楽しめる。

露天風呂にも温泉を使用した湯船(ひのき湯)があり、こちらはオーバーフロー掛け流し。内湯ほどの個性は感じられず、しかも3人で窮屈なほどの狭さ。露天にはうっすらと湯を張った寝湯もあるが、こちらも人気で空きなし状態。平日でこれだから、土日はどうなってしまうのか。もうひとつ、3段式でお湯が流れ落ちる湯船(井桁湯)だけはわりと空いていた。

衝立などで目隠しとしているので、ひとつひとつの湯船からは人目が気にならずゆったりできる反面、開放感は乏しい。しかし、ここはビルの6階とあって、さながら空中庭園なのだ。

サウナは浴室内に2つ。低温のアロマスチームサウナは日によって異なるようだが、この日はラベンダー。そしてドライサウナは86℃と納得の熱さだ。水風呂もしっかり冷えていた。

河辺温泉梅の湯(東京都青梅市河辺町)

河辺温泉梅の湯
源泉/河辺温泉(単純温泉)
住所/東京都青梅市河辺町10-8-1 [地図]
電話/0428-20-1026
交通/JR青梅線河辺駅より徒歩1分
     青梅街道(都道5号線)「河辺駅北入口」交差点より約400m
     ※河辺TOKYU駐車場5〜8階利用可(4時間まで無料)
料金/大人860円、子供430円
     (ナイト料金21:00以降)大人560円、子供215円
     ※子供は3歳〜小学生
時間/10:00〜23:30
     毎月第3木曜日定休(12月・1月・2月・8月は無休)